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【アルコール飲料業界】クラフトビールNFT、ウイスキーと交換できるNFT、NFT付き日本酒…NFT活用事例まとめ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回はアルコール飲料業界のNFT活用例をまとめてご紹介していきます。

クラフトビール✖️NFTで地域活性へ

横浜のクラフトビールメーカー 株式会社横浜ビールと、株式会社イージェーワークスは、NFTを活用した新たな地域交流、地域応援のアプローチとしてNFT利用に関する取り組みを発表しました。

横浜ビールでは、以前より人・デザイン・地域を大切にしたクラフトビールの生産と提供、地域交流、地域活性化を推進。

今回、新たな挑戦として、横浜ビールにまつわるアートやラベルデザインNFTを
きっかけに

①より多くのクラフトビールファンに魅力を伝える
②ビール生産者やラベルデザイナーとファンをつなぐ
③NFT販売の利益の一部を地域に還元する

など、ユーザー自身も地域活性化や地方創生に貢献できるNFTの新しい仕組み作りに取り組むということです。

また、より付加価値の高い商品の提供が可能な環境を整え、寄付などによる福祉関連等の各種団体への支援や社会貢献につながる取り組みも検討中。


ユニカスク 10年後にウイスキーと交換できるNFT順次販売

ウイスキーメーカーのユニカスクは所有している将来的にウイスキーと交換できるNFTを販売。
第三弾は開始45分で完売した様子です。

NFTのデザインはトランプ。このNFTを使用したミニゲームも所有者は遊べる仕組みとなっています。

また、有名コレクションとのコラボNFTGiveawayキャンペーンも過去に実施。

今後の取り組みにも注目が高まりますね。


バドワイザー アーティストとのコラボNFTリリース

第一弾のNFTコレクションを即完売した実績バドワイザーは、第二弾のNFTコレクションとして、22人の若手音楽アーティストとコラボしたコレクション「Budweiser Royalty」を発表。

11,000点のNFTのレア度は三段階。
所有者はアーティスト直接支援するだけでなく、レア度によってアーティストとの特別な体験ができる特典もついています。

【レア度別NFT所有者の特典】
■コア(Core)
 ・アーティスト支援
 ・ファンであることの意思表明

■レア(Rare)
 ・アーティストとのDiscordでのバーチャル・リスニング・パーティに参加

■ウルトラレア(Ultra Rare)
 ・TBAのレアなNFT特典にアクセス可能
 ・アーティストとのビデオ通話

第一弾のコレクションと同様に、居住国の法定飲酒年齢に達しているファンのみがNFTを購入することができます。

また、販売価格は1NFTあたり499ドル(ETH、ビットコイン、クレジットカードで支払い可能)に設定されていますが、Budverse Heritage Collectionの保有者は早期販売の対象となり、Gold Budverse Heritage NFTコレクターには、保有するGoldトークンごとにエアドロップ式のRoyalty NFTを1つ無料で提供されるということです。


DOZAN11氏 NFT付き日本酒制作クラウドファンディング始動

レゲエアーティストのDOZAN11氏の代表作「Lifetime Respect」販売20周年を
記念して、NFT付き高級日本酒制作のクラウドファンディングプロジェクトが
始動。

"日本酒は早く飲まないと劣化する”という、これまでの日本酒の概念を覆し、ワインのように“ヴィンテージ”になるという新しいジャンルの日本酒と出会い、「いつか一緒に特別な日本酒をプロデュースして、伊勢神宮に奉納しましょう!」と、語り続けてきた夢が今回のプロジェクトに繋がったということです。

支援者にはお酒のほか、ラベルデザインのNFTも配布されるという新たな取り組みとなっています。


ヘネシー 限定ボトルと紐付けたNFT販売

LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が主導するブロックチェーンコンソーシアム「Aura」に、同グループ傘下のコニャック・ハウスであるヘネシー が新たに参加しました。

発表によるとヘネシーは、中国で今年の旧正月の際に販売される予定のボトル「ヘネシー・パラディー」のコレクターズエディションに、「AURA」によって独自の証明書を提供したといいます。

なお、ヘネシーは高級酒のNFTを取り扱うブロックバーのプラットフォームにて、限定ボトルと紐づけたNFTを販売。

ブロックバーでは物理的なボトルと紐づけたNFTが販売され、ユーザーはNFTによってボトルの所有権を持つことができ、高級酒の売買ができます。

なおそれらのボトルはブロックバーが、温度管理され保険をかけたシンガポールの倉庫にて管理を行っているため、ボトルの所有者は保管状況や配送環境など気にせず、安全に資産を守りながら取引できる仕組み。

また物理的なボトルはNFTと交換することで、実際に手元に発送することも可能だが、その場合NFTはバーンされる仕組みとなっています、

なおNFTはイーサリアムネットワーク上で発行されるということです。

【Auraとは】
「Aura」は、LVMHが同グループ傘下であるルイヴィトン、クリスチャンディオールなどの高級ブランドの製品の履歴情報や真贋の検証を消費者が可能にすることを目的としたコンソーシアム。

マイクロソフト(Microsoft)、コンセンシス(ConsenSys)の協力のもと開発されたトレーサビリティプラットフォームには、エンタープライズ向けブロックチェーン基盤「クオーラム(Quorum)」が採用されています。

「AURA」プラットフォームによって消費者は材料の原産地から販売時点、中古市場に至るまでの製品の情報を追跡出来るようになっており、その商品が正規品であることが確認可能。
なおこれらの情報はブランド公式アプリを使用することで、製品に関する詳細を記載した証明書を入手できる仕組みとなっています。



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