夢は他の誰でもなく自分で叶えるもの〜振り返りと夢の第二章突入〜
2024年6月30日。
2024年ももう半年が経ってしまった。
この半年、自分でぼんやりと"いつかはこんなこともできたらいいなぁ"と思っていたことをそれなりに叶えられた時間だった。
・
中学生のときには明確に"いつか自分で事業を興したい"という夢を抱くようになっていた。
自分の理想の世界は自分でつくるものだと思っていたから。
そう思い始めて10年以上経った今、私は自分で事業を興す選択は取っていない。何度か考えては自分で事業をすることが本当に自分にふさわしいとは思えず、夢に蓋をしてきた。
自分が見ている"世の中"は幻想だ。
誰が"自分にはふさわしくない"と決めた?
"世の中"って誰だ?
"自分にはふさわしくない"と決めて逃げている自分が今の世界をつくっている。自分の人生の責任者はどこまでも自分だ。
人間はもれなく誰でも死を迎えるのに、自分が死ぬことを想像しない、人生のリミットを見てみぬふりする。そうしているうちに、今を"忙しい"というそれらしい言い訳でラッピングしては綺麗に見せようと必死だ。
・
一方、今の、自分で選択してつくっている波瀾万丈な人生も正直なところなかなか悪くない。いや、愛おしくて仕方ない。
もっとよくできるこの社会、所属している組織、そして私の人生。想いだけが募っては現実とのギャップに落胆してムカつく日々。それでも、そもそも怒りの感情など中3のテニス部のキャプテンのとき以来あんまり抱いた記憶がなくご無沙汰だ。
眠っていた感情が呼び起こされ、狂いに狂って努力し、結果に喜び、苦しみ、悲しむこと、人生一生青春だ。
これも大学生のときから憧れていた、理想的な"熱狂的な人生"だとつくづく思う。
・
2024年、お正月休みは2月に予定していた人生初の、大好きなベトナムをテーマにしたイベントの準備に明け暮れた。
申し込みページをオープンして毎日何度も申込者一覧と人数の画面とにらめっこ。お店も借りているのに誰も来てくれなかったらどうしよう。
と思っているうちに1〜2週間でありがたいことに20人を超える申込者。今度は会場のキャパオーバーの懸念が出てきてどうしよう、みんなに楽しんでもらえるかな。お店に迷惑かけないかな。
私がどうしてもつくりたい、私の偏愛視点を詰め込んだベトナムの布教冊子の文章とレイアウトを何度もいじっては直した夜中作業。
イベント当日は30人弱の方が集まり、ベトナムというテーマを共有してたくさん盛り上がり楽しんでくれた。これからも大切にしたい人との出逢いにも恵まれた。
準備過程も当日も全部がやってみたかったことだった。
当日の大盛況の余韻に浸りながらも6月に第2回のイベントも開催し、無事に大盛り上がり。
その間、出張と海外旅行でいろんなところを飛び回ることも同時並行。忙しくてもやった。
・
夢のような時間だった。でも、こうやって振り返ってみるとすべて"自分の意志で一つずつ動かしたこと"であり、事実の話だ。
いきなり起業することを目的にする必要もなかったけれど、どうしてもベトナムが好きでベトナムを偏愛する熱量を人と共有したくてしょうがなかった。
だから、私はまずは起業にとらわれずにベトナムの偏愛っぷりを発信し、"布教"していろんな人と分かち合ってエネルギーをともに高め合うことを"夢"とした。
そしてその夢は叶えられた。大切な友人たちの協力には一生感謝。正直これで満足しきった自分もいる。ベトナムの活動に限らず、今の日常生活も描いていた夢の通りだ。辛いことも含めて。
・
人生の責任者は自分しかいない。
叶えたい夢があり、叶えずには死ねないのなら、自分で叶えるしかないのだ。叶えても叶えなくても自分の選択の結果であり、責任だ。
世の中の誰かがチャンスをくれること、待つだけでは保証など何もない。
自分でコントロールできる範囲のことをやり切ってあとは結果を待つのみというところまでやり切って初めて夢は叶えられる。
・
6月。27歳になる前のタイミングでここまできた。というか、自らの意志でやってきた。一旦の"夢"を叶えたことに満足もしている。
中学生のときからぼんやり持っていた"夢"は現状に満足していることもあり、"まぁいいか"で終わらせようとした。
そんなときに毎年やってくる誕生日という存在がありがたい。6月に入るタイミングで色々考えさせられた。
これまで生きてきた人生の年数を重ねた数字。年齢。数字が私の未来の妄想の中に半端ない存在感で食い込んできた。
やっぱこのまま死ねないわ。
・
次の夢が明確になった。まだ視界は霧がかっている。どんな形になるかもわからない。何からやれば良いかもわからない。でも、この霧を晴らすのも自分にしかできない。
理想通りの今の人生でもあるけれど、次の夢もできた今。さて、どうやって自分の新たな理想を形づくっていこうか。
27歳になった今月、これまで自分で叶えてきた夢の第一章が終わった。もう第二章に入っている。青春はまだまだ続く。
・
これも、ベトナムインターン時代に身近で自分で勉強と経験を積んで憧れを憧れのままにしない、夢を叶えに行くベトナムの同世代の友人たちに教えてもらったこと。
・
自分の人生は自分で最高にするのよ
・・・人への感謝と誠実な心は忘れない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?