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教員の働き方改革、保護者の幸せのためのPTA改革④

ますます自分の頭の中で「PTA改革」の割合が高まってます。
今じゃあ、PTA改革は私のライフワーク。

タイトルにもあるように
私はPTA改革が
・教師の働き方改革
・保護者の幸せのため
になると信じており、それは私のモチベーションとなっています。
頭の中の整理、後で振り返るために、
このnoteを活用させていただいております。

私は4年目の本部役員ですが、うまく変わっていけないPTAにヤキモキしている人です。誰もが悩むPTA。まあ、そんな簡単にはいきませんよね。

まずはグチ。
最近感じる、
・会員さんの本部を見る目
・総会資料のホッチキス作業を終えた後の、あの重々しい空気感
PTAが嫌われる理由を言語化してみます。

会の進行がグダグダすぎて
会議の効率が悪いし
やり方に無駄が多い。

世の中には時間に「余裕ある人」と「忙しい人」がいるわけですから
全員が集まる場で資料を全文読み上げる
そんな時間泥棒は、もう今の時代はいかんのです。
「資料共有は会議の前に」とか、みなさん仕事で当たり前にしてますよね。

なぜに私はこんなにヒートアップするのか、も考えてみました。
それは「PTAに関わってもいい」と思う人の気持ちを無駄にしたくない、という想いからです。
・時間が合えば手伝ってもいい
・やってみたら、思っていたよりも負担感は少なかった
という保護者の声はよく聞きますよね。
中には
「できることはやりたい(子育てを楽しみたい)」
と考える人も少なくありません。
しかし、そんな人たちが、PTA運営のグダグダ感を目の当たりにして何も発言しなくなっていく、という恐ろしくも悲しい経験がたくさんあります。
多くの会員は「手伝ってもいいけど、そのやり方には付き合えない」が本音なのでしょう。

PTAで
「こういうルール」「〇〇が理想」「子どものために」
という言葉が出てきたら要注意だと思ってます。
「ルール」や「理想」は誰が決めたのでしょう。
「子どものため」と言っていることは「親のエゴ」とは違いますか。

「本部が決めたことを(会員が)そのままやる方が簡単でええことない?」えー!ホントにそんなこと思ってるのー?
私だったらそんな仕事ちっとも楽しくない。
自分たちの意見は聞いてもらえず、誰かが決めたルールや理想をこなすことに、どこに楽しみは見いだせるのでしょうか。

今まで通りの活動ではなく、PTAの存在意義や活動目的を真剣に考えないと、今の時代、選ばれない存在になってしまいますよ。

色々と書き連ねましたが、じゃあ一体どうしたいのかというと、
会員が気持ちよく前向きに参加できるPTAを目指したいです。
・強制をなくし参加したい会員が⾃由に参加できるように
・その時のメンバーが必要と思う活動ができるように
今後私の代でPTA変えれたとして、私たちが抜けた後「やっぱり元のやり方がいいね」もありだし、どんどん変えてもらって、楽しく活動して欲しい。

本部会で伝える時にはきっと
「やり方がまずいから変えましょう」
では納得ならない(傷つく)人が必ず出てきます。
「やり方まずい」ではなく、まずは「強制ではなく」とか「PTAデジタル化」とかいう言葉を前面に打ち出していこうかな、と。

あと
「これおかしいな」「なぜかな」と思ったら、声を上げていくこと。
知っての通りPTAは女性の参加率が高いです。
・「ケア(子育て、地域、介護)」は女性が担わされてきた社会
・往々にして公の場で意見しない傾向にある女性
・話し合いの場に不慣れな世代

こうなると、話が広がり収集つかなくなりそうですが・・・

このままでよいと思ってないんだったら
まずは自分から声をあげることが大切!

最後に「教師の働き方改革」について、書かせてください。

保護者はもっと教師の働き方に関心を寄せて欲しい。子どもの宿題や作品に一文一文丁寧にコメントを書いてくださっていますが、それを書く時間の1分1秒でも早くお家にお帰りいただき、QOLを高めていただきたい。

ママ友は「先生のコメントはあったら嬉しい」と言いますが、「あったら嬉しい」は「なくても困らない」のです。きっと、今までやってきた教育に必要ないものはないでしょう。アレをやったら子どものためになるし、コレをやったら学力向上になると、無駄なものはないのかもしれませんが、教師のやるべきことはどんどん積み重なって雪だるま状態です。そんなこと誰だって想像できますよね。わかってて「あったら嬉しい」って、大丈夫ですか?

私たちの会社は働き方改革と銘打って、変わっている最中かもしれませんが、先生だけがしんどいことになってますよ。超ブラックな学校で、お子さん、大丈夫ですか?子どもは先生の働き方を見ています。給食を秒で食べる先生を見て、働くことに憧れたりするんでしょうか。

私は学校関係の仕事(教師ではない)をしていますが、自ら働き方改革を進めていける「先生」は少ないと感じてます。「時には誰かと意見をぶつけ、提案し、改善していく」なんてこと、できる先生は少ないですし、まずもってそんな時間がない。

保護者自身が「これはなくてもいいんじゃないの」という視点を持たなければ、日本の教育なんて今止まり、もしくは悪化するでしょうね。

(アバウトな数字ですみません)年間500名以上の自殺者と年間5,000名以上の精神疾患で休職する先生がいるという事実を、ご存じでしょうか。私たちは見て見ぬふりや、知らなかったからと、他人事でよいのでしょうか。確か、文科省は「教師の働き方について来春に方向性を示す」とか言ってました。春ってあんた。どんなすごい案が出てくるんやろーか。春だったら次の採用には間に合わないから、来年も教員足りないのが前提ですよね。そして、私たちは今年もまた、500名の自殺者を出してしまうんですね。

私、1つ思ってることあるんです。土日にどこかでばったり先生と会うことって少なくないですか?もしや週末も楽しめないくらいな仕事なんかな?できれば私の勘違いであって欲しいものです。

もっともっと先生のこと知って欲しいし、考えて欲しいです。

この前の本部会でこんな提案がありました。
「保護者(P)と教員(T)の親睦会」
私は思いっきり反対中です。
全員の前で担当の先生に力強くお伝えしておきました。
「お断りいただいても全く構いませんからね!」と。

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