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【薔薇のない花屋】晴れときどき毛玉パパ。【第5話】

こんにちは!
えっ今さらその話題?とお驚きのむきもありましょうね、ふふふ、すみません。
実は〈スリージージーズライブ〉でお会いしたビ活の先輩と、『薔薇のない花屋』のお父さん役良かったよね!!!という話題で盛り上がりまして、その際に、あっ、と思い出したわけです。

…私、ドラマの感想文(という名の一人はしゃぎ文)を途中まであげて、その先を忘れているじゃありませんか…と、ね。
…ていうか、薔薇ない屋(略してみた)より先に始めた『旅がらす事件帖』も、実はもう一話出演してる『あぐり』も、なんなら2サスの『制服捜査』の2と3も、
…すっかり忘れていたじゃありませんか…と、ね。

ていうか、コロナでのイベント自粛ムードがおさまってきたあたりから、

※ 生 の 尾 藤 イ サ オ (激きゃわ!)

を見られる機会が増えるにしたがって、わたくしの大はしゃぎ記事(※自覚ある)もイベント関連がメインになっていて、映像関係とか、お歌関係のことを書くのがおろそかになっておりましたですね!

まあ、おろそかになったからと言って、
※ 誰 が 困 る も の で も な い。
ですし、ぶっちゃけこのまま永遠に忘れてたとしても
※ 誰 も 痛 く な い 。
わけなのでいいっちゃいいのですけれど、
思い出してしまったので、
そして、やっぱり、

※ 辰 巳 パ パ ( ≒ 尾 藤 ) め っ ち ゃ カッ コ イ イ か ら !

いったん思い出してしまったら、言いたいことがたくさんあるんだぜ…
そうだぜ、お忙しい方は、ここらでいったんブラウザの閉じるボタンを押してくれても構わないんだぜ…
読んでしまってからムダだったと思っても決して返ってはこないんだぜ時間は…

と、倒置法を使ってまで注意喚起したのでもうだいじょぶでしょう!

■(安心して本題!)
《ちょい復習》
・辰巳パパ(≒尾藤)は主人公美桜の父親!
・辰巳パパの入院費をチャラにしてもらうため美桜(≒竹内結子さん)は、花屋のお兄さん(≒香取慎吾さん)にウソをついて近づいている!
・辰巳パパはカッコイイ!
・辰巳パパはカワイイ!!

■で、第5話です。
う、

うわぁああああぁあああああ!!!!!

びょ、病室のシーンから登場なんですが、
いや、入院してるからあたりまえなんですが、
前々から激きゃわだと思っていた
・水色パジャマ
・もふもふ茶色カーデ
という〈入院ファッション〉に、加え…

・老眼鏡

という激つよアイテムが登場です!
しかもねー、赤ペン片手に新聞(競馬のよね、たぶん…)読んでるんですが、
その状態から、会話するために、すこし下にズラしたメガネの上の隙間から美桜を見るわけです!
伝わりましたでしょうか、そうです、それです、

※ 上 目 遣 い 。

なわけです。
やめて萌え死ぬ…。
しかもあれですよー、よく学園モノで秀才タイプのキャラがやる、あの、

※ 眼 鏡 ク イ ッ

をも披露してくれます!
あのフレームの鼻部分あたりを指で押し上げるあれです!
ひゃーカワイイ!!
あと、リンゴ剥いてもらってます、激きゃわ父さんです!!

いやついつい見た目のことばかり書いてしまいますが(だってあまりにもカワイイから)、
この回の辰巳パパは、相変わらず〈素敵パパモード〉全開です。
お花屋さん(香取慎吾さん)を陥れる手伝いをしている娘(竹内結子さん)の、ちょっとした変化(≒嘘をついて近づいてるのに、お互い好きになってしまい、現在両想い。複雑。)を見逃さず、

嬉しいことがあったけど、それは同時に嬉しくないことでもある

というややこしい乙女心の吐露に対し、

《それは嘘ついてるからだろ?》

って、いきなり核心をついたアドバイスをしてしまうんです、細かい事情とかなんにも聞いていないのに!!
さすが元ダメ親父!(※ほめています。人生経験が豊富である、という意味です。)
それからね、

嘘をつくのは、相手だけじゃなく自分に対しても失礼だ

という意味のことをおっしゃるんですよ、この回の激きゃわ辰巳パパは。なぜなら、

嘘をつかないと愛されないと思ってるから

だって。
……超、カッコよく、ないですか…。
それを尾藤イサオのビジュアルで、尾藤イサオの声で言うんですよ、ついでだけど水色パジャマで。眼鏡付きで。

※ 最 強 か よ ! ! !

いやもう本気でアルティメットパパですよあれは。
そして、そんないいことを言ったあとで、たまにはいいこと言うじゃない、ってからかわれ、
俺もそう思う!的な返しをしちゃう、ところが、たいへんおくゆかしくてかわいらしいでございました。

あ、そうなんですよ。
書き間違いじゃなくてですね、
私、こういうひとを本当におくゆかしいと思うんです、
いいことを言うときに、そのいいことのいいことさ加減(ややこしいな)をまっこうから信じて疑わない人や、
そのいいことのいいことさ加減(ほんとややこしいな)に陶酔しちゃっていいことに乗っ取られてしまう人より、
いいこと言っちゃったあとに、
《…なーんちゃって》
って雰囲気を付け加える人のほうが、
なんていうかなあ、そのいいことの価値を本当にわかってるというか、だから照れ隠しせざるを得ないというか、
そういうふうに思うのです。

だから、いいことを言ったあとに
「俺、今いいこと言っただろ!」
って言っちゃうタイプのにんげんを、
そうしてふざけちゃうタイプのにんげんを、
(語彙的にはいっけん矛盾するようですが、)
私は、おくゆかしいと思います。
ええ、たいへんにおくゆかしい。

■(たいそう話がそれました)
アルティメットパパの素敵アドバイスを聞いて、
いったんお花屋さんに真実を告げようと決意する美桜は、パパを他の病院に転院させようとします。
…話せば長くなりますが、えっと三浦友和さんとかが絡んできたりいろいろするからなのですが、そこらへんは

※ 置 い と い て 、
 (何故置いとかれるのかはもう説明しない域)

この回ね、一度だけ、病室の外のシーンがありましてね、どこに行ってたのかわかんないんですけど(また屋上かなー)、帰ってきたところらしくエレベータから降りてくる辰巳パパ、パジャマの上にコートを着てるのですが、それが…そのコートが…

※ い い 感 じ に 毛 玉 つ い て る

いやそれ絶対に狙ってるよね!(衣装さんが?)、
毛玉かわいー、ってなるの狙ってるよね!(衣装さんが?)、
って確信するくらい、あざとかわいい毛玉っぷりなのです!!!

※ 毛 玉 も 似 合 う 男 。

パーフェクトかよ…。

■そして、
けっきょくのところ、転院前に発作を起こしてしまい、しかも辰巳パパのご病気、院長先生(これが三浦友和さんね)しか執刀できない難しい手術がひつようのようで。

…この間の、ヒロインの葛藤なども、ほんとうにほんとうに美しくけなげで、
まっことこのドラマ名作だな!って思うのですが、例によって《尾藤がらみ以外の部分は語らぬ》というむだなストイックさを貫いて次へ進みます。

■(そんなこんなで、)
転院できなかった辰巳パパと、
美桜に嘘をつかせている黒幕の院長先生の、
初対決!シーンが凄く良いです。良いんです。

娘に負担をかけたくない父と、
嘘をつかせ続けるために熱くかつまたいい医者っぽい論旨で言いくるめようとする院長。

もちろん、辰巳パパはお花屋さんの存在も、そこらへんの事情(院長先生が美桜に嘘をつかせている)もまったく知らないので、
論理的な部分では、辰巳パパの完敗です。
いい感じにいいくるめられて、利用されちゃいそうな感じです。

でも、でもですよ!
これ、ドラマ全体を俯瞰すると、
辰巳パパの大勝ち、のシーンなんじゃないかと思うんです。
複雑だけど、そういうふうに作られているんじゃないかなーと、思うんです。

というのも、今まで(尾藤のシーンに関係なかったから)まったく触れませんでしたが、
そもそも院長先生がお花屋さんを陥れたいのは、《死んだ娘のため》なんです。
まあだいぶん独りよがりな《ため》感ではあるのですが、
ここまでの展開では、黒幕である院長先生の動機についても、視聴者的には、〈ある程度理解できる〉ように描かれているわけです。
だからってやっていいことと悪いことがあるだろ、と、思わんでもないですが、娘のこと愛してたんだね、とか、その娘が死んじゃった悔しさをぶつける(やつあたりぽいが)先が欲しいんだね、と、ある程度は、思わないでもなかったんです。

そんな、わけで。
この回の〈父親対決〉て、
二人の父親が対峙して、かつ辰巳パパが負ける(≒だまされる)ことによって、
決定的に院長側の正当性が失われるシーンだなあ、と、おもったんです。
娘のため、と言いながら、
父を思う娘の心を(これは最初からですが)利用するだけでなく、
〈娘を思う父の心〉も利用しはじめたら、
それはもうね、自分が〈父だから〉っていう正しさは、一片も残りません。

■(…なんて、)
もっともらしいことを言ってますが、
親切ごかして辰巳パパに意地悪をしているところを見てしまったので、

※ 院 長 、 嫌 い … 。

というのが、この回のほんとうのほんとうの感想です、ええ、この回までは(さんざん主人公に意地悪してたにもかかわらず)そんなにイヤじゃなかったんですよ、院長。三浦友和さんだし、ビジュ的に嫌えないよねイケオジ加減が、とかおもってたんですよ。なのに!今回だけは!!(←かってに怒ってる)
あんな水色パジャマ&もふもふカーデときどき毛玉コート、のかわいい生き物に、どうして意地悪できるんだ。まったくもって理解できん。ぷんぷん。

という個人的ぷんぷん極まりない第五話の感想を終わります。礼。

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