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NFTマーケットプレイスおすすめ3選+α (OpenSea, MagicEden, tofuNFT)

はじめに

NFTを販売しているマーケットプレイスは数多く存在します。今回は、まず初めにOpenSea, MagicEden, tofuNFTという有名なマーケットプレイスを取り上げます。また、最後に日本国内で有名なNFTマーケットプレイスをいくつかご紹介します。


1.OpenSea

おそらく、OpenSeaは初学者が一番最初に耳にするNFTマーケットプレイスではないでしょうか?このマーケットプレイスは膨大なNFT取引量を誇り、CryptoPunksやBAYCなど、NFTの中でもトップクラスに有名なプロジェクトが多数このマーケットプレイスで取引されています。

取り扱いチェーン

Ethereum, Polygon, BNB, Avalanche, Solana, Optimism, Arbitrum, Klaytn, Base, Zora

メリット

  • NFT販売を始めたい時に向いている

    • 取引量がとても多く、たくさんの人が見ているので自身でNFTを販売した時に売れる確率が高い。

    • サイト自体がとてもみやすく、初めてNFTを売買するのが簡単

  • NFTコレクションの情報分析ができる

    • OpenSeaでは、以下のように一定期間ごとの売り上げの推移やトータルの取引量、1NFTあたりの価格推移、直近で売れたNFTなど、さまざまな情報を見ることができる

    • 現在どのNFTが流行っているのかを調べることができる

分析画面イメージ

デメリット

  • チェーンの数が多くはない

    • チェーンの数は、のちに出てくるtofuNFTほどは多くはありません。NFT取引の多いSolanaチェーンにも2023/8/22時点では対応していません。

    • ただ、有名どころのチェーン(Ethereum, Polygonなど)は抑えられているのでそこまで心配はありません。


2.Magic Eden

Magic Edenは、Solanaチェーン上に構築された最大級のNFTマーケットプレイスで、一時OpenSeaの取引量を上回ることがあるなど、取引も活発なNFTマーケットプレイスです。

取り扱いチェーン

Bitcoin, Solana, Ethereum, Polygon

メリット

  • BitcoinのNFTが扱われている

    • つい最近開発されてできるようになったビットコインのNFT(Ordinals)をここで買うことができます。

    • 他で扱っているマーケットプレイスは多いとは言えないので、ビットコインのNFTを売買してみたい場合はここがおすすめです。

  • 有名どころのチェーン"のみ"が揃っている

    • これはデメリットともなり得ますが、取り扱いチェーンが4つだけになっています。取り扱っているチェーンは数としては少ないものの、取引の活発なものしかないので、基本的にどのチェーンを使ったとしても外れることはありません。

    • 「どのチェーンを使えばいいんだろう」と迷う手間は減ります。

デメリット

  • NFT初心者には少し難しい

    • 「ビットコインNFTを扱ってみたい!」「SolanaNFT使ってみたい!」と思う初心者の方もいるかもしれませんが、これらのNFTを売買する際には有名な"Metamask"というウォレットは使えません。別のウォレットを作成する必要があります。初めてNFTを触る方にとっては、これは少し大変かもしれません

    • 扱っているチェーンはどれもガス代がそこそこかかるため、お試しでNFTを作ってみる、というのには向いていません。具体的な発行価格に関しては、以下にデータとしてまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。


3.tofuNFT

tofuNFTは、日本発のマーケットプレイスで、取り扱っているチェーンの数がかなり多いことが特徴です。2023/8/22時点で24種類ものチェーンを取り扱っています

取り扱いチェーン

BNB, Ethereum, Arbitrum, Avalanche, Polygon, Astar, Shiden, Oasys, MCH Verse, TCG Verse, HOME Verse, Chain Verse, Palette, Fantom, Optimism, Moonbeam, Cronos, Aurora, Metis, Celo, Oasis Emerald, Arbitrum Nova, Polygon zkEVM, Saakuru

メリット

  • 取り扱いチェーンが多い

    • 上にも挙げた通り、数多くのチェーンが扱われているため、自分の用途に合ったチェーンが探しやすくなっています

    • ガス代が安いチェーンが多いので、「とりあえずNFTなるものを作ってみたい」という方はたった数円でNFTを作成できます。

  • 「NFT配布イベント」に向いている

    • チェーンの種類が多く、ガス代が低いものが多いので、NFTを無料で配布する際にはここのマーケットプレイス上のチェーンを使うと良いです。特に日本においては、日本人が作ったAstarやShidenというチェーンが使われることが多いですが、有名どころでこれらのチェーンを使っているのはtofuNFTくらいです。

デメリット

  • 販売を本格的に始めるには向いていない

    • 取引量の面で見ると、他の有名な海外マーケットプレイスに比べればかなり劣ってしまうため、有名チェーン上でNFTを作成・販売しようとなるとかなり厳しい戦いになる可能性があります。

  • チェーンは多いが、マイナーチェーンが少なくない

    • メリットとしてチェーンが多いことを挙げましたが、うち一部のチェーンはマイナーなものです。発行に必要な仮想通貨を買いづらい場合は発行のハードルも高く、あまり存在するメリットを感じられません。

    • 以下はHOME Verseチェーンの直近30日のホットコレクションですが、一番売れているものでもたったの$60で、2位以下は1桁以下です。


4.その他の国内マーケットプレイス

最近では、国内の様々な有名企業がマーケットプレイスを立ち上げたり、国内のNFTマーケットプレイスを用いてNFTを販売したりしています。その中でも特に話題になっているものをいくつかご紹介します

LINE NFT

LINE NFTは、日本人の大半が使っているあのLINEが運営しているNFTマーケットプレイスです。LINEアカウントを持っている人であれば簡単に登録・売買ができるため数多くのプロジェクトが出品しています。

<プロジェクト例>
・資産性ミリオンアーサー:難しい用語を使わずに、簡単にNFTステッカーが作れる
・JAL TODOFUKEN NFT:JAL国内線の客室乗務員が機内で配布し大好評だった都道府県シールをモチーフにしたNFT

一方で、これらNFTはLINE内でしか取引できないので、OpenSea, Magic Edenなどでの取引はできません。

LINE NFT

楽天NFT

楽天NFTもLINE NFTと同じく、楽天が運営するマーケットプレイスです。プロジェクトとしては日本郵便の切手デザインの原画の販売や、サッカーやプロレスなどの選手のNFTなどがあります。
特徴はLINE NFTとかなり似ています。


ANA GranWhale

ANA GranWhaleは、航空会社ANAが運営するNFTマーケットプレイスで、ANAに関するアートや写真など、様々なNFTが販売されています。

こちらはLINE NFTや楽天NFTと異なりEthereum系のNFTになっているので、ご自身のウォレットに移動させることも可能です(手数料あり)。


最後に

以上いくつかのNFTマーケットプレイスをご紹介しました。もちろんこれら以外にも国内外様々なマーケットプレイスがあるので、ご興味のある方は是非調べてNFTの売買をしてみてください!



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