みんな働きすぎ
最近あまり飲みに出かけなくなったのは、コロナが何度目か分からない感染拡大をしているからというのも勿論あるけれど、他にもっと理由がある。
私や私の周りだけなのか、社会人4年目の宿命なのか分からないけれど、とにかく仕事が忙しすぎるのだ。いや、もっと偉くなれば、もっと忙しくなるのだろうけど、身の丈に合わない量と重さの仕事を抱え始めるのがこの世代なのかもしれない。いや待てよ、これが一生続くという説もあって、それはそれで絶望である。仕事は終わらないし、疲れるし、仕事をこなすことで生活が精一杯で、プライベートの予定を入れる気力もなければ余裕もない。
久々に友だちと連絡を取ったかと思えば、土日も仕事に追われている話とか、職場の同僚が倒れた話とか、そんな社畜話ばかり盛り上がる。
帰り道、点滅する青信号に気づいた瞬間に足を早める、たったそれだけのことすら難しくなる。連絡は溜まっていくし、疲労も溜まっていくのに、お金は貯まっていかない。朝起きて重い身体を引き摺って電車に乗るのに、上司を前にしてなぜか平気なフリができてしまう。辛いのはみんな一緒、自分だけ弱音なんて吐けない、そう思っているけど、そう思い続けた人が救われる世の中なのかな。根性論になって自分をいじめるんじゃなくて、システムや常識を変えることを頑張りたい。
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