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きてほしい未来から考える、在宅 or 出社

今回のコロナ禍で私も日常的に在宅勤務を実施するようになりました。少しずつ、withコロナが定着し始めた現在は、色々な企業で"在宅推進"と"原則出勤"の選択が迫られているようですね。

私個人の意見としては、将来を見据えると在宅勤務はぜひ推進したいし、してほしい。しかし、原則出勤を望む方も多く、どういった話し合いをすれば今後、在宅勤務の理解が得られるのかなと思い、文章に書き起こしてみようと思います。

つらつらと、述べます

在宅・出社ともにPros/Consは存在します。出社派のProsとしてよく掲げられる、"ふとした会話から得られるセレンディピティ(気づき)"は、現在の在宅勤務環境では中々得にくいもの(Cons)だと私自身も感じることがあります。

ただ、それだけの理由で出社しなければならないかと言うと、?です。オンラインでもMicrosoftのTeamsやYammerを上手に活用しコミュニケーションは取れるのではないかな、と。私はそう思っています。

一方で、在宅勤務派の肯定意見も"もっともらしいが、出勤派には響かない"内容が多いのではないでしょうか。

例を挙げると、

在宅派:通勤がなくなる!→出社派:通勤時の使い方次第では有意義になるのでは?混雑が嫌なら時差出勤してもいいのだし..。

在宅派:作業に集中できる!→出社派:単調な作業はデジタル化していくべき。ヒトが取り組むクリエイティブな仕事や創発的なアイデアを得るには知を集結すべき。よって出社が好ましい。

今、多くの日本企業で同じような議論がされているのでは、、と想像します。そして水掛け論になってしまっているのかな、と..。

定量的に仕事量を評価することで効率や生産性を測るのも1つのやり方でしょう。フェアに働き方を判断できる方法と思いますが、この記事では視点を変えて未来を見据えたときに今、どう働くべきかを考えてみます。

私が想像する(というより、世間でもよく耳にする)未来は以下のようなものです。

超高齢化社会 働き手が減少し、高齢者の労働力(ノウハウ含む)も求められる
分散化社会 都心一極集中から、リスク分散の観点も働き、人材が分散する。
多国籍社会 世界中から優秀な人材を採用し、競争力を高めていく。

これらを考えていくと、場所の制約に囚われない働き方を今後身に着けなければいけないのではないかと思います。という事は、今のうちから在宅勤務のノウハウを身に着けていくべきなのだと、そう思います。

車椅子になってしまったシニアのベテラン人材、介護で地元に帰る中堅人材、自然に囲まれた中で暮らしたいα世代人材、フランスを拠点に活動しているコンサルタント、、多様な人材に働いてもらわないと競争力が出せない未来において、リモートワークは企業が生き残るための必須条件になるのではと想像します。

そしてさらに、リモートワークスキルが高まっていけば、時差を利用した24時間オペレーションだって、夢ではないと思います。

この未来が実現したとき、私は同じ会社で働きながらもある時はフランスで暮らし、ある時はブラジルで暮らせるようになるのです。(私はこれを想像できたとき、純粋に来てほしい未来だなと思いました。)

最後に

要するに私が主張したいのは

・(現在視点で議論しても水掛け論になるし)きてほしい未来を実現するための判断をしようぜ

という事でした。書きながら自分の中では少し整理できましたが、相変わらずの散文ですね。もっと上手に書けるようになりたいものです..。ご一読いただきありがとうございました。写真はパリ(2019)にて


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