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{読書感想短歌*62}ディクスン・カー 『エドマンド・ゴドフリー卿殺害事件』

迷宮で眠るすべての犯罪に犯人はいて ふつうに闇夜

meikyuuni nemuru subeteno hanzaini hanninwa ite futuuni yamiyo

十七世紀のイギリスで実際に起きた、未解決の殺人事件の詳細と、カーによる真犯人の推測。小説仕立てにはなっているけど、史実を連ねてゆくかたちなので、よみごごちとしてはドキュメンタリーに近いかんじ。

※実際にあったことだと知っているだけに、冤罪で裁かれたり処刑されたりしてゆくひとたちのくだりがしんどい。フィクションだと平気で読めるのになぁ、のうた。

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