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【雑記】人生を諦めそう

 

「35歳くらいで人生を諦めそう」 

 

Evernoteの整理をしていたところ、 

そんな文言を見つけた。 

 

物心ついたときから、声に出せない思いを書きなぐる癖があった。 

それは、友達との交換ノートだったときもあるし、 

実家のWindows PCのメモだったことも。 

一人暮らしを始めてからは、テンションが下がったときは、 

可愛いノートを買い、恨みつらみ嘆きを書き連ねていた。 

1年で4度スケジュール帳を書き換えることもあった。 


部屋を断捨離したり、パソコンのデータ整理をしたりしている時、 

過去の自分の断末魔に出会うことが、多々あるのだ。 

 

「35歳くらいで人生を諦めそう」と書いたのは、

2018年10月17日の私。 

 

当時の私は、新卒で入った会社(5000人弱)を1年3か月で辞めた後、

新しく10人規模の会社に入社した時期だ。

周りの人はとっても優しかったけど、求められるものや

会社の風土の急激な変化に、頑張って適応しようとしていた。

 

 

「35歳くらいで人生を諦めそう」の他にも、

「めそめそしてしまう」

「体重が増えた」

「悲しい」

「あああああ」と、呪いの言葉のオンパレードである。  

 

 

あれから、1年と5か月弱。 

私は今、休職している。 

一山越えたと思ったら、また一山。 

怒らせたくないのに、ミスしたくないのに、 

怒らせてしまう。人に会うのが怖くなった。 


  どうしても起き上がれなかったあの日、

生理痛で動けない、と嘘をつき、精神科にいった。


不安障害、と診断を受け、休職。

果たして今の職場を続けられるのかはわからない。 


1社目も1年3か月で辞め、 

2社目も2年もたたずに辞めるの?

 

そんなことって、ある? 

 

去年の私。 

35歳と言わず、25歳の今でさえ、人生諦めかけてるよ。 




幸い、信頼できるカウンセラーさんのおかげで、

徐々に私は生活を取り戻している。

 

彼はいつも、私の支離滅裂な話を一通り聞いた後、

「あなたはどう感じたんですか」

「あなたはどうしたいと思いますか」

「どうすればいいか、具体的な案は思いつきますか」

と聞いてくれる。いつも私はその問いかけにうまく答えられないけど、

彼はずっと待ってくれる。私自身理解できない私の言葉を、

一緒に理解しようとしてくれる。


 

同じように、一時期体調を崩し会社に行けない時期のあった友人から、「部屋を片付けるといいよ」と言われ、一念発起し、部屋を片付けた。

 

ダンボール1箱分の本に、1年以上飲んでないサプリメント

組み立てることを諦めた本棚や、賞味期限の切れた調味料。

1日最低750ml飲んでいたビールの空館はビニール袋いっぱいだった。収納をもっと買わなくては、と思っていたけど、いらないものを捨てたら、収納が必要ないことがわかった。

 

自分の想像以上に、自分はミニマルに生きれることに気づいた。

 

「1日3食食べることが大切だ」と父からアドバイスを受け、それまで2-3日に1度日高屋かガストで大量に食べる、という食生活を徐々に変えた。

 

まずは朝はご飯パックとインスタントの味噌汁

夕方にガストへ行ってドリンクバーと1品

夜はノンアルコールビールとチーズ

というなんともインスタントな生活から始まった。

 

朝ごはんに納豆が加わり、

コンビニで買える千切りキャベツと、

サラダチキンを裂いたものを混ぜ、

ポン酢で味付けする即席サラダが加わった。

やっぱり野菜を食べると元気になる。

 

 

最近では朝は卵かけ御飯と、あさりの味噌汁。

昼は冷凍ブロッコリーを解凍して、オイスターソースをかけ、

鶏がらスープの素を混ぜ合わせる、「中華風ブロッコリー」や、

ご飯と卵、あとは好きな具をごま油と鶏がらスープの素、塩こしょうを入れて2−3分ほどレンジでチン。材料をぐるっとかき混ぜるだけで完成する炒飯を作って食べている。

夜は、70パーセントのカカオチョコと紅茶。あるいはノンアルコールビール。

 

自分の体力や、気力に合わせてレシピを考えればいい、ということに気づいた。



 

最近は、徐々に外出ができるようになり、

仲の良い友達なら会えるようになってきた。

 

「今後、どうするの?」という問いかけには、

やっぱり上手く答えられない。今の職場で働き続けるかもしれないし、続けないかもしれない。相変わらず横浜で暮らすかもしれないし、関西に拠点を移すかもしれない。あるいは、実家のある岡山に帰るかもしれない。

 

2020年、26歳になった私へ、あなたは今何を感じていますか?

あなたは何がしたいですか?

どうすればいいか、具体的な案は思いつきますか?

 

25歳の私から言えることは、できることならば、

人生を諦めて欲しくないかな。

つまづいて転んで、膝を抱えて立ち止まったからこそ、

気づくものもあったから。

とりあえず、35歳まで、生きてみませんか?

 

そんな祈りも込めて、26歳を乗り越え、35歳を迎えるその日のために、10年日記を買いにいこうと思う。

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