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40. 何とかなるから大丈夫

「何とかなるから大丈夫だよ」
と声をかけられて、何とかなるわけないじゃん!無責任に!と感じたことはないだろうか。

超私の個人的な話に過ぎないのだけど。

大学生の頃、留学しようかどうか迷っていた。
学費+留学費用を親に出してもらう罪悪感とそれに見合う結果が出せるかわからなかったから。

20代。20代全般をかなりのジョブホッパーとして過ごした私は、仕事を変わるたびに「何か違う。まだ他にあるはず」と感じて新しい仕事を探した。
どんどん転職回数を重ねることに対して、忍耐力がない自分とは?と悩んだ。

30代。仕事が面白くなってきたタイミングで結婚と子どもが欲しい時期、家を買いたい時期が重なった時。
何かを諦めなくてはいけない?全部欲しいのだけど!と欲深いかもしれない自分を責めた。

その時々で家族やパートナー、友達に胸のうちを話すと、だいたいの人が「何とかなるから大丈夫だよ」と言った。

当時は、何とかなりそうにもないから悩んでいるんだよー!と思ったし、自分の思うような答え=こっちを選んだら安全だよ、という明確な道標が返ってこないことに勝手に拗ねたりした。今考えると我ながら恥ずかしい。

でも改めて振り返ってみると、みんなが言ってくれた「何とかなるから大丈夫」は本当だった。すべて何とかなった。

何とかなったというのは、全てが自分の思い通りに進んだということではない。

全然思い通りじゃない、周りから見れば失敗に終わるようなことだってたくさんあった。

だけど、確かに全部大丈夫だった。
その時は失敗だと感じたことも、今考えてみても自分がしてきた選択に一切後悔はない。
むしろ、失敗したからこそ、今の私がいるとさえ思う。

負け惜しみ?に聞こえるかもしれないけれど、失敗こそが私の成長に必要だったんだよね、と優しい気持ちで受け止められるくらいに十分に年齢を重ねたのかもしれない、たぶん。きっと。

失敗→大丈夫への昇華

大学時代。留学したけど結局英語を仕事に活かせたのはほんの短い期間だったし、今となってはせいぜい旅行で困らないくらいの英会話しか出来ない。
留学=英語を使ってバリバリ働くような結果は残せなかった。

世間一般では、私の留学はお金の無駄、と呼ばれるかもしれないし、留学費用として高いお金を投入してくれた親には感謝しかない。

罪悪感を持った時期もあったけど、親に責められたことは一度もない。短い海外生活で得た文化の違いや経験は、確かに今の自分に根付いているし、それで十分だよねと思っている。昇華!

20代から現在まで。年齢の割に転職回数が多い。(多すぎるかも?)
けど、キャリアで散々悩んだことが、今のキャリアカウンセラーという仕事に繋がっているのだと思う。

誰かを助けたいなんて大それた思いはない。
でも、私の経験談を聞いて「この人が大丈夫なら、自分も大丈夫かも。イケるかも!」と感じてくれる人がひとりでもいればいいな、と思う。

そういう意味で言うと、これまでの転職回数こそが私の血となり肉となってる感もある(大げさ)。昇華!

30代。結婚、仕事のやりがい、家購入、子どもは、結婚>家購入>子ども>仕事のやりがいの順で進めた。

残念ながら、憧れていた海外赴任は社内公募にエントリーすることすらしなかった。(私が海外赴任するなら夫帯同、その場合、夫に仕事を辞めてもらわないといけなかった)

そして、子どもは叶わなかった。子どもを最優先すべきでしょ?という言葉をかけられたことも幾度となくあった。

でも、この優先順位を夫と話し合いながら(たまに壮絶な喧嘩あり)納得感を持って各目標に向けて進んできた5-6年に一点の曇りもなく、後悔は全くない。昇華!

まずは選ぶこと

目の前に複数の選択肢があって、その中からひとつ選ばないといけない状況がやってくると、人は誰でも悩む。

こっちを選んだら、どうなる?
あっちを選んだら、最終的にプラスなのかマイナスなのか。

この悩みは何かを選ぶまで、延々と続く。

本当は何を選んでも一緒。

それが成功でも失敗でも、どっちに転んでも「何とかなるから大丈夫」だ。
失敗だって未来の私が昇華してくれる。

一番苦しみ続けるのは、何も選ばないこと。
同じことでぐるぐる考え続けてしまうから。

わかってはいるけど、一歩踏み出せないんだよ〜という方、「何とかなるから大丈夫」が欲しい方は、ぜひカウンセリングに来てください。一緒に考えますよ!

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