{読書感想短歌*84}ジェフ・アボット 『図書館の美女』
不用意なひとこと床に転がして爆発物処理班の助けを待ってる
fuyouina hitokoto yukani korogasite bakuhatubutusyorihanno tasukewo matteru
ミラボーの町にプチ爆弾魔(郵便受けとか犬小屋とかを爆破しちゃう。)が出現。かと思ったら土地開発話が持ち上がって、開発派と自然保護派が対立し、しかも地上げ会社の派遣してきた職員は図書館長ジョーディくんの元カノだったりするので今カノもけっこうプンスカだし、やっぱり殺人も起きちゃうし、たいへん。
※言ってはならないことを知らずに言っちゃうことを〈地雷を踏む〉なんていうけれど、あれってさ、相手が怒り瞬発力の高くないタイプだと、そのときには踏んだことに気づかなかったりして、のちのち大爆発を引き起こす不発弾型の場合もけっこうあるから、お互いに気をつけたいおもい。
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