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海外でキャリアを積むための戦略

こんにちは。次世代キャリア研究所です。

今回は海外でキャリアを積むための戦略についての内容です。
※前提として、海外で働いた後は日本に戻ってくることとしています。

海外で働きたいと考えているあなたは、
「海外に住みたいけれど、その後日本に戻って来れるのか。」
「日本に戻ってきた後、どのような仕事が見つかるのか。」
といった、不安があるのではないでしょうか。

今回の内容では、その不安にお答えしつつ、失敗しないための戦略についてお伝えしたいと思います。

日本への転職は可能!しかも給与アップできる!

まずは冒頭の不安にお答えします。結論から言うと、海外での経験は日本に戻ってくる転職に必ず生かせます。

(例1)Aさんのケース
日本でIT系の会社に新卒就職 → シンガポールの現地人材会社に転職
→日本に戻り、外資系コンサルティング会社に転職(給与アップ!)

Aさんは大学時代に留学しており、英語を使って仕事をしたいと考えていました。しかし新卒で入社したIT系の会社では使う場面が少なく、モヤモヤを抱えていたとのこと。そこで思い切って、英語が公用語であるシンガポールの会社に転職。数年勤務の間に英語を思い存分使うことができ、また海外で生活できた充実感もあり、日本に戻ることに。
日本に戻るときには、英語力に加えて、多様なバックグラウンドを持つ方と仕事をした経験を評価され、見事外資系のコンサルティング会社に転職したようです。

(例2)Bさんのケース
日本でメーカーに就職→フィリピンで旅行会社に転職
→日本に戻り、某有名ホテルチェーンに転職(給与アップ!)

Bさんは大学卒業と同時にメーカーに就職し、事務をしていましたが、趣味の旅行を仕事にしたいと漠然と考えていました。1年半の勤務の後、思い切って台湾に留学し、その後台湾の旅行会社に就職しました。
台湾では日常的に英語を使ったほかに、中国語(台湾語)も話せるようになったため、日本での有名ホテルに就職することができたようです。

戦略①:英語圏でグローバルな仕事に就く

英語圏(アメリカ、オーストラリア、カナダ、シンガポール等)で働くことによって、英語を日常的に使うことができるようになります。英語が使えると、仕事相手が世界中に広がり、一気にできることが増えます。
どのような仕事をするか、誰と働くかも大事ですが、どの国で働くかをしっかりと検討することで、その後のキャリアに大きく影響してきます。

英語圏で働きたい人は世界中にいるため、多くの職場は多国籍な社員が働いています。私が働いていたシンガポールの会社には、シンガポール人に加えて、マレーシア人、台湾人、ドイツ人、ミャンマー人など、多くの国籍の社員が一緒になって働いていました。
そのような環境の中で、他者との違いを理解し、異文化を受け入れ、文化や宗教に敬意を表すのは、日本ではなかなかできない経験だと思います。

上記のような経験ができる日本と近い国だと、フィリピンやマレーシア等がオススメです。英語を使ってビジネスができるため、多くの外国人が働いているためです。
もちろんアメリカやオーストラリアなどもおすすめですが、労働ビザの取得が難しく、現地就職が現実的でないケースが多いです。

戦略②:非英語圏でニッチな仕事をする

あえて英語圏で仕事をしない、というのも戦略の一つです。
英語が話せる人は世界に約15億人いると言われており、世界の全人口の5人に1人が話せる計算となります。そんな中で英語力やグローバル対応力を身に着けても、ライバルは多い。そう感じる方も少なくないでしょう。

そうであれば、あえて英語圏では無い国で挑戦するのも戦略の一つです。
言語という切り口では、中国語、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、マレー語(インドネシア語)などは話者が多いため、それらの国で仕事を見つけるものありかと思います。

また、それらの国であえてニッチな仕事をすることで、人材の希少価値が高まり、転職に有利になるケースがあります。
例えば、インドネシアでコーヒー豆の輸出の仕事をしていた方は、飲料メーカーやコーヒーチェーンから多数内定をいただいたようです。

英語以外の言語に加え、その国だからこそできる業界に身を置くという戦略も、グローバル社会で勝ち抜いていく術の一つではないでしょうか。

終わりに

私自身は海外で仕事をしたことで、人生が大きく変わりました。その経験を少しでも伝えることで、あなたの役に立てられればと思います。

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