[読書記録]ここ最近読んだ本 (2023.1)
読んだものには多かれ少なかれ、何かしらのアウトプットを残しておきたいと思う2023年。まずは1月分の「読んだ本のちょっとした感想」をここに残しておきます。続くかな..
人は話し方が9割
本屋に数種類の「9割シリーズ」があったので、足したら10割超えるやんとツッコんでいましたが、読まずには判断できないなと思い購入。
「話し方」も「聞き方」にも共通項がたくさんあるので数種類「9割シリーズ」があっても別に良いのかな、となんとなく腑に落ちました。
話すにしろ聞くにしろ「相手を理解する、知りたいと思う」気持ちが大事ですね。ということを改めて感じました。
一勝九敗
ファーストリテイリング 柳生 正さんの著書。
ユニクロが如何にして成長してきたか、成長の裏にどういった失敗があったか、ユニクロ史を振り返った内容となっている。(本の内容は2003年時点)
私自身の社内での役割、個人事業の進め方のヒントになればと思い、手に取った。
経営者、リーダーにとって重要な点が散りばめられているが、それを要約すると本のタイトルである「一勝九敗」に辿り着くのだろう。
負けても舞台に立ち続けること(プロ野球の投手であれば二軍落ちだが、経営においては次につながれば良い)
負けを認識できること(取り組んだことに対し客観的に評価し、次につなげる)
素早く取り組むこと(のんびりやっていては10登板すら厳しい。)
耳タコではあるが、PDCAをしっかりと回す。Doをしっかりと実行しきることが大事だと、改めて感じた。
巻末に経営理念は時々読み返し、自省するのに有効だなと感じる。
本書に合わせて「経営者になるためのノート」も購入したので、ノートに書き込み自分のものにしていきたい。
食と農の未来を切り拓く農業DX
昨年に知り合った渡邊智之さんの著書。一次産業に対してDXを進めることの意義や現状の難しさが述べられている。
特に「形式知化」の重要性には共感した。暗黙的なノウハウをどうやって明文化・データ化するかは農業に限らず多くの産業・企業で大きな課題と感じる。
”地道なデータ化を伴走するニーズ”は結構あるはずだと自分自身も感じているので、具体的な戦略や行動につなげていきたい。
農業系のデータってどういったものがあるのか、、場合によってはデータ分析してみたいなとも思った。
岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた
任天堂の元社長、岩田聡さんのことばをまとめた本。岩田さんはプログラマー・開発者としてキャリアをスタート。私もお世話になった「スマブラ」など有名作品を手掛け、次第にマネジメントとしてニンテンドーDSやWiiといったハードを世に送り出しました。
この本..面白かったです。エンジニアとして「ゲームとしての面白さ」や「何故?」を追求しながらも「みんなをハッピーにしたい」という高い志を持ち合わせている方だなぁと感じました。もちろん対面したことはありませんが、温かな人柄が想像できました。
また本の構成も、一人称の語り口調でおしつけがましくなく、一つ一つのことばがスッと入ってきました。周囲の方からも愛されていたからこその本書なのかなと感じました。
私自身もエンジニアとしての役割とマネジメントとしての役割を兼ねている部分もあり、参考にしたい人物像だと思います。定期的に読み返したい一冊です。
1月分おわり。2月は技術系を増やしたいな。
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