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サンゴ染め@首里琉染

お得意様や友人へのプレゼントで喜んでいただけるのが嬉しくて
ついに自宅でもシーサーづくりに精を出すようになりました。

いつも今帰仁城址まで行き、店主・水野さんのサポートのもとでつくっていましたが毎回こっちまで来るのは時間つくるの大変でしょう、と粘土を持たせてくれたのです。

いざ一人でやってつくってみると、やっぱり難しい〜〜〜!
男の子のシーサーは、口をあけているので表情が明るくなってつくり易いのですが
口を閉じている女の子を、可愛らしくするのが難しい…

オスメスの口、逆だったらつくりやすかったのに…

口を閉じている女の子、慎ましいなかにも一緒に居ると元気が出るような
愛らしさがある子になるよう、研究中です。
そういえば、水野さん、シーサーは「つくり手に似る」と言っていたので
これは、もしや、女子としての自分の課題!?

GW中の宿題(!?)かのように、朝起きてからせっせとシーサーづくりに励む休日でしたが
息抜きに首里までウォーキング。

自宅から徒歩30分ほどのところにある「首里琉染」さんで、サンゴ染めを体験してきました!

以前に一度「琉球タイムス」でも紹介させていただき、2度目の体験です。

とっても楽しい!!!

ホエールウォッチングと同じくらい、たくさんの友人に勧めています。

版画の要領で、染める生地をサンゴの化石の上に置き
インクをこすっていくと、サンゴの断面の模様が現れてきます。

サンゴの大きさ、形、模様は様々。つまりデザインは無限大。
納得いくこともないし、もっともっと…と何度でも挑戦したくなるのです。

トートバッグ、Tシャツ、ハンカチ、手ぬぐい、風呂敷から染める生地を選べます。
観光で来られている方には、Tシャツが人気のような印象ですが、どうでしょう。
海外からのお客様もいらっしゃいますね。
私は2回とも手ぬぐいを選びました。

赤、青、黄色、紫。インクは4種類で、薄い色から先に使います。
例えば、黄色をつけた後に、優しく青のインクをポンポンポン…と重ね付けしていくと鮮やかなグリーンに。

こうして色の組み合わせも無限大で、発想が広がっていくし
周りで体験されている方のを見ても、やはり全然違う発想でされていて刺激になります。

もしかして、サンゴ染めは脳の活性化にもなっているのでは!?と思うほど。

サンゴは不思議な力をもつとされ、古くから琉球での信仰と深い関わりがあったそうです。
確かに、神々の島と呼ばれる「久高島」では
今でもサンゴが積まれた石垣が存在感を放っていました。

「産後のお守りに」という話も聞き、初めて染めた手ぬぐいは
昨年出産したばかりの妹にプレゼントしました(使ってくれているのか!?)

染めたサンゴ柄を見ているだけでも癒されるので
本当にサンゴには不思議なパワーがありそうです。

美しいサンゴ礁は、海のお花畑のよう。
沖縄では海の干潟のことを「イノー」と言い、それは「海畑」と書きます。

山育ちの私は怖くてまだダイビング未経験ですが、
昨年、伊良部島で生きているサンゴを拝見。

岩場から海を覗き込むようにして見ましたが
天気がよかったので陽の光が海を照らしてキラキラ…
色とりどりのサンゴの輝きも相まって、その美しさにトキメキました。

海岸にぎっしり、敷き詰められているかのように箸置きサイズのサンゴの死骸が砂浜によせられている場所は多くあるように思いますが、ときおり、ボール大くらいのサンゴが落ちている海岸もあります。

あまり知られていないようと思いますが
海に落ちているサンゴを拾ってはいけません!
なんと、それは法律によるもので、沖縄県のHPでも紹介されているのです!
(原型をとどめていない小さなカケラはOKだそう)

私も琉染さんで教えてもらい初めて知りました。Wow

サンゴ染めを体験できるのは首里琉染だけ。
店内には、職人さんたちが手がけた素敵なグッズの販売も充実しています。
職人さんの美しい手仕事と美的センス、サンゴという生き物
自然の造形美のコラボレーションといいますか、ついつい、見とれてしまうものばかり。

沖縄在住の方はもちろん、ご旅行で来られる方も
ぜひ一度のぞいてみてください〜!

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