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子育てエンジニアのひとりとして雑記

📅 はじめに

この記事は、子育てエンジニアアドベントカレンダー2022の19日目の記事です。貴重な1枠に参加させていただき、大変ありがとうございます。

👤 自己紹介

  • 地方(茨城)でエンジニアをやっております。38歳。エンジニア歴は、15年半です。

  • 1児の父です。子供はちょうど4歳になったところ。

  • 昨年も子育てエンジニアアドベントカレンダーに参加させていただきました。昨年の記事↓

📖 記事を書くにあたって

  • 最初、去年1年からどうなったか結果とふりかえりをまとめようと思っていたのですが、「家族でスクラム〜」のイベント動画やアドベントカレンダーの他の方々の記事をみて刺激をうけて、いろいろと思うことを雑多にとりとめもなく書く形式にしてみました。

  • ちょっとまとまりがないですが、おつきあいいただけたら幸いです😊

🤔 子育て前から変わったことを改めて思い返す

やっぱりあの頃は絶望…

  • 去年もふり返ったんですが、さらに1年経ってからもう一度思い返します。

  • 私はしがないエンジニアで収入がそれほど多くないので、生まれて3ヶ月で妻も仕事へ復帰してもらうという感じでした。2人で毎日限界まで家事をして、それだけで寝るのが深夜という感じ。

  • とくにつらかったのは、洗濯物。保育園の方針で紙オムツではなく、布オムツになっていたので、毎日大きな袋いっぱいの洗濯物が来ました。汚物なので他の洗濯物と洗濯機で一緒に洗うのに抵抗があり、一度手洗いである程度きれいにしてから洗濯し、それを洗濯バサミで吊るし、除湿乾燥機で夜中に乾かし、朝畳んで持っていく。その裏でミルクをあげたり、洗い物や炊事、寝かしつけ、、、とくやっていたなぁと思います、、

  • 家事だけですべての時間が終わる。それまでお金がないことをあまり自覚しておらず、産後は毎月の家計がけっこうマズイことになっていました。本当は、「今後の暮らしがどうなってしまうのか」をちゃんと考えたい感じでした。が、疲れてヘトヘトで余裕がなく日々が過ぎていく感じで。

  • そんな生活なので、妻はもちろんいつも限界状態。でも私と違ってメンタルが強いので助かっていました。

  • 申し訳なかったのは、仕事での残業。当時所属していたのは小さい会社なので、自分しか把握していない案件が複数あり、納期が近くなるとどうしても無理してでも終わらせる必要がありました。

  • ついこないだは、独身で多趣味で楽しく暮らしていたのになぁ、いつのまにこんなに追い込まれていたんだろうなぁ、、と甘っちょろいことを思っていました。

  • このままだと確実にお金が足りなくなる、これもしかして人生詰んだ、、、?

  • もうどうにもうまくいかないのが自分の人生だけで終わればよいのですが、子供と妻のことがあるんですよね。

  • 自分の財産、体力、知力すべてを総動員して、なんとかこの状況から抜けるしかない、そういう状況でした。

追い詰められたときに人はどうなるのか笑

  • 本当に限界の状態になると、変化することへの抵抗感がいっさいなくなるでしょう(笑)。問題を解決するための「ホントーの」最短・最善の方法をやろう、と思えました。

  • あとは去年紹介させていただいたような活動につながったという感じです。

  • 問題を先送りすることは、悪いフィードバックループに入っちゃっているというのを認識して、いろんな課題を整理してひとつひとつ潰すということをやりました。

  • 小田中さんのスライドにも紹介があったようなGTD(Getting Things Done)というのは、知らなかったのですが、まさにそんなような感じのことをやってたかもしれません。

🏃‍♂️ そして今の生活

ふり返りがツラくない程度に余裕も笑

  • 中古一軒家を買い、引っ越して保育園も転園しました。乾燥機付き洗濯機を導入。炊事はコープでの宅配にして負担を減らしました。

  • ローンを組むことにはなったけど、家賃よりも毎月の支出が減り、光熱費・通信費も見直してかなり家計が改善されました。

  • 将来のお金のことをシミュレーションしたことは、先が読めないこの時代であまり意味がないことかもしれないけれど、親としては心のよりどころになりました。

  • ありがたいことに収入レートを改善して雇っていただける会社がみつかり、転職できました。

  • 子供にとって良い環境になったのかはわからないですが、親としてはやっとホット一息つけるところまできたのかなと。

  • そして、子供あっとゆうまに天使の4歳児へと、、、

あれからスタディすることが生活になった

  • とにかくなにか改善しなきゃ成長しなきゃというモチベーションからはじめたスタディでしたが、今では生活の一部になっています。

  • 結局、仕事直結で短期的に得られる知識よりも、改めて時間をとらないと得られないようなベース知識を選んでスタディしているのもあって、そのスタディがすぐに仕事上効果が出て使えているものは少ないように思います。でもあと数年後にじわじわ効いてくるのだろうとは思っています。

むしろ、みなさんめっちゃスタディしてたんですね..

  • 少しずつ変わって行く環境の中で同じくスタディを重ねている他のエンジニア方々の様子を知ることができ、みなさんかなりたくさんスタディされていて、自分はこれまでのインプット量が如何に少なかったかを痛感させられています。今でも本を読むペースも全然自分は遅いし、いつまで経ってもキャッチアップできない感はまだ否めません…。

  • そして、そもそも大人として、リベラルアーツとしてのスタディというのはエンジニア関係なく必要なものだったのだなぁというのをひしひしと感じています。これまでの社会人生活で全然意識していなかった。トホホ。

  • そういう意味で、将来的になにかにつながるとか役に立つとかよりも、「今学ぶこと」それ自体に楽しさがあると思えるようになってきました。

podcastの存在

  • 去年も書きましたが、この生活ではpodcastの存在がかなり大きいです。

  • エンジニア関連のpodcastから始まり、今はさまざまなジャンルのコンテンツを聴いています。どれも勉強になるエンタメです。本当に刺激を受けています。

  • 文字でも動画でもないコンテンツが大きな効果をもたらしてくれるものとは思いませんでした。映像がないという点で動画より劣っているものくらいにしか思っていませんでした。

  • もちろん家事しながらで聴けるという意味で子育てととても相性が良いですし、音声しかないことで話し手の誠意や信頼性や個性を売りにするという面があるように思えました。そういう意味で他のコンテンツよりよいと思えるのかもしれないなと思いました。

  • 皿洗いや掃除でpodcastが聞ける時間ができること、ふと子供が寝たりしたときに読書できる喜びを感じています。

🐣 子育てについて思うこと

  • 子供は遊ぶことが仕事だけど、遊ぶこととはいったいなんだろうということを考えています。

  • 変な話になりますが、遊ぶことを「なんらかの目的や制限から開放されて好奇心から行う行為」と考えるのであれば、親の強制で習い事や勉強をさせたりするのは避けたいと思いつつ、「学ぶことそれ自体も遊びのうちなのだよ」ということも教えられたらいいなと思ったり、適切な疑問を自分自身でもって調べていく姿勢を育めたらなぁと思います。

  • そういう意味では、小田中さんの話じゃないですが、子供と向き合うことが自分自身と向き合うことにつながると思えば、少し楽になるのかなと。

  • 自己管理の延長で、自分自身がどういう衝動で行動するのかを知りたいと思うことがあり、それには自分が幼少期にどういう過ごし方をしてきたのかが、「いま自分がなにをもとめているか」につながっているではないかと思って日々勉強しています。それが、「今まさに自分の子供がどういう過ごしているか」というのとオーバーラップしているな、と

エンジニアとして成果を高める方法と子供と向き合うことのつながり

  • 自分自身も、できるだけストレスを感じずに大きなアウトプットを出せることを意識するなら、「遊ぶように仕事をする」が必要なのかなと。

  • やっぱりツールを見直してズバババっとやれるようになったり、足まわりのツールにこだわってニヤリとしたり、とにかく作ったりチュートリアルをやって「オレはこれをつくれるぜ」という感覚だけ得られて満足したり、というのは楽しさの入り口として持っているなと。

  • そこから俯瞰的な視点やさまざまな切り口でビジネスをみたときに遊びにできないかを考えるのも面白いかもしれないなと。

  • 子供は「仕事が遊び」で、父は「遊ぶように仕事がしたい」という関係なので、見方によってかなり似ているなと。

  • そして遊ぶためのリテラシーを高める方法としてのスタディ、、よくわからない話になってきていますが、それは自分も子供も変わらない状況で、そういう感覚を子供と過ごしながら認識していきたいなと

💡 さいごに

  • まとまりがない記事になっちゃったんですが、結局自分の人生と向き合うことが課題だったと思っています。それをずっと先送りにしていたけれど、子供が生まれてくれたことが自分を変えるきっかけになって、本当にありがたいなと感じています。

  • 君が生まれてきたことが僕もエンジニアとしての成長につながったのだよ~、といえるようにこれからも頑張りたいです。


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