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夫婦の価値観

我が家は先述の記事の通り、セックスという行為についてもめる事は無い。
彼が外でセックスするチャンス()はあまりないだろうが、それでもチャンスがあればいつだって飛び込んで欲しい。

このセックスについても価値観の一つだ

そして別の価値観の指標はお金についてである。

我が家のお金は、基本私の手の届くところにはない。
私がお金をあまり近くに置きたくないからだ。私の銀行口座に10万円もあれば、それ以上は必要はない。毎月のパート代から旦那さんにお小遣いを渡し、残りでなんとなく生活するくらいでいい。
となると、旦那さんのお給料に私が何かを言うことは無い。
しかし
実は旦那さんも堅実な人間なので、私は好き放題いい女ぶって自由に発言が出来るのだ。「あなたの好きな物、好きなだけ買っていいんだよ♡あなたの頑張ったお給料だもん♡」とどれだけ言っても、彼は無駄遣いするどころか、倹約家なのだ。
もし無駄遣いするような相手なら、「好きな物を好きなだけ買いな」なんて言ったら破産する可能性もある。
私が優しい奥さんなのは「優しくしても図に乗らない」という信頼があるからだろう。
一方、最近の投資の調子なんかはちゃんと報告してくれる。


お互いがいい人になっても破綻しない関係

外でのセックスを許したり、好きなだけ買い物するのを許可したり
好きなだけゲームしてもいいと言ったり、
家事しなくていいと伝えても、

ある程度相手のことを考えて自律出来る事こそ、『価値観が合う』のだろうなぁと最近思う。


価値観は同じじゃなくていい

お金の話なのだが
私に対して好きに使っていいよ、とお金を渡したら喧嘩になるほど散財してしまったり、安価でも不要な物を買ってしまったりと碌なことがない。
自分でそれを知っているので、普段からお金を持つということにストレスを感じてしまう。一方、彼は超絶ブラックで10年以上働いていたため、0が並んだ通帳は見ていて嬉しい物だったりするらしい。
セックスだって
私は自分の為にセックスを必要としているので、旦那さんと出来ない時なんかは外ですることもあるのだが
旦那さんは、他の女の人に興味がないと言ったらウソになるけど、好きな女性(私)だからセックスするんだと思っている。

家事もそうだ。
10段階で7以上の汚さにならないと「あー、家の掃除しなくちゃなー」と感じる私と、「日曜の午前は掃除って決めてる」旦那さん。

同じ価値観を見つける場面は多くない。

同じ価値観(凹と凹)では合わないことだってある

陳腐な表現だが、凸凹をどう合わせるかがカップルの腕の見せ所だろう。


とはいえ、ぶつかった時期も

同棲を始めたばかりの頃、小さい事にイライラしてばかりいた彼。
理由は大抵「家が汚い」だとか「帰ってきたのに挨拶しない」だとか、「食べたお皿が出しっぱなし」とか、そんな感じ。

正しいですね。わかります。

でも、怒って私と仲悪くなるのと、優しく伝えて改善策を講じるのとどちらがいいの?って話なんですよ。
「アンガーマネジメントした方がいいよ。」
「正しい事を言う人が、怒鳴っていいと思ったら大間違いだよ。」
とまぁ、ぶつかるぶつかる。
「じゃあ、直す気がないってことね!!俺が我慢すりゃいいんでしょ」
と拗ねる拗ねる。
「悲しい、傷付いたからといって、私をわざと傷付けるのは性格悪いよ?何を主張したいの?」

ほぼ全ての喧嘩はこんなもんですわ。

価値観の擦り合わせは、気をつけないと衝突の連続。



夫婦が頑張ったアサーションの結果が我が家です。
私の体感だと、私の意見がすべて通っているように見えますが

もちろん、旦那さんの要求がすべて通っている事も。
納得しすぎて、というか、反論する必要がないので私が彼に対して何か努力や我慢をしている感覚すらなし。
感覚としては「へー、そこ引っかかるんだね~。了解、次回からそうするわ~」くらいの感じ。


そういうことを考えると
価値観を合わせようという価値観、さえあればあとは結構どうでもいいかもねー


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