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{読書感想短歌*135}誉田哲也 『インビジブルレイン』

雨粒は私の肌を融かさずに地に染みてゆく 生きていて ひとり

amatubuwa watasino hadawo tokasazuni tini simiteyuku ikiteite hitori

姫川玲子シリーズ。映画版の「ストロベリーナイト」(例によって未見ですすみません)の原作でもあるので、あの印象的なサムネの〈雨の中の姫川玲子〉ビジュがどういうシーンだったのかわかってしまい、切なさもひとしおである。美人は雨が似合うなぁ。

※北国育ちの冬生まれ(3月は春だろ、という内地の方の世界観にはぶるぶると首を横に振るぜ。)なせいか、雪にはけっこうポジティブな感情を抱いているぶん、雨に対しては、(嫌いじゃないんだけど)ちょっと心の距離を感じる。


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