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39. どんなカウンセラーに相談したい?

わたしの仕事はキャリアカウンセラー。

現在は、ミートキャリアで求人紹介を前提としない、キャリア全般のお悩みやモヤモヤを整理、解決するまでをサポートするキャリアカウンセリングを担当している。

これまでは人材業界に13年ほど身を置き、派遣会社で求職者と仕事をマッチングするコーディネーター業務、時短、リモート求人やワーママ向けの仕事紹介をする転職エージェント機能を持つ会社で営業とキャリアアドバイザー両面を経験した。

ミートキャリアでの有料のキャリアカウンセリングと人材業界でやってきた無料のキャリア面談は全く別物ではあるものの、ひとのキャリア相談を受けることを仕事にしている身として大切にしていること、自分の中で軸となっていることが1つ。

自分が自分に相談したいと思えるか?

ということだ。

もし、自分みたいなカウンセラーには相談したくない、お金払いたくないなーって思ったら最後、速やかにカウンセラーを辞めるべき、と思っている。

じゃあ、わたしが自分で相談したいなって思えるカウンセラーってどんなひと?って考えてみると、いくつか出てきたので書いておこうと思う。

これからキャリアカウンセリング受けたいなってひとの参考になったら嬉しいし、カウンセラーから見たカウンセラーってどうなんだろうね?っていうのが気になるひとがいたらどうぞお読みください。

経験年数とか人数とか資格に胡座かいてないひと

10年以上、2000人以上のカウンセリング実績があります、資格をたくさん持っています、とかは、わたしの場合はあまりあてにしていないところがある。(わたし自身も自分の経験を数値で見せるときは使うんだけど、わかりやすくはあるので)

たしかに数=経験なので、たくさん経験しているほうが良いに越したことはないだろうし、資格をたくさん持っているのもその人の努力の成果だから単純にすごいとは思う。(特にわたしは勉強嫌いなので資格持っているひとはみな尊敬している)

だけど、資格を持っている、何年以上とか何千人以上のカウンセリングを経験したからと言って、その人が必ずしも素晴らしいカウンセラーである、とは言えないんじゃないか?と。素晴らしいっていう基準も人によって違うし、わからんけどさ。(たくさんのひととお付き合いしたからって偉いわけでもすごいわけでもないのと似てる?ずっとダメンズと付き合うっていう場合もあるしね。数じゃない)

相談者側の立場で考えると、経験長い人に相談したくはなるのは当然だけど、資格を持っていてカウンセリング経験が豊富であると謳えば謳うほど、相談者の期待値は上がるに違いない。

だからこそ、資格や経験に胡座かいてちゃいかんなーと。これは自分への戒めとしても常に思うこと。常に、相談者の期待値超えてくくらいじゃないとな、って。

自分の経験に胡座かかずに、常に自分をアップデートしてるカウンセラーに話を聞いてほしいって思うし、自分もそうあらねば、だ。

自信ないっていうのは無し!

自信なさそうなカウンセラーに相談したいかと言ったら、相談したくない。

だけど、まだあまり実績を積んでいないカウンセラーさんは自分に自信を失くすのもよくわかるし、わたしも長年キャリア相談を受けている経験はあれど全くもって自信満々なわけじゃない。ただ、自信の無さを探しにいかないことは普段から気をつけている。

ひとは足りない経験を探そうと思えばいくらでもある。わたしで言えば、シニア層のカウンセリングしたことないし、今だって自分には子どもがいないのでワーママ当事者ではないから、ワーママさんの相談を受けるとき、自分の経験が足りないんだよな〜、ワーママさんの気持ちわからないんだよな〜と思おうと思えば思える。自信ないって言おうと思えば、いとも簡単に言える。

だけど、だよ。

仕事としてカウンセラーをやる以上、自信がない、という言葉には逃げてほしくないなって。

今までに受けたことのないような相談内容だったとしても、よっぽど専門的な知識が無いと出来ないもの以外で自分が受けると決めたのであればやる!やり切る!そこに、自信があろうがなかろうが、相談者の方には関係のないこと。カウンセラーとしては、カウンセリングやるんだったら、ただただベストを尽くすのみ、と思う。

それがプロ、であってほしい。(自分はそうありたい)

第一印象で纏う空気感、大事!

カウンセラーの第一印象はすごく大事だと思う。

わたしがカウンセリングを受けるとしたら、ポジティブで親しみやすさがあって、等身大な感じのひとだと話したいな、と思える。

ミートキャリアに所属してくださっているサポーターには全員、この3つが備わっていると思う。実際に、サポーターそれぞれのストレングスファインダーの結果(TOP10の資質)を見てみても、やたらとみんなポジティブで、我々はカウンセラー界の『とにかく明るい安村』なのでは?と話題になったくらいだ。

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もちろん、ただのとにかく明るい安村(安村さんごめん)なだけではない。そのポジティブさに、自分のこれまで歩んできた道を成功も失敗も含めて昇華しているようなしなやかさを持っていると思う。年上だったら気さくな先輩、姐さん的存在、年下だったら年下と感じさせないくらい、年齢関係なく何か喋れちゃう、頼りになるような後輩、みたいな感じ。

こういうのって第一印象でもわかる気がするので、そういう空気を纏ってる人に相談したいし(自分が悩むとガチでミートキャリア内のサポーターに相談したくなる笑)自分もそういう風になれるよう日々鍛錬!

すてきっぽい感あったら最高!

さらに言うと、せっかく相談するんだったら、すてきな人に相談したい。

すてきというのも主観だから人によって違うだろうけど、服装とか髪型とか清潔感はもちろん、女性だったらメイクとかアクセサリーとか、自分の好みの服装だったり、雰囲気を纏っているカウンセラーが出てきたら尚嬉しい。

万人受けするのは難しい、アナウンサーみたいにならなくちゃいけないし笑、でもそのカウンセラーさんが一番すてきに見えるような感じがあったらいいな、って。化粧っけがないよりは、あったほうがいいし、服もパリっとしてるほうがいい。仕事だからこその身嗜みという意味でも。

ちなみに、わたしがカウンセリングをするときは顔は変えられないから仕方ないけど笑
上手ではないが化粧はちゃんとする(オンラインでも顔色悪くならないように、眉毛、アイライン、チークは濃い目にする)
アクセサリーは必ずピアスをする、それも大きめのかわいいやつ。(自分の趣味の範囲でかわいいやつ、という意味)
あとは身振り手振りで手元も見えるだろうからネイルはちゃんとする。(たまに色が派手すぎるので、手をグーにして見えないようにしてるときもある笑 お気を害している方がいたらすみません)あとは笑顔!直前まで夫と血を見るような喧嘩をしていたとしても、だ。仕事に私情は持ち込まない!

要は、接客業でもあるから、自分をすてきに魅せるようにしてるひとがいいなって。

背中をドーーーン&新しい視点をくれよな!

そして、これは完全にわたしが相談する場合なんだけど、もし自分がモヤモヤして悩んでいるときって、だいたいすでに紙には書き出し終わっていて、それでもどん詰まりしているからこそカウンセリングを受ける。

だから、ただ優しく聞いてくれるよりも、わたしにどんどん何か問うて欲しい!わたしの中から、私自身が気づいていない何かを引きずり出してほしい!

え?そんなこと聞かれたことなかったよ!
わたしの知らなかった自分発見!とか、そんな考え方もあるのか、なるほど、ふむふむ、とかしたい。

そして最後に、大丈夫だよ!いってらっしゃい!と背中をドーーーーンと押してほしい!

カウンセラーの立場として考えてみると、そんな雷に打たれる系のカウンセリングは難しいでっせ。カウンセリングは魔法じゃないからね、とは思う。

でも、新しい視点を相談者の方に見せられるようになるにはとにかく問いの手数を増やすこと。
色んな視点でそのひとのコアな部分を引き出せるような問いを立てられること。

これは難しくもあるけど、カウンセラーにとってはチャレンジングなこと。わたし自身も『鋭い問いを立てること』がカウンセリングをやってて最も面白いことかもしれない。だからこそ日夜研究している。

そして背中を押すこと。これは相手を信頼していないと出来ない。短いカウンセリングの時間の中で相手と信頼関係を作ること。あなたは大丈夫だよ!という種=そのひとの強みをいっぱい見つけること。それが上手になりたいし、上手なカウンセラーに相談したいって思うよね。

ということで(どういうこと?笑)、このnoteわたしのこと書いてる?って思ったカウンセラーの方は、ミートキャリアで求人紹介前提じゃないカウンセリングしませんか?

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