持続可能に見えた、阪神タイガースの強さ
阪神が38年ぶりの日本一になりました!私にとっては生まれて初めて。
選手、監督、コーチ、スタッフの皆様、感動をありがとう、本当におめでとう。
物心ついた頃からの阪神ファンである私にとって、喜びはひとしおです。
何かに残しておきたいと思い立ち、黒歴史覚悟で自分なりの「阪神タイガース強さの考察」をしてみようと思います。
超スーパースターがいなかった2023阪神
真弓さんから始まり、伝説のバースさんがいる1985年。
金本さんを軸に、20勝投手井川投手がカッコよかった2003年。
伝説のJFKを結成し、6回時点で勝利を確信した2005年。
これまでの阪神は必ず球界を代表する選手が優勝の原動力になっていました。
一方で2023年。WBCでは中野選手、湯浅選手が選ばれ役割を果たしてくれましたが、いわゆるサブメンバー。阪神主軸の近本選手、大山選手、青柳選手は選ばれませんでした。
シーズン終了時は村上選手の躍進(最優秀防御率だし、WHIPすごい!)はありましたが、全体的に、突出した選手がいるっていう感じではありませんでした。
大山選手の手記を見て思ったこと
過去の優勝時と比較すると”突出感”のない阪神がなぜ優勝できたのか。
もちろん出塁率重視の戦略やポジション固定の話もあるけれど、私は大山選手の手記にリーグ優勝・日本一の理由を垣間見ることができました。
勝利に向けて”できる努力”を継続的にやる。しかもこれをチームの中心選手が率先してやる。当然、若手選手がだらけるわけにいかないし、次第に大山選手の大きさ・偉大さを真に理解し、次の世代に示していく。。
この文化を形作った阪神タイガースは今後も強いだろうなという期待感がありますし、精神的に成熟した新しい野球が見れるんじゃないかという期待感があります。
160km超えの投手が当たり前になり、パワフルな野球が目立つ昨今において、「それだけじゃあ野球は勝てないよ」と阪神タイガースは様々なアプローチを仕掛けてくれそうな気が勝手にしています。
属人化していないチーム
大山選手、そして今の阪神の選手たちは「勝つために自分ができることをやる。カッコ良くなくてもいい」という文化を作ってくれたように思います。この文化はホームランを要求しているわけではなく、持続可能な文化のように思えます。
そうであれば、この文化を守り・適宜アップデートしていければ、阪神タイガースは選手の世代交代が起こる中でも常勝チームであり続けてくれる、そんな気がします。
今は大山選手、近本選手が中心世代ですが、中野選手、佐藤輝選手、森下選手などがこの文化を引き継ぎ、そして次の世代に繋いでいってくれたら、、アカン毎年日本一してまう!!
おわりに
私のユニフォームは大山さんなので、ついつい推してしまいました。
来年も怪我なく、より一層飛躍のシーズンとなることを期待しています。
次は「2年連続のアレ」に向けて阪神頑張れ!
(写真はスポーツ紙を買い漁った様子です)
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