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不動産の売り方:専任媒介って何?を不動産屋が解説

5人の息子を育てる不動産屋、野上俊彦です^ ^

本日は売却の預かり方の2つ目”専任媒介”について解説していきます。

売主と不動産業者のルール

昨日、投稿した専属専任媒介と若干ルールが違いますが、専任媒介の方が少し緩いです。

売主のルール
・依頼できる不動産業者は「1社」のみ
・自分で買主を見つけることができる

不動産業者のルール
・媒介契約をしてから7日以内にレインズへ登録※
・2週間に一度、売主様へ反響報告をする 

※レインズとは不動産業者が見れるサイトのこと

専任媒介は専属専任媒介と同様、依頼できる不動産業者は1社のみです。

ただ、専任媒介は”自分で買主を見つけること”ができます。

この部分が売主にとって、専属専任媒介と専任媒介の大きな違いになります。

ただ、多くの売主は自分で買主を見つけられないため、不動産業者に依頼します。

以上のことからそこまで大きな影響はありません。

レインズとは

不動産業者としても専属専任媒介と同様、お預かりする業者は1社のみなので、専属専任媒介に近いルールが適用されます。

まず媒介契約を締結してから7日以内にレインズへ登録するということです。

※専属専任媒介は5日以内

レインズというのは不動産業者が見れるサイトですが、レインズに登録することで、宅建協会に加盟している不動産業者が預かった物件情報を手にすることができます。

そうすることで、他の不動産業者が紹介できる仕組みになっているので、早めに申込がもらえる可能性があります。

ただ、それだけだと登録したかわからないので、売主は自分の所有物件のみレインズへログインすることができます。

不動産業者がレインズへ登録するとIDとPWが発行されます。
一般的に登録後に手紙やメールなどで連絡を行うので、手にすることができます。

そのIDとPWでログインして登録状況を確認しましょう。

報告義務について

次は報告義務についてです。

専任媒介は2週間に1度の報告が義務付けられています。

※専属専任媒介は1週間に1度の報告

報告内容について
・電話反響
・メール反響
・案内数
・業者からの問い合わせ数
・チラシを撒いた枚数
・お客様への提案数

など、お預かりしている不動産の状況についてしっかりと報告する必要があります。

専属専任媒介と比べると報告頻度は減りますが、売主としては報告は非常に重要な情報源です。

ただ、現実的に専任媒介にも関わらず報告しない不動産業者も一定数います。

紹介させない不動産業者の見極め方

しっかりと報告をくれる業者を選ばないと大きな機会損失になるので、ちゃんと報告をくれそうな不動産業者を選びましょう。

専任媒介は専属専任媒介と同様、預かる不動産業者は1社のみです。

片手仲介をしたくないがために紹介しない可能性もあるので、注意しましょう。
※詳しくは前回の投稿に載っています

多くの不動産業者はレインズ登録までの期間や報告の頻度などを考慮して「専任媒介」で話をすることが多いです。

とはいえ、一番重要なのは売主の気持ちです。

明日解説する一般媒介との違いをしっかりと理解した上で、契約する媒介の種類を決めていきましょう^ ^

ということで今回の投稿を終了します。

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