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Webメディア未経験だった僕がWebメディアを立ち上げるまで(中編)

前編からの続きです。
前編はこちら。
https://note.com/ngm517/n/n88e147d4ba09

Educational Loungeの由来

「情報の一元化」といってももちろん限界はあるわけで、まずは交流のある先生方を中心にお声がけしていこうと考えました。
そこから少しずつ広げていければと。

そして、先生方に寄稿をお願いするにあたり、企画説明資料を作成していくことにしました。
まだまだ流動的ではあったものの、ある程度は固まっていないとさすがに失礼だろうと思ったので。

Educational Loungeという名前を決めたのもこのタイミングでした。
その際に意識していたのは、Webサイトの目指すイメージをわかりやすく伝えられる名前にしようということ。

学習関連情報を発信すると同時に、勉強の息抜きがてら見られるようなページにしたい。
ホテルのラウンジのように、思い思いに仕事をしたり息抜きしたりできる場所にしていきたい。

そんな思いからつけた名称でした。

とはいえ……今思えばもっとわかりやすい名前あったはず。苦笑

実際、「English Lounge」「Educational Language」と呼ばれることも。
何ならロゴ作成を外注した際に送られてきた最初のサンプルイメージは全パターン「Educational Language」で作成されていました。笑

運営理念「受験生たちの澪標に。」

ここでようやく、はっきりとした運営理念を決めなくてはならないと思ったわけです。
やはりEducational Loungeの方向性を示すものを決めなくてはと。

普通なら時間がかかるところなのかもしれませんが、運営理念については全く迷いませんでした。

「受験生たちの澪標に。」

「運営理念を決めよう」と思った数分後には決まっていました。
そして、運営理念がこの言葉に決まったのは僕の中では必然の流れだったように思います。

公私共に多くの機会と導きを与えてくださった先輩であり、昨年度をもって予備校講師を引退された、(通称)能面先生。
僕がEducational Lounge立ち上げる前年に、先生が出版された詩集が『みをつくし』でした。

「澪標」は「みおつくし/みをつくし」と読み、水深の浅い港や川岸などで船の航路を示すための目印として用いられてきたもの。

受験生時代お世話になった先生方が導いてくださったように、そして講師として働くようになって以降も多くの先輩方が示してくださったように、今度はEducational Loungeが受験生に少しでも良い道筋を示すことのできる存在になりたい。

「受験生たちの「澪標」になるために――」

自分で言うのもあれですけど、そんな思いがそのまま表れているのがEducational Loungeの代表挨拶です。

以下、一部掲載します。

私たちの理念「受験生たちの澪標に。」の中に込められた「澪標」というものは私に多大な影響を与えてくれた存在です。
古来,水深の浅い港や川岸などで船の航路を示すための目印として用いられてきた澪標のように,烏滸がましい話ではありますが私たちも受験生に少しでも良い道筋を示すことのできる存在になりたい。もちろん,その道を進むのは本人ですし,私たちの見てきたものや考えていることがすべて正しいとは限りません。それぞれの「正しい」道はきっと幾通りもあることでしょう。それでも,少しばかり先を生きた者として,多くの受験生を見てきた者として,そして何より私たち自身が先人たちに導いてもらってきた者として,手にしてきた良き物を私たちが次世代へと継承していくべき番なのだと感じています。

我ながら青臭い文章だと思いますが、本心ではあります。
少しでもこのとき思い描いていた姿に近づけていたら良いなと。
まだまだ道半ばではありますが。

もちろん、Educational Loungeを運営し続けているのには、いろんな思惑もないわけではないけれど、当初からこの思いだけは変わっていないという自負はあります。

後編へ続く。
https://note.com/ngm517/n/n29971cc406a4



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