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食べ物を変えるってどういうことか後編

排卵日調べない40歳妊活記#46

前回は、なんで食べ物を変えるのが手っ取り早いのかってことを説明してきました。今回は具体的に、じゃー食べ物変えるって何をどう変えるの?ってところをお伝えできればと思います。

食べすぎな現代人

まずですね、現代人は食べ過ぎであるということを認識しないとダメなんです。人間が3食食べ始めたのはごく最近の話であって、そんなに食べていない時代がその以前に何万年もあります。3食食べる為に人間の身体は出来ていないんですね。
なので結局、体の不調(ありとあらゆる病気とされているもの)はすべて、食べすぎと運動不足からきているんです。色んな人や医者や研究者がいますが、ちゃんとした人を探していくと、みんな同じことを言っています。

でもけっこう巷には色んな情報が溢れているからやっかいです。
もっともらしいことを言ってるけど、CMでありパフォーマンスであることが多いです。
売りたいためだけの医療っぽい情報、健康情報とちゃんとした研究や医療の話とを混同せずに注意深く見分けないといけません。
これがやっかいなんすよね~。

身体に良い食べ物って?!情報を見分ける方法

本来、食べすぎが問題なのですから、食べ物を変えてもあまり意味はなく、まず食べ物自体を減らさないといけないのに、何かの商品(サプリなど)やサービス(高額なパーソナルジムやセッションなど)を売るための情報が溢れています。
そうです、売るために作られた健康法は足し算なので、まずそれを情報を見分ける基準にするといいかもしれません。
例)ファスティングメソッドで結局酵素ドリンクとか高いものを売られる

なので二重の意味で、巷のネット、TV、SNS、その他広告、芸能人やモデルの宣伝による健康法というようなもの、身体に良いとされているものやダイエット法などとは、完全に一線を画すのが大切です。

引き算は無料なんですよね。実は誰でもできます。だってやめればいいだけだから。
でもそれがなかなかできないんすよねー。
人間は途中で辞めたり変えるのは超苦手なんです。続けるのはけっこう得意なんです。この法則を知っておくのもすごく有効で、色々応用できます。

さてそんくらい、色々辞めたり減らすのが大変なくらいに、洗脳されてしまうし、気を抜けば人間の脳はメディアに負けてしまう現代です。
脳が惹きつけられちゃう仕組みをめちゃめちゃ利用してくるのが彼らです。ゲームとかyoutubeとか全部そうです。
クリックしてしまうし、課金してしまうし、見続けてしまうように脳が気持ちよくなるようなことを研究しつくされて、その仕掛けをこれでもかってやってきますので、なかなか強いんですよー。
脳科学や心理学、広告やマーケティングを勉強すると、感動するくらいにわかります。すごいですよね!

食べ物を変える前に減らす

また前提が長くなってきました。
ということで、何か身体にいいすごいものを毎日食べましょう!みたいなのは完全に的外れだということを理解したら、まず不自然なものを減らすということになります。
この順序が大事で、「食べ物変える」ってタイトルにしたんですけど、今更「食べ物を減らす」にすればよかったかなと思うぐらいです。

減らすべきもの、辞めるべきものの筆頭、それがお砂糖です。
砂糖は不自然なもので人間が作り出した甘~い、魅惑的なものなのですが、かなり減らす必要があります。まず砂糖をへらすだけでも相当健康になれますね。

エナジードリンクはまず、すぐ辞めましょう。ストロング系の缶チューハイもヤバいです。コーラ等の甘い飲み物ももちろん辞めます。
(僕はコーラ好きなので、今もたまに飲みます→エンタメ食と呼んでいいわけしてます)
みんな大好きでゼロにするのは難しいので、ほんとごくたまに上質な美味しいケーキなどをご褒美にエンタメで食べるのが良いかもしれません!

ようやく変えていく話になります。
まず自分が毎日たくさん食べているものはなんでしょうか?
米ですか?麺ですか?パンですか?肉か魚か卵か、納豆でしょうか?野菜でしょうか?
この中で一番多いものから変えていくといいのではないかなと思います。
なんか野菜食べるとヘルシーっぽくて有機野菜とか買いがちなんですけど、そりゃ有機野菜のサラダを食べてたら映えるかもしれないけど、その重量って少ないですよね?
映えとか、「っぽさ」を狙うのをやめましょう。
本当の引き算の健康はかなり地味なんです。

上に挙げた食べ物のなかに重要なものが抜けています。
もっと地味なやつで、水、塩、油、その他調味料です。
これ誰もが毎日使ってるんですよね。
使っていない特異な人でも水はかなり飲んでいるはずです。
順番としてはココから変えます。はい。水・塩・油です。

普通に売ってる飲み物は基本的に買いません。ペットボトルのお茶などもです。水ぐらいしか買えません。水も色々あるんですが、うちはお気に入りの湧き水を月に何度か汲みに行っています。飲み物は相当こだわってみてください。水汲むのはかなり大変ですが、それくらい自分が毎日摂取しているものの筆頭になります。

塩や油については、スーパーの普通のものは全部変えます。
ここでオススメが生活クラブです。だいたいの大丈夫なものが揃うので、生活クラブで塩、醤油、みりん、味噌、酢あたりを揃えます。お酒を毎日飲む人は、お酒も生活クラブやビオセボンで買うといいです。油や調味料も学びはじめると面白いので、お気に入りを見つけると良いと思います。
毎日使っているものって強力です。健康を考えると野菜を変えたくなるし、肉や魚を変えたくなるのが心情なのですが、まずこの地味~な水・塩・油から変えます。ここまでいって、外食しないだけで相当いい感じです!半分以上の効果が出る気がします!
外食しないといけないんですよ。っていう人は、まあ、がんばれ!って感じです。これも基本はエンタメとして位置づけるしかありません。

変えていく順序が重要!

で、野菜にいきたいところですが、食物連鎖を考えるとそんな野菜などを食べている肉を先に変えるべきです。遺伝子組み換えの餌を食べていてホルモン剤など薬を投与されている普通のスーパーのお肉は食べません。卵もそれに当たります。野菜ちょろっと変えても、やばい野菜をで育った肉を食べてたら意味がないからです。
ジビエもいいし、実際にお肉の業者さんや生産者に尋ねると色々教えてくれます。こだわってる人は不器用だったりしますが、興味を持って質問すると実はおしゃべりな人が多くていろんなことを教えてくれます。
こういうところに時間を使うのです。実際に会いに行ったり、話を聞きにいったり、現場を見に行くんです。現代の僕たちは、便利なシステムのなかで大事なものを少し置いてけぼりにしているんですね。

身体の材料であり、思考回路の材料である食べ物です。
思考が現実を作るのですから、いわば人生の材料である食べ物は人生そのものじゃないですか。それにこだわらずして何にこだわんの?ってことかと思うんです。
今日口に運ぶものは誰がどんな思いで作っているのか知ると楽しいです。
私達でもまだまだそんな食べ物は数えるくらいですが、毎年少しずつ増えていっているかなーというところです。

野菜は有機野菜でも自然栽培でも減農薬でも、まあなんでもいいです。野菜の味がする美味しいのを食べましょう。家庭菜園で作るのが一番かもしれないし、知り合いが作ったのものがいいかもしれません。作る人の人柄が出たりするのが野菜ですよね。
僕個人の感想としては、農薬や肥料を使わないほうが多分美味しいです。どれがいいのか論争はCMに巻き込まれている証拠なのでやめましょう。自分で食べて決めましょう。

魚介類もまた奥が深いのですが、汚染や放射能、保存をするための薬の問題があります。
水・塩・油→調味料→肉・卵→野菜→魚介類
という感じで変えていけると良いです。

自分で食べて感じて決める重要性

だいぶ具体的なところは端折っていますけど、概ねこんな感じかと思います。
言いたいことは、
①変えるというより減らすことが重要。足すことは最低限で、売りたい人の足し算CMには注意すること
②変える順番が大事で、まずは水・塩・油、調味料まで変えたらほぼ成功!
③何が健康か論争に巻き込まれずに自分で食べて感じて決めること

です。
はい、最後に③なんですね。
自分で決めればいいんです。美味しいものを食べればいい。
でも特に日本は選択できる感じになっていなくて画一化されているので、まず努力して知らないといけないんですね。ここがもうちょい明白になると良い世の中になる気はしますね。

自分の材料である食べ物にこだわって、人生にこだわっていけたらあとは健全な身体が健全な思考をしてくれますから、健全な人生になっていくと思います。流れに身を任せればOKです!
食べ物にこだわるのって楽しいですからね。
そんなことをこれからも少しでもお伝えできたらなーと思っています。

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