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二胡の苦手ポイントが太鼓の達人とちょっと似てると思った話

二胡を習い始めて3年ちょっと。

ピアノを習っていたり合唱をやっていたりで、多少音楽に触れる子ども時代を過ごしていたため、譜面が読めたり、ある程度耳が音階に慣れていたりで、大きくつまずくこともなくここまできた。

が、ここにきて問題発生である。

次のフレーズに備えて音の準備をする、先読みが苦手なのだ。

目の前の譜面を目で追って頭の中の音に合わせて指を動かす。そこまではできる。問題は少し曲に慣れてきて、曲に表情をつけようとした時に、音を追うことに精一杯になってしまい指定された音を出す以上のことができないことだ。

この問題を半年くらい前から感じてはいたのだけど、その度に思っていたことがある。

……これって太鼓の達人が下手な理由に似てる。

太鼓の達人をやる時、どんなに知っている曲を選んでもテンポが遅れて高得点が出ない。タイミングの線ばかり見てるから次にどんなリズムが来るか分からず、線が太鼓のマークに重なった時にはもう手遅れ。外れたリズムで適当に叩く道しか残されていない。連打のあとに細かいリズムを刻まれたりしたら、頭は真っ白である。

この左端の線が譜面の上を動いてる感じ…

二胡の譜面を見ながら脳内で再生される太鼓の達人。リズムを追いきれず気がつけば裏返る二胡の音。計画性のなさって、こういう形でも発揮されるんだ…。

とは言え、1か月先や1年先の予定を立てるわけじゃない。1秒先くらいの話である。考え方ひとつですぐにでも意識できるであろう話なのだ。

それを習慣にして無意識でできるようになるのが、上達するということなんだろうけど。

今日も太鼓の達人の1秒先をいくために、必死で譜面の1秒先を走っていく。

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