「“好き”を追いかけて仕事にする」 次世代女子が歩むキャリア｜#わたしの花の咲かせかた vol.1　株式会社ネオレア代表取締役 朝比奈ひかりさん

多様なキャリアを歩んでいる女性に話を聞き、“女性のはたらきかた”の選択肢を増やす、「#わたしの花の咲かせかた」企画がスタート！

第1回目は、neorare (ネオレア)を運営する株式会社ネオレアの代表取締役 朝比奈ひかりさんにインタビューしてきました。
高校時代からお仕事を始め、現在では女子大生マーケターとして活躍をされており、まさにワカモノ世代を代表する働き方をされているひかりさん。
そんなひかりさんの、自身のキャリアを切り拓く上で得た考え方やお仕事の仕方についてお話を伺いました。

PROFILE
朝比奈ひかり
あさひな　ひかり｜株式会社ネオレア 代表、女子大生マーケター
1998年生まれ。高校生の時に、HRやKADOKAWAなどで＃女子高生カメラマンという肩書きで高校生編集部/クリエイターとしてライターや映画の試写会カメラマンとして働く。主に、少女漫画が映画化した作品の撮影を担当し 広瀬すずさんや千葉雄大さん等を撮影。若年層向けメディア計4本で働いた後、大学生になりインフルエンサーを主体とした女子向けイベントを主催し2500万円売上。これらの成功体験を元に、どうしたら若い女の子に刺さるかが身に付き19歳の時に＃10代マーケターとしての活動を開始。
企画やマーケを中心に約30社を担当。その後、コンサル女子大生チーム「neorare」をで学生起業。
Twitter→＠Asahina_hikari
neorare→@neorare_

―まずは簡単に自己紹介をお願いします！

朝比奈さん：女子大生マーケターという肩書きでフリーランスをして3年目です。また、8月21日に、若者コンサルに特化したneorareを法人化しました。

「常に好きなことを追いかける」女子大生×フリーランスとしての働き方

―フリーランスや学生起業家として学業とお仕事を両立しているひかりさんですが、普段はどのような1日の過ごし方をされているのでしょうか？

朝比奈さん：午前中の 1、2限に大学へ行き、13時から21時までフリーランスのお仕事をしています。
仕事量の多い日は、寝る前に自宅で作業をしていることもあります。

―学業との両立が大変なのではと思うのですが、両立のコツはありますか？

朝比奈さん：学業との両立は、“手を抜けるところで抜く”ことを意識しています。

仕事も学業ももちろん100％・200%で取り組んでいますが、
例えば、大学に関しては、受けたくない授業も必修だったりするんです。
そんな時は、“ぎりぎり許される60%”くらいを要領よく狙っています。

全てを頑張ることは無理なので、家事は最低限に手を抜いたり、メイクしなくても良い日はすっぴんだったり。笑
とにかくスイッチのオン・オフの切り換えを大切にしています。

ーまた、一般企業への就職と比べると、どうしてもフリーランスは安定していないイメージがあるのですが、実際にお仕事をしていてどうですか？

朝比奈さん：企業と半年間契約を結ぶといった働き方をすることもできるので、安定するかしないかは働き方次第だと思います。

でも、私は常に安定を求めるタイプではないので、フリーランスや会社を持つ働き方は合っているのかもしれません。

"イマ、好きなことをしている" ことが私にとっての精神的な安定に繋がるので、仕事では常に好きなことを追いかけています。

―「フリーランスになりたいけれど踏み出せない」という人も多いと思うのですが、これからフリーランスを目指す人へアドバイスをお願いします！

朝比奈さん：私は特に、税金周りなど確定申告の知識がなく難しかったのですが、インターネットで調べたりソフト使えば、想像以上に簡単にできました。

分からないこともたいていはネットに答えが落ちています。

もし「フリーになるのが怖いから」という理由で踏み切れないのであれば、1度挑戦してみてください！まずは挑戦のみ！楽しいです。

女子大生コンサルチーム・neorareの立ち上げ

―ネオレアを立ち上げようと思ったきっかけを教えてください。

朝比奈さん：フリーランスとして働いている中で、自分が受けられる仕事の量に限界を感じていたため、「いつか組織化したい」とずっと考えていました。

その中で現COOのあいねちゃん(@amourSon71)と出会ったことをきっかけに、組織化に踏み切ることができました。

―21日に法人化したネオレアですが、フリーランスと違うところはなんでしょうか？

朝比奈さん：今までは働く相手が“自分対企業”で、自分が常に120%の力を出していれば、お仕事は基本的うまくいっていました。
しかし、会社という枠組みになると、それだけではうまくいかないので、今はそこに難しさを感じています。

―女子大生マーケターとして活躍されていたひかりさんですが、今後ひかりさん自身はプレイヤーではなくなってしまうのでしょうか？

朝比奈さん：おそらくそうなっていくのではないかと思います。
私が関われる部分はこれからも関わりますが、自分が全ての仕事に関わってしまうとネオレアをする意味がなくなってしまうので、運営のほうで同じ意識を持っているメンバーを最大限に引き出せるようなお仕事をしていきたい思っています。

―ひかりさんの中で、キャリア選択で大事にしていることはありますか？

朝比奈さん：タイミングに身を任せることを自分の中で大事にしています。

私は、仕事をいつまでやるか・いつ辞めるかなどは特に決めていません。

始めるべき時に始めるべき仕事と出会えるはずだし、辞める時には、辞めるべきことが何かしら起きると思っています。

大きくいうと、人生には必要なことしか起きないと基本的に思っているので、あまり先のことは考えず、今あることを120％して目の前のタイミングに任せています。

―タイミングに身を任せるということですが、選択に時間をかけることはないのでしょうか？
朝比奈さん：基本的に、1日以上は悩まないかもしれないです(笑)

悩むということは、即決できるほどのことではないと解釈しています。

―ネオレア立ち上げのときも時間をかけずに決めたのですか？

朝比奈さん：そうですね。
あいねちゃんと初めて2人で打ち合せをした日にネオレアを立ち上げることが決まり、すぐにSlackを作り、その次のミーティングでネオレアという名前・リリース日・どのメンバーを誘いたいかも決めました。

―「頭で考えないで直感でお仕事を選ぶ」と以前noteにも執筆されていましたよね。

朝比奈さん：はい。
今までの経験上、初めてお会いした時に直感で違うなと感じた人と働くと、その先も違和感があるので、直感で違うと思ったら絶対に選ばないようにしています。

「自分のことを一番幸せにできるのは自分しかいない」次世代のキャリアを切り開く仕事観

―ひかりさんのお仕事内容はカメラやイベント、SNS運用といった多くの女子学生が好きなことに近いと思うのですが、好きなことを仕事にできたきっかけ・チャンスを掴む秘訣はありますか？

朝比奈さん：声に出すことです。
会った人には｢私はこういうことがしたいんです！｣と言いますし、SNSにも書きます。
去年「秋元康先生とお仕事がしたい」と積極的に言っていたところ、3ヶ月後、本当に秋元先生に関わるお仕事をさせていただきました。

声に出して周りの人に知ってもらえれば、あとは自分の運次第なので、運を良くしようと思ってます。笑

―運を良くすることってできるんですか！？

朝比奈さん：運を良くすることは、自分は運が良いと思いこむことだと思います。
私は「自分はすごく運が良い！」と思っていて、自己肯定感も高いです！笑

ー自己肯定感を高く保つために意識していることはありますか？

朝比奈さん：私が一番意識しているのは、人と比べないことです。
人を羨むのではなく深くまで自分と向き合い、周りや一般的なベストではなく自分にとってのベストを探すようにしています。

究極的にいうと、「自分のことを一番幸せにできるのは自分しかいない」と私は思っています。

幸せに思えない人生は、周りの人が幸せにしてくれていないのではなくて、自分が自分を幸せにさせてあげていないからだと思っています。逆にそれができれば人生幸せだな、と自分なりに考えはじめました。

―自己肯定感を高く持つことができるのは昔からなのですか？

朝比奈さん：去年の12月くらいからです。笑
それまでは、結構ネガティブでした。
人と比べて「私は何にも出来ない。◯◯さんが高校生の時は~」と突然大号泣しはじめたり...結構周りの人を困らせて病んでいました笑　

―意外ですね！そこまで変われた理由は何かあるのでしょうか？

朝比奈さん：人生の深掘りをする機会が与えられたことがきっかけです。

「何で仕事するの？」とか「学生で仕事をしなくてもいいのに、何でそんなにフリーランスで働くの？」と聞かれて、それに向き合う中で色々とポジティブな思考に変わりました。

今までの人生で上手くいったとき・上手くいかなかったときを考えて、「上手くいっているときはこういうパターン、上手くいってないときはこういうパターン」というパターンの分析をして、「こうしたら上手くいくんだ」という分析をし続けています。

そうしていくうちに、突然ポジティブ力がどんどん上がりました！笑

―「ロールモデルがいない時代」と言われている今、自分のキャリアを切り開いてきた方法を教えてください。

朝比奈さん：ある人の全てに憧れたり、ある人の全てを真似するというよりは、「この人のこういう部分が好き、その理想を全部集めたら私のロールモデル」くらいの気持ちでいます。
いいとこ取りをたくさんして、それを集めた自分になるようにしています。

―ありがとうございます。
自身のキャリアを自分で切り開いているひかりさん。そんな姿に憧れて「朝比奈ひかりさんみたいになりたい！」と思う学生は多いと思うのですが、そんな学生に向けて向けてアドバイスをお願いします！

朝比奈さん：今ある選択肢の中で一番良いものを選択して、その選択したものを120%の力でやる。それを常々繰り返す！
そうしたらいい人生が歩めるのではないかと考えています。

―常に120%でやれること自体が凄いと思うのですが、、、！

朝比奈さん：100%でも良いと思います(笑)。
休めるところで休む、手を抜けるところで抜く。

ただ、一番自分が正しいと思う選択肢は、後悔しないためにも、自分が出せる限界まで出すべきだと思います。
100%・120%頑張って失敗したときに得るものは学びなので、たとえ失敗しても悔しくはないと思います。

「自分が出せる限界値まで出して、失敗してもまた次に活かす」を繰り返してください！！

最後に

―ありがとうございます。それでは最後に、これからの朝比奈ひかりとしての目標と、読んでくれている人に向けて一言ずつお願いします！

朝比奈さん：個人的な目標は、「これからも常にベストな選択肢を選び続けることが出来る人生でありたい」ということです。”好き”を追いかけて仕事にすることはこれからも続けたいと思っています！

まず読者の皆さん、ここまで読んでくださりありがとうございました。持論モリモリでごめんなさい！笑
自分の事を幸せにできるのは本当に自分しかいないので、ハッピーに生きましょう！

ネオレア含む、朝比奈ひかりを今後ともよろしくお願いします！

note：朝比奈（私）が3年のフリーランスを経て、学生起業をした理由。https://note.mu/asahina_hikari/n/n49799f6daebd

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いかがでしたでしょうか？
自分の人生に向き合い、自身のキャリアを築いてきたひかりさん。
そんなひかりさんのキャリアへの向き合い方は、自分らしい働きかたを考える大きなヒントになるのではないでしょうか？
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