身近な人の経験が誰かのためになる

2022年7月16日 22:04

私の人生を一足先回りをする、ひとりのママ友がいます。
彼女は離婚・乳がんを経験した上で、自分の人生を楽しみたいと
新しいことにチャレンジし続ける、ある意味、尊敬の人です。
たまたまですが彼女の人生を後追いで、私は同じ経験をしてます。

「離婚した」
「乳がんになった」
と報告すると、誰もが心配します。

実は本人はそれほどダメージを受けておらず
人に心配されるのを申し訳なく思い、つい黙ってました。

先日見たNHKプラスで
＞身近な人の経験が誰かのためになる
というキーワードを見て
「私もみんなに伝えなきゃ！」と思いたちました。

まず１つめ。

お伝えしてなかった方には申し訳ありません。

私、離婚しました。

確かもうすぐ2年になるなあ。

これを読んでくれている人の中には
結婚式に来てくれた方もいるのに
伝えてなくて、本当すみません。

「大丈夫？」
とか
「なんで？」
とか

会って話す分にはゆっくりお話ししたいのですが
なかなか、すみません、、、
正直に言うと心配されるのが面倒でした。

本人は全く隠してはおらず
身近な人にはどんどん披露するので
「勇気をもらえた」
とほほ笑んでくれる友人や
「そんな人生を目指したい」
と涙ぐむ友人がいた時には
さすがに「この話は私だけにとどめておいたらいけないのかもしれない」
と思ったものです。

離婚するときの手続きなど
発信は誰かのためになる！という言葉もいただきましたが
日々の流れに身を任せすぎて
すっかり忘れたふりをしてました。

2つめは病気のことです。

＞身近な経験者の声が乳がん検診受診率を高める
＞聞いた人は「私は大丈夫かな」と自分ごとになる
確かに、私もママ友から経験談を聞いていたから気づいたんです。

＞今は9人に1人が乳がんになる
＞初期の段階で見つかったら大丈夫であることを多くの人が知らない
ママ友が乳がんになった時、自分でも色々調べました。
初期の乳がんは生存率が高いことも知っていました。

乳がんの進行度には第1期（軽い）～4期（重い）まであって、私は第1期でした。
第1期は2cmまでのしこりをいいますが、私は1cmで早期発見です。
そんな小さいしこり、よくわかったね、と思いますよね。

生理前、生理中は胸が張るので
これが乳がんなのか、いつもの張りなのかは
わかりにくいと思います。

しこりとしこりでないものの区別は難しいし
いつものように時間経過で気にならなくなるかもしれないですしね。

私はかなり前に、ある銀行のキャンペーンか何かで
乳癌触診モデル（しこり付きの乳房モデル）を触ったことがありました。
なるほど、これは乳がんでなく、これが乳がんなんやね
と、とってもわかりやすいものでした。
あの時の感触があるからこそ、自分のしこりがわかったのかもしれません。

ちなみに私には乳がんの家族はいません。
自分はならないだろう、という思い込みは不要です。

私は毎年、健診でマンモを受けています。
半年前に行った健診では異常なし、でした。
でも「おかしいな」と感じて。

「（地域名）　乳がん　病院」で病院を検索したところ
「何か異常を感じる症状があれば保険が適用されます」
とホームページに書かれており、気軽な気持ちで受診しました。

その病院でもマンモではしこりが検出できず
エコーをとってみて初めて確認できました。

ちなみにママ友は、健診で要検査だったのですが
いつも再検査で異常なし、になるから
その時も再検査を先延ばしにしたそうで
結果、進行してしまってました。

入院前は、全身の造影CT、乳腺のMRI、骨シンチなど色々な検査をしました。
覚えているのは、造影剤を体に入れた時に
めちゃくちゃ気持ち悪かったこと、です。
一瞬で体が熱くなる経験なんてしたことないですからね。
何かに変身するような、何かに生まれ変わるような、感じでした。

さてさて、手術関連で1週間の入院が近日に控えてます。
1週間、世間と切り離される時間なんて出産以来です。
実は楽しみな時間だったりするわけで
「何の本を持参しようかとワクワクしている」と
私の心境を心配する友人に言うと
引かれました。

ということで、私が伝えたいことは
「ん？おかしいな？」と思ったら
すぐに病院に行ってね！ということでした☺

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