見出し画像

言葉にしないと

この世に言葉があるのは、きっと自分の気持ちや想いを言葉にして相手に届けるため。

愛の告白とか大層な物事だけではなく、自分はこう思っている、このように考えている、ということを相手に伝えて理解してもらうために、言葉があると思います。

だからこそ、
「言葉にしなくても伝わるだろう」
という考えは、時にロマンチックに映ることも確かですが、言葉にせずしてどのように相手に自分の想いを伝えましょうか。

想いを言葉にすることはとても大切。
もしかしたら、明日には私たちは声を失うかもしれないし、伝えたい人は聴力を失うかもしれない。

伝えたいことは、なるべくその場で、素直にはっきりと伝えましょう。

例えば、
「愛してる」と言葉にすることは恥ずかしいと多くの人が認識していますが、愛情って言葉にしなければ中々伝わらないものだと思うのです。

僕が難しい歳頃だった頃、僕はある程度成長して以降、両親に「愛している」と言われたことが無いということに気づき、

僕は両親からもう愛されてないんだ!だから僕がこんな大変な思いをしているのに助けてくれないんだ!

って、誤解をしていたんですね。

両親は確かに僕のことを愛していました。
でも、それを言葉にすることは両親的にもなんか気恥ずかしいし、なんか微妙なムードになることは避けられません。
僕自身も、親の意思を汲んであげる必要があったのかもしれませんが、

それでもやっぱり想いは口にしなければ相手には伝わりません。
親子間ですらこうなのですから、対他人であったら尚更。

想いは、口にして相手に伝えましょう。