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『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の中の東洋

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を観た。

ハリーポッターシリーズから、一通り観ているのでファンタスティックビーストシリーズ3作目も楽しみにしていた。

ファンタスティックビーストはハリーポッターよりも世界各地を舞台に描かれているので、人も、魔法動物も国際色豊かである。

特に東洋の生き物が出てくると、魔法界のイメージに西洋から見る東洋のイメージが加わっていて面白いなと思う。

今回の映画にはキリンビールでおなじみの麒麟が出てくるのだが、描かれ方が繊細でかわいらしい。私がイメージする麒麟は派手で力強いイメージだったので、そのギャップが意外だった。

映画を通して制作された国の文化が見えるし、作り手や監督の目に同じテーマやシンボルがどう映っているのかを見る事ができる。

誰かの目やどこかの国の文化を通すとこんな風に見えるのかと知ることができるのが映画の魅力の一つだと思う。

ファンタスティック・ビーストに関していえば、1作目はアメリカ、2作目はフランス、今回の3作目はドイツやブータンが描かれる。それぞれの国の魔法界にも違いや特徴があって、ファンタジーとは言えリアルで面白かった。

3作目のラストは魔法界にも人間〈マグル〉界にも平和が訪れるといいなと思えるものだった。

続きが楽しみだ。そして、エディ・レッドメインがやっぱり好きだ。


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