6/5 髭男の話

最近、サブスクをApple MusicからYouTubeプレミアムに一本化にした。
どちらも学割適用なのだが、YouTubeプレミアムは月額¥680で動画の広告なし、バックグラウンド再生可能、小画面にできる、音楽聴き放題。
YouTube平均視聴8時間/日の私にはお得すぎる。
まだしばらくは学生の予定なので、このままYouTubeプレミアム一本で行くつもりだ。

サブスクのいいところは何と言っても色々な音楽を月額で聴ける点だ。お金が無くて聴けないと言った制約が無いのは苦学生の私には最高のサービス。
アーティストへの敬意を金として還元するべきなのは百も承知だが、たくさん聴くので許してほしい。

いままでは東京事変(椎名林檎)、amazarashiの2アーティストしかライブラリに入って居なかったが、最近になって様々なアーティストがライブラリに参入をした。
その中でも一番聴いているのがofficial髭男dismだ。

数年前、Pretenderという曲で一斉を風靡した髭男だが、ミーハーを毛嫌いする私は当時「躁鬱の躁の時につけたような名前」と「陽キャによる片想いソング」というだけで絶対に聴くまいと誓っていた。
鬼滅の刃もそうだったが、世間にゴリ押しされるとどうしても「俺は流行りに乗らねえ」という気持ちが先行する。

しばらくした後、渋谷に髭男のポスターが貼り出されていて、そこで初めて顔を見た私は「女殴ってそう」という感想が浮かんだ。
私はバンドマンと交際をしていたことがあり、殴られた事はないのだがモラハラを受けて夜逃げをした経験があるのでバンドマンに対して並々ならぬ嫌悪感を持っている。
バンドマンは9割クソだ。私の統計がそう示している。

そんなこんなで月日が経過し、最近になって「まぁ無料みたいなものだし聴いてみるか」とPretenderを聴いた。

正直、めちゃめちゃ良かった。
変化球がある訳では無いのに覚えやすいメロディー、歌詞は片思いをしたことがある人なら誰もが共感できるような万人受けできる内容で、更には男性目線ということでより切なさを増している。
ストリーミング再生5億回、フル配信100万DL、ビルボードジャパン34週連続1位、2023年に高2の音楽の教科書に載る曲は伊達じゃなかった。

素直になれない私は「どうせいい曲を書いても優里みたいに三股して女を泣かせている」と勝手に決めつけていた。
優里のドライフラワーはカラオケ年間ランキング1位を今も独走しているのでいい曲なのだろうが、優里本人がやばいらしい。
よく知らない。

最近気が向いたので髭男のボーカルのことを調べたのだが

・幼少期からクラシックピアノを習っていて、音楽に造詣が深い
・国立島根大学卒
・「土日確実に休めてバンド活動を続けられるから」という理由で銀行の営業マンとして2年勤務
・2019年に下積み時代を支えてくれた一般女性と結婚
・音楽活動中でも結婚指輪を大事につけている

良い奴じゃねえか。
調べれば調べるほど良い奴エピソードしか出てこなかった。
絶対不倫してるだろ!と思って検索しても出てこなかった。
もちろん女を殴った情報なんて1つも出てこなかった。

私の知るバンドマン達は彼女に養ってもらって、借金して、浮気しまくって、たまに浮気相手がストーカー化して彼女に危害を与えるような奴らだった。(実体験)
それなのに山陰地方で伸び伸び育って成功してメンバー全員既婚者ときたもんだ。


髭男、ハマるのが遅過ぎたが、どの曲も聴きやすいので好きです。
インスタもTwitterもフォローしました。
くやちい。

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