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マジックワード

この言葉を聞いて皆さんは何を想像するだろうか?
私が初めてこの言葉を子供達の幼稚園で聞いた時、
「魔法か何かのお話をしているのかな?テクマクマヤコン的な」と
頭の中が「?」で一杯になったことを覚えている。

アメリカで小さいお子さんを育てたことのある方は
必ずこのマジックワードという言葉、
聞いたことがあるのではないだろうか?

公園で子供同士がおもちゃのとりあいをしてしまった時、
ふとお母さんが来て子供に言う。
「Say the magic word(マジックワード言ってごらん)」

幼稚園や学校(主に低学年)で、先生にお願いをする時、
先生が子供達に言う。
「You forgot the magic word(マジックワード忘れてない?)」と。

何となくご想像いただけただろうか?
そう、マジックワードとは、誰かにお願いをしたい時に使う言葉など
「大事な場面で必要な言葉」のこと。

一般的に言われているマジックワードは5個程あって、
◉Please
◉Sorry 
◉Excuse me
◉May I?
◉Thank you

例えば、先ほどの例で言うと
公園でおもちゃを取り合ってしまったら「May I use this one?(これ使ってもいい?)」もしくは、「Please give it to me(これちょうだい)」というのが妥当だろうか?
小学校の場面では「give me that pencil(その鉛筆取って)」とお家感覚で
言ってしまう小さい子供達に「Please give me that pencil」とPleaseをつけさせる光景がよく見られる。

大人になってからも生きていく上で大切な
お願いします や ありがとう、といった基本的な言葉たち。
それをマジックワード、というくくりで子供達に教える感覚が
とってもアメリカらしくていいな、と思った。

マジックワード、と言われて、
反射的に、Please や Thank youという言葉が出てくる子供達。
マジックワード文化、改めて振り返っても良いな、と思う。
そういえば我が家の子供達は覚えているのだろうか? 後で聞いてみよう。







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