見出し画像

今年の夢

 どれが初夢だったのかわかりません。年が明けて数日というもの、朝起きると「何だかすごく面倒くさい夢を見ていた」という重い感覚が残っているのに、どんなストーリーだったか全く思い出すことができません。
 暮れには、もっと単純な夢を見ていたのに。昼間にテレビで「有吉散歩」を見て、有吉くんはずいぶんたくさん食べたり飲んだりできるんだなと思ったら、その晩の夢に有吉くんが出てきて、たくさん食べる飲むをしていました。また、施設で暮らす母にクリスマスプレゼントにパジャマを届けた晩は、夢の中で母が電話してきて「パジャマと体温計持って来て」と言うのです。実生活では、母は施設にいて電話ができないはずなのに、夢の中の私たちは自然に話をしていました。体温計はその前に母が微熱が出てヘルパーさんに計ってもらっているのを見ていたので、その印象でしょう。
 このように暮れの夢は、昼間の出来事を夜の夢で反復しているだけの単純なものでした。些細でもあり、一方で日常がちょっと重荷なのかなという感じ。しかし今年になって見る思い出せない複雑な夢は、時にうなされて絶叫する時もあるほどで、精神がよろしくないようです。
 楽しい夢が見られるような昼間を過ごす、これが今年の課題の一つです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?