「できる理由」を見つけたい
こんにちは、hana です。
今回は、わたしが感銘を受けたnoteの記事を紹介します。
新型コロナウイルスが流行し、今まで当たり前だったはずの生活が、当たり前ではない世の中に。おそらく多くの方が、現状に満足できなかったり、苦しんだり、ストレスを感じたりしているのだと思います。わたしもその1人です。
4月からスタートしたインターン。その当時Miacisは閉館していて、インターンが始まってすぐ壁にぶつかる毎日でした。はじめましての方と、オンラインで打ち解けなければならない。自分の役割もよくわからない。そもそもMiacisの雰囲気自体がつかめない。
それに加え、大学のほうは、90分のオンライン授業、難易度の高いゼミの発表準備、膨大な量の課題、、。数か月前の話なのに、毎日与えられたタスクをこなすのに必死過ぎて、当時の記憶があまりありません(笑)
色々なストレスに耐え切れなくなった私は、
「コロナだから」「コロナのせいで」
という魔法の呪文を唱えるようになりました。
「コロナがあるから、これはできない」
「うまくいかないのは全部コロナのせいだ」
こんな風に、目に見えさえしないウイルスのせいにして気持ちを落ち着かせていました。
しかし、とあるnoteの記事に出会い、魔法の呪文は、ただの言い訳でしかなかったと気付かされました。
その記事とは、山梨県立大学のnoteに掲載されていた、『晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。』というもの。
県立大の1年生が書いた記事だそうです。
オンライン授業の良い点、悪い点を分析しつつ、彼女の想いがつづられていました。
彼女なりの工夫を凝らして、一生懸命1年目の大学生活を楽しもうとしている様子が伝わってきました。
記事の中で引用されていた、吉川英治さんの言葉。
晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ。
ぐさっ、と心に刺さりました。言葉自体も、もちろん刺さるのですが、彼女の書いた文章と、わたしの生活とが相まって、さらに、心に、深く、ぐさっと。
言い訳をして、楽しみなきところに、楽しめず、になってしまっていたんだな〜と気がつきました。
ニュージーランドに留学中の友人も記事を書いていました。
この友人は、Miacisで実施したトモダチ進路部のイベントにもオンラインで参加してくれた子です。
コロナ渦の中、ひとり、国を離れて生活を送っている彼女。
人一倍大変な環境にいるはずなのに、今できることを最大限に頑張っている彼女。
かっこいいなあ、と感じました。
日々のつらさに耐えかねて、「コロナ」を言い訳に逃げている自分、格好悪いな、とも、思いました。
オンラインラーニングスクール、Inspire Highでセッションをしてくださった枝優花さんのお話を、ふと、思い出しました。
できない理由を見つけるのは簡単なこと。でも、できる理由探しは、難しい。必ずうまくいくと思うことは、ただの安心材料にしかならない。失敗の可能性があることこそ、心から面白いと感じられる。
この話を聞いた直後も、確かにそうだな、と思いましたが、今改めて、本当にその通りだと感じます。
できない理由を探しながら過ごしていたわたしと、できること探しをしてきたひとたち。雨の日を愛し、楽しみなきところに楽しめたひとたち。
わたし、そっち側の人になりたい。
できる理由、やる理由を見つけられる人でありたい。
現在進行形で新たな困難に出会いまくり、つい諦める理由を探してしまう毎日ですが、少しずつ、変わっていけるように。
「できる理由探し」を意識してみたいと思います。
紹介させていただいた記事、おすすめなので一度読んでみてほしいです。
では、また。
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