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その穴の価値

今日はまた呪いの話。
今までは演技してしまう呪い、力を込めてしまう呪い
そして今回は穴の価値を見誤る呪い

ドーナツの穴は価値があるのか……?
ドーナツの穴だけ残して食べる???
ドーナツに穴が”ある”ってどういうこと……?
哲学的命題に突き進んでいきそうなタイトルだ。

わざわざ言う事もないだろうが、ここで言う穴は体の両足の間にあいた穴の話だ。
こころの鍵穴とかそんなエモい話をしようって訳じゃない。ポエマーな友人は「あの人の鍵で私の心のドア開いちゃった」とか言うだろうし、まぁそういう事もあるがそういう事じゃない。

私の体目当てだったの?

ワンナイトで連絡取れなくなった場合にしか使わないようなこのセリフを恋人に言う人がいる。
ちなみに、私はこのセリフを今の旦那に言われた事があるので、言われる側の気持ちは痛いほどわかる。
好きだからしたい!!
しかし現地集合現地解散のような、セックスの為に呼び出される事があると段々と呪われてしまう。
『この穴にしか価値がないのでは?』と。

そうして女性は「私のどこが好き?」と確認しだす。こんな質問、男性にとっては恐怖でしかないだろう。しかも答えても答えても何度も聞かれると(答えが間違ってるから何度も聞かれるのでは??)と思ってしまう。

そして、極論『脳だけになっても好きだ』『魂が好きだ』と言わされるのだ


好きでも無い男とヤリまくる女はクソ

これもまたひとつの呪いだろう。自分と違う生き方を否定するのは穴の件に限らずあるが、これが特に顕著に出るのが女の世界。
 自分に出来ないことをしてるのは純粋に凄いと賞賛しようじゃないか。そして、自分には持ち帰ることのできない知見をその子から吸収することも出来る。
好きでも無い相手としろって話じゃなく、使える情報は使おうって話だ。「なるほど。ありがとう。ところで、セーフティセックスについてはちゃんとしてる?してるならいいけど。」と釘を刺す私はうるさいオバサンなのかもしれない。

1回で数万円を稼ぐ穴

愚の骨頂。
お仕事の値段は1回数万円と換算する事もあるが、一般人、つまり非売品の価値は持ち主が思ってる値段だけつけてもいいのだ。
私は「君はいくら出したらやらせてくれるの?」って聞かれるといつも「国家予算くらい」と答えている。
そんなんじゃ売れないぞっと言われたりもするが、非売品だから黙っとれと返事をする。私は私の価値を114兆円としている。なお好きな人への割引は99.9999999999999%引きだ。

逆も然り
アラブの石油王とセックスしたとして、市場価値は上がったりしない。売る時に1億円と言ったって買い手がいなくては売れないのだ。
自分を磨いて穴の値をあげようという呪いが実は1番醜悪で空虚だ。穴を売りに出してはいけない


その価値

あなたの肝臓の価値、肺の価値、骨髄の価値と同じ
あなたが普通に生きてる時には関係の無いもの。そこにあって、臓器として役目を果たしている。

大事なのは本当に困った時にドナーになってあげられるか。
愛した人がその穴を必要としている時に、少しわけてあげる事が出来るか、だ。


それは『断れない呪い』にも近いけどそうじゃない
少し受け入れてあげることで、救われる命もある。大袈裟かもしれないけど。
提供した時に多少の痛みがあったりするなら、ゼリー等を使って予防。献血と一緒で次は8週間後からでも問題ない。
快楽の有無より、あなたの穴で生きられる人の為にドナーになって欲しい。
もちろん、【パートナーの為】だけのドナー

おわりに

 今回の呪いはとても伝わりづらい気がする。
いつから、誰が言い出したかわからない価値観に晒されているのが変だなって話にしたかった。

抱かれるからいい女だとか、抱かれないから終わってるとか、、そんな思考が無くなるといいな。レスられ辛かったし。いつか私の文章力が上がって、伝わりやすく表現出来たらいいなぁ。

次は【男性にかかった呪いの話】をしようと思う

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