【習作】無題の汚れ仕事

BLAMN!

薄汚い路地裏の袋小路。逃げ場を失い縮こまる男に向けて、俺は容赦なく発砲した。哀れな犠牲者は断末魔を上げる間もなく、眉間を撃ち抜かれ倒れる。

「これで最後か」

煙草の入ったポケットを弄りながら呟くと、無線インカムから返答があった。

「恐縮ですが、追加でもう一件お願いします」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?