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請求書ファイナンスをブロックチェーンで行う融資サービスTinlakeとは?
Tinlakeとは
Tinlakeは5月26日にリリースされたNFT担保型ローンプロトコルです。NFTはNon-Fungible Token(代替不可能なトークン)の略であり唯一無二の属性を持つ対象をトークン化した内容です。
Tinlakeは請求書、モーゲージ、ローンといった金融商品をNFTに紐付け、そのNFTを担保にステーブルコインを借りることを可能にするエコシステムです。借り手はNFTの所有権を担保に預け、必要なステーブルコインを借ります。融資を受けた額と利子をすべて返済することで、所有権を取り戻すことが可能です。
これによりDeFiのエコシステムにおいて流動性の高い市場を形成することができるようになり、また市場の透明性も担保することができます。NFTに変換可能な現実世界のものが金融商品として、それを担保にファイナンスすることが可能になります。
現実世界のアセットをNFTにし、それを担保としてスマートコントラクトに預けます。(Colleteral Deposit Contract)第3者の投資家達はERC20トークンのステーブルコインを貸し出します。(現在はDAIが対応)投資家から預かったステーブルコインはtinlakeによって運用されます。特に、NFTを請求書と紐づけることで請求書ファイナンスを実現しています。以下は、Tinlakeのドキュメントからまとめた概要です。
2つのトランシェ
トランシェとは、証券化商品をリスクレベルや利回りなどの条件で区分したものです。
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