病院を退職して感じたこと(その2)
前回の「急性期病院を退職して感じたこと」の追記分です。
生まれて初めて「お盆休み」してます。
もちろん幼稚園生から専門学校生時代にも「夏休み」はありました。
社会人になると夏休みと称して年休とは別に、交代で連続休暇を何日間かとるのが習い性になりました。
今年は鍼灸院しながら東京有明大学に研修に行ってますが今週は「お盆休み」とのことで鍼灸センターは一週間休業です。
ちょうど社会人となったばかりの娘も会社がお盆休暇で帰省してきましたこともあり,お墓にも行って亡くなった両親なども自宅に連れ戻して?賑やかな家族団らんとなっております。
そこで改めて思いました。
「まだ日本にはお盆休みってあるんだなぁ」と。
もちろん盆正月と人が休む時が稼ぎ時って職種も,また私が勤務していた医療施設のように年中無休,交代で休みって勤務先もあるとは思います。
交代で休暇を取るとなると,もちろん業務は通常通りあるわけで残った人に負担をかけることになり,自分自身も休暇前に休暇中の申し送りを作成したり,お願いしたり,また休暇後はたまった仕事をしたり,休暇中におきた事象への対応などで気が重くなることしきりです。
子供が手を離れてからと言うもの夏休みを取るのが億劫になるほど交代休暇は取りづらく負担でした。
なので職場自体が休業でみんな揃って休みってのは解放感がまったく違うものなのですね。
なんの罪悪感も持たず,家族そろってご飯食べたりテレビ見たりするだけで自然と顔がほころんできます。
昨年までは,帰省ラッシュや海外旅行のニュースを見たり,お墓参りしたりするくらいでしたが,昔から「盆と正月がいっぺんに来たみたい」という言葉があるように「お盆」ってこんなに嬉しいことだと60才で初めて知りました。
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