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講演会〜『何か』を変えたい人に贈る〜理想の人生の歩み方〜

こんにちは、篠原継之助です。

2023年もあと約1ヶ月で終わろうとしています。
年始に立てた今年の目標の達成度はいかがでしょうか?

すでに達成している方もいれば、これからラストスパートという方もいるでしょう。
達成している方は、そろそろ2024年を考えるタイミングかもしれませんね。

毎年目標を立てる方が多いと思いますが、その目標は理想の人生に近づく目標になっていますか?

ボク自身、毎年来年の目標を立てるようにしています。
これも、学生時代に今後の人生をどのようにしていくかを考えた時に経営者として進むと決めてからやるようになりました。

目標を決めてから、少しずつではありますが周りの方の力を借りつつ描いた理想に近づいている実感があります。

ボクにとって目標は理想へと近づくために必要不可欠な存在です。

より一層理想に近づくために精進する傍ら、現在は「1人でも多くの人に理想の人生を歩んでもらいたい」という想いで、定期的に講演会を開催しています。

先日の講演のテーマが「『何か』を変えたい人に贈る〜理想の人生の歩み方」ということで、今回は講演会でお話しした内容について一部ですがお伝えしようと思います。

学ぶことは楽しい!

まず始めに皆さんにお伝えしていることは「学ぶことは楽しい」ということです。

皆さん学校の授業を思い出してください。
苦手な科目の授業を受けているときは苦痛で、好きな科目の授業に比べて時間が経つのが遅く感じた経験ってありませんか?

ボクも総じて学校の授業というのは苦手な方でした。
しかし、社会人になってからは学ぶことが大好きになっています。

なぜなら、社会人になってからの学びは、
仕事やプライベートに活かせるものが多いからです。

「こんな知識やスキルをつけたい」と自分自身で思い学ぶのですから、それは楽しいに違いないと思います。

ここでさらに学びの吸収率を上げるポイントをお伝えします!
ボクの講演会では、話を聞くときはリアクションを取ることを推奨しています。
これは、話をするときに相手からリアクションがあると、ボク自身が話しやすいのもありますが、実はリアクションをしている側にも非常にメリットがあるのです。

何かを身につける時に、うなづいたりなど身体の動作を一緒に入れると脳にいい影響があり、定着力が良くなるそうです。
英単語を覚えるときに紙に繰り返し書きながら覚えませんでしたか?
あれと同じです。

このことを伝えた後は、聞いている皆さんからのリアクションが増え、緊張がほぐれてきて会場が徐々に和やかになっていきます。

このリアクションは仕事やプライベートでもかなり相手に与える印象が変わるので、ぜひ実践してみてください。

皆さんの理想の人生はありますか?

講演会に来られる方は、仕事やプライベートで何かしら変えたいことがあって参加されている方が多いです。

皆さんがどんな分野において変えたいことがあるのかを、始めに参加されている方同士でシェアをしてもらっています。

アウトプットすることで、自分の中に何を意識してこれから話を聞くのかを再認識できますし、参加される方のほとんどが20代から30代なので、自分と同世代の人たちがどんなことを変えたいのか聞くことができる貴重な機会です。

何人かの方に全体へシェアをしてもらうと、
仕事面で転職を考えており、そのためにまず目標を決めたい、という方がいらっしゃいました。

大前提どんな仕事も働き方も突き詰めれば何でも面白いとボクは思います。
転職するのはOKだと思いますが、今の会社が嫌だからという理由では、今後もおそらく同じ理由で転職を考えて理想の人生には近づかないと思います。
そこで大事になってくるのが、『自分の軸』です。

ちなみにボクは経営者になる前の会社員時代に9回転職を経験、しかも社会人1年目で3回転職をしています。
その中には意図していないものもありましたが、経営者になるという軸で動いていました。

大事なのは、自分の理想に近づくように選択していくことです。
皆さん理想の人生はありますか?

理想の人生といわれると決まっていない方も、稼ぎたい!という方は多いと思います。
ただ、それでは不明確です。

なぜなら今でもお金を稼ぐことはできているからです。
稼ぐ人生ならどのくらい稼ぎたいのか、というゴールを決めましょう。

自分の人生にゴールを設定することは、いわばカーナビで目的地を設定するようなものです。
目的地が決まることでそこまでの道のりや時間がわかりますし、もしかすると移動手段を変える必要があるかもしれません。

そして、理想の人生を決めている人には2つのパターンがあると思っています。

1つは強烈な体験を通して決めたパターンです。
例えば、小さい頃に遭難して消防士に救われたから将来は自分も消防士になって人を救う仕事をしたい、死の淵を医師に救われたから自分も医師になって命を救う仕事をしたいなど。

もう1つはどこかのタイミングで自分で「こういう人生にするぞ」と決めたパターンです。

できれば死の淵を彷徨う体験はしたくないですよね?
ほとんどの人は自分で決めることになると思います。
日々奔走していて考えたことがない方は、一度立ち止まって考えてみてください。

理想の人生を描くためには

では理想の人生を描くにはどうしたらいいでしょうか?
いくつかのステップでお話ししているので、1つずつ簡単にお伝えします。

自分の現在地を知る

まずは自分の現在地を知りましょう。

豊かさには5つの要素(お金、時間、健康、人間関係、やりがい)があると教わりました。

紙を用意していただき、上の図のように五角形を書いてそれぞれの頂点に5つの要素を書いて、中心をゼロ、頂点をMAXとして、現在の自分の状態はどのくらいなのか点を打ち線で結んでみましょう。

次にこのまま5年10年経った時にどうなっていそうか書いてみてください。
会社にお勤めの方は、会社の上司や先輩のようになるでしょう。

初めてボクが書いてみたときは、非常に直面しました。
書いた五角形は5年後10年後に形が変わっているものの、面積が大きくなっていない、それどころか小さくなっていたのです。

では理想はどんな状態にしたいか、おそらく「全てをMAXにしたい」、それ一択でしょう。
ただ、このMAXの状態を目指している人は少ないです。
理想の状態を描く際には、自分にとってのこの五角形のMAXを考えましょう。

紙に書く・年表を作る

自分の現在地を知ったところで、理想を描くステップ1は「紙に書く」です。

・欲しいもの
・やりたいこと
・なりたい状態
などを合計100個以上書き出してみましょう。

書き出す際は、今の収入や状態を考えずに
・もし、今の収入の100倍の収入があったら(世の中の物価が1/100だったら)
・もし、24時間365日自由だったら
という前提で考えることが大事です。

自分のやりたいことなどにアンテナを張っておくと、生活の中で気づきやすくなるので、引き寄せが強くなったと感じると思います。

ボクは社会人1年目の時に書いたやりたいこと100個のうち40個くらいは叶っていて、それも自分が予想していなかったタイミングで叶ったものがいくつもありました。

やりたいことを書くワークはしている方が多いですが、その後に年表を作ることがカギです。
年表というと過去をイメージしますが、ここでは未来の年表を作ります。

自分や家族、大切な人が何年に何歳になっているのか、子供が欲しい方は自分が何歳の時に欲しいかを可視化してみましょう。
そうすると、子供のライフイベントがいつ来るのかが見えてきます。

自分や大切な人の年齢を年表とともに並べ、そこに先ほど書いた自分のやりたいことをやりたい年に差し込んでいきます。
それには大体いくら必要なのか、実現するのに理想の年収はいくらなのかを書いていくと、数年単位でゴールが明確になるのでやることが見えてくるでしょう。

理想を描くときに大事なこと

最後に理想を描くときに大事なことをいくつか抜粋してお伝えします。

まずは、みんなと違う人生になることを覚悟することです。
今の時代、こう生きなければいけないというものはありません。

先ほどもお伝えしたように、MAXの理想を目指している人は少ないです。
もしかすると、家族や友達から反対を受けることがあるかもしれません。

しかし、その反対をボクは聞かないで欲しいと思います。
その反対意見を聞いてしまうと、チャレンジしなかった時に反対した人のせいにしてしまうからです。

最大限チャレンジをして上手くいかないのは自分で納得することができますが、他人のせいにしたことは一生悔いが残ってしまうでしょう。

次に視野を広げましょう。
日本は自殺率が非常に高いことで有名な国です。
今の学校や会社にしか自分の居場所がないのに、そこで仕事や人間関係が上手くいっていなかったら、すごく追い詰められてしまうと思います。

他にも居場所があること、人生ここだけではないと視野が持てていることは非常に大事です。
視野を広げるためにおすすめしていることは、
・人に会う
・本を読む
ことです。

今の時代、本などを紹介するYoutubeや電子書籍もありますが、紙の本は自分で読み進める必要があるからおすすめです。
読書が苦手な方もいらっしゃいますよね?ボクもその1人でした。

その方は面白い本に出会っていないだけだと思います。
自分が求めている情報が詰まった本ならば、きっとどんどん読めるでしょう。

最後に何より大事なことは、切磋琢磨する仲間を作ることです。

何かを目指す時に、色々な誘惑があるこの世の中で一緒に目指す仲間がいなかったら、どんなにメンタルが強い人でも諦めたくなると思います。
ましてやMAXの理想を目指そうとしている訳ですからなおさらです。

一緒にそれぞれの理想のために切磋琢磨できる、挫けそうになったときに支え合える仲間がいることは物凄く大きな力を生みます。

ボクは漫画「スラムダンク」が大好きなのですが、主人公の桜木花道がバスケを始めて3ヶ月で、なぜ全国大会までいけたのでしょうか?
それは周りがみんな全国レベルでその中で切磋琢磨していたからだと思います。

ボクも視野を広げる中で出会った仲間がいたからこそ、ここまでやってくることができました。

まとめ

ここまで講演会でお話しした内容を抜粋してお伝えしました。

講演会が終わった後、参加された方とお話しする時間があり、何人かの方とお話ししましたが、「このような考え方をしたことがなく、新しい発見でした。」「まずはこれをやってみようと思います。」とそれぞれ気づきや学びを得られた様子でした。

中には目に涙を浮かべている方もいて、その方にとってはこの先の人生を考えるベストなタイミングだったのかなと思います。

ボクは講演会を通して皆さんに理想を描くきっかけを提供することはできますが、理想を描いたところから動き出すかどうかは皆さん次第です。

理想を描いたのならば、ぜひそこに向かって突き進んで欲しいなと思います。
1人でも多くの人が理想に一歩でも近づいてもらえたら本望です。

これからも自分の理想の人生を追いかけるとともに、皆さんの人生をより良くするきっかけを提供していきます。

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