【NFT事例共有】ゲーム動画NFT人気、セガ商標登録、P2Eゲーム…ゲーム業界事例まとめ
kNFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回はゲーム業界におけるNFT活用事例をまとめてご紹介していきます。
悪魔城ドラキュラNFT約1900万円の売上
(引用元:Castlevania 35th Anniversary NFT|OpenSea)
株式会社コナミデジタルエンタテインメントが販売した「悪魔城ドラキュラ」のNFTコレクションの売上が順調です。
2022年1月17日現在でコレクションのフロアプライスは約120万円(30ETH)、
二次流通も含めた売上は約1960万円(49.1ETH)となっています。
マーケットプレイスであるOpenSeaからの後押しも今回の売り上げにつながったと考えられます。
参考記事:KONAMI MEMORIAL NFT #1: Castlevania’s 35th Anniversary
今後第2弾、第3弾とリリースされると考えるので、引き続き動向に注目ですね。
計画断念から1年 セガがNFT関連の商標登録へ
大手ゲーム会社である株式会社セガ(以降、セガ)はNFT関連の商標登録を行っていたことが判明し、海外のニュースでも話題になりました。
セガは2021年4月にNFT参入計画を発表したが、ユーザーからの反対があり断念することに。
今回の商標登録のニュースは、そんなセガがNFT事業に参入することを再度決めたと捉えられています。
特にゲーム業界ではNFT参入に対して否定的な意見が目立つ様子。
セガの代表取締役CEOである里見氏は次のようにコメントしています。
「NFTに対するマイナス要素をどう軽減するか、日本の規制の中でどこまで導入できるか、何がユーザーに受け入れられ、何が受け入れられないか、いろいろと慎重に判断する必要があります。
そして、それが私たちのミッションにつながるものであれば、さらに検討していきたいと思います」
(引用元:Sega has registered a trademark in Japan for ‘Sega NFT’)
今回出願されたのは「SegaNFT」と「SegaClassicsNFTCollection」の2つ。
コナミの「悪魔城ドラキュラNFTコレクション」と同様、過去の作品を動画やBGMのNFTにして販売する方針かと考えられます。
ゲームで稼げる時代 「SGEM City」里親貸出制度導入
Zing株式会社は、運営中のPC・スマホのブラウザで遊べるブロックチェーンゲームプラットフォームSGEMVERSEの「SGEM City」に報酬分配システム里親貸出制度を導入しました。
「SGEM City」はゲームで遊んでいると実際にトークン(暗号資産)を報酬として得ることができる、いわゆる「Play to Earnゲーム」です。
ゲームをプレイするには初期投資が必要なのですが、今回は新規ユーザーが初期投資なしで遊べる仕組みとなっております。
Baboというゲーム内で使用するNFTを既存のユーザーが新規ユーザーに貸し出すことができるこの「里親貸出制度」は、新規ユーザーだけでなく既存ユーザーにも一部報酬が入るようになっており、双方得するシステム。
「SGEM City」は新規ユーザーの増員が見込めるキャンペーンとなっております
BAYC×MAYCゲームアプリ始動へ
人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」と「Mutant Ape Yacht Club」のアプリが1月20日(木)にリリースされると発表されました。
今回のゲームは7日間限定のアプリ。
スコアによっては豪華賞品がもらえるチャンスもあります。
ゲーム参加の条件はBAYCかMAYCのホルダーであること。
NFTの入ったウォレットと接続することでパスコードが出てくる仕組みとなっており、そこから登録フォームにEメールアドレスなどん必要事項を入力すると事前登録が完了される模様。
ダウンロードは1月20日から行え、コンペ開始は1月21日19:00(東部標準時)からの予定です。
詳細はBAYCのコミュニティに書かれているので要チェック!
【記事執筆】
kon(こん)
Twitter:https://twitter.com/kon39000
Blog:https://mama-nft.com/
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