SNS活用に纏わる新たな方針を定めます。

前回の記事では、公人のみならず私人にとってもSNSが現代社会で生き抜くための重要なツールとなっているという話をした。このような社会情勢に移行しているということから、これまではSNSを控えめにしていた私も、今回を機に大胆にSNS活用に関する方針転換をすることを予定している。当記事では、私個人のこれからのSNSの活用方針について述べていく。


概要

以前まで私は、SNSをあくまで数学の面白ツイートや絵師のイラストを閲覧したり公式由来の情報を受け取ったりするといった目的で利用していたが、昨今の社会情勢を受け、これからは積極的に旅程やら推しの魅力やら意見やらを発信していきたいと考えている・・・と、これだけの話であれば、多くの人々が行っているSNSの活動と差異がなく、別に1つの記事にするほどではないのだが、本題はここからである。

さて、ダラダラと結論を先延ばしにされても読者にとっては苦痛だと思われるので、早速結論から述べよう。私の今後のSNS活用方針は以下のようになる。

シン・SNS活用方針

  1. クソつまらないツイート(以降不快発言)5個毎に自己顕示欲・承認欲求マシマシの自分語り・自慢話または思想強めの発言(以降自己顕示発言)を1回する。

  2. 当SNS活用方針ないし自己顕示発言をするという行為に対して、不快発言の投稿主からの指摘・反論・苦言・非難・嘲笑・罵倒・お気持ち表明など(以降否定行為)があった場合、私がその人に対して、不快発言をやめてくれればこちらも自己顕示発言を今後しないということを伝える。

  3. 当SNS活用方針ないし自己顕示発言をするという行為に対して、不快発言の投稿者以外からの否定行為があった場合、私がその人に対して、自己顕示発言は楽しくていいゾ~と自己顕示発言をオススメする。

たったこれだけである。一体何故このようなSNS活用方針になってしまったのかについて今すぐにでも解説したいところだが、その説明をする前に今の私のTwitter(X)事情を理解する必要がある。少し長くなるぞ。

SNSの新方針誕生の経緯

第1章 COLD RELATION ~疎遠過剰~

まず私にはリアルの知り合いがいる。流石に実名や垢名を出すわけにはいかないので、ここではその人をタラヲと名付けよう。私はそのタラヲとはLINEで繋がっているほどの関係性であり、私が小学生の頃はかなりの親交があったのだが、中学・高校・大学・・・と成長していくにつれてかなり疎遠となってしまっていた。そして遂にタラヲは、私が送ったLINEメッセージの返信は碌にしないくせにツイートはするようになってしまったのであった。また、私がタラヲにツイートを送っても碌に返信はなく、後に確認したところ、どうやらタラヲが私の垢をミュートにしていたという。その事実を知って私は落胆したものの、(まあタラヲの垢をフォローしていたらあいつの趣味を覗けるし別に良いか。)みたいに思っていた。しかしながら突如、タラヲのツイートが自分のTLに現れなくなったのである。ブロックされたかと思ってタラヲの垢を検索したところ、ブロックはされていなかったものの、私がタラヲをフォローしていない状態になっていたのであった。俗に言うブロ解である。このことには海より広い私の心もここらが我慢の限界となり、流石に堪忍袋の緒が切れましたが、タラヲの性格からどうせ本人に問い詰めても「間違えてブロックしちゃったんだよ!」とかあたふたしながらホラを吹くと思うし、それが虚偽であれ事実であれ私はもうそんな彼に対して諦めの感情を持つようになった。そして暫くした後に、私はタラヲをブロックすることで現実の関係をネットに持ち込まないことを決意し、SNS上ではタラヲと不可侵の関係を取り持つようになっていった。以降私はSNSをしているときはタラヲのことを忘れて楽しいTwitterライフを過ごすことにしたのであった。その頃になると私のTL欄には面白い相互フォローの方々が続出するようになったため、Twitterもまた楽しみの1つとなっていたのであった。ここで終わっていればまだ幸せだったのだが・・・

(因みに補足していくと、今回の記事に出てくるタラヲというのは別に悪人でも悪役として出ているわけでも何でもない。確かにタラヲには、自分に不都合なことが起こると激昂している人をやたらと絆したり機嫌を取ったりする、風呂には最初に入らないと気が済まないくせに夜遅くにならないと風呂に入らないなどといったどうしようもないところがある男だが、それでも私は実家帰省する度にタラヲとは仲良くやっている。小学生時代の頃とは程遠けれど、それでも不仲ということは特にないのだ。)

第2章 GIMME COMFORT ~悪寒がFAST RUNNER~

それから月日が流れた。あれは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』で賑わっていた頃の話であろうか、私がTwitterライフをエンジョイしていた頃、突如TLにハッシュタグと共に見ていてクッソ恥ずかしくなるような文章が多く送られるようになったのだ。その文章の投稿主はあのタラヲである。そう、この文章こそが当記事でいう不快発言であるのだ。この不快発言がどういうわけか私のTLの民にはウケたらしく、(ここでも垢名を明言せずに某国民的アニメのキャラ名を使って表現するとすると、)サザエやマスオ、カツオ、ワカメ、中島、イクラがそれに模した発言をツイートしまくっていたのだ。今でもサザエとマスオ、中島は未だに送っていると思われる。ここまで読んでいる人で「じゃあその文章をミュートすれば良いのでは?」と思った人がいるであろう。残念ながらTwitterの文章に関するミュートは全くと言って良いほど機能しておらず、実際私も一時期気に入らないコンテンツ名をミュートに入れまくっていた時期があるが、吃驚するほど機能しなかったのだ。よって、私はこういった不快発言を世間が糾弾するために様々な策を講じたのだが、私のフォロワー数が少ないということもあって、全くそうはいかなかった。私がそんなとち狂った行動していたとき、私のFF内の1人である波平がこの不快発言に対して嫌っているといった旨を伝えており、私は(私よりフォロワー数多い波平がこういった発言することの方があの文章の淘汰に繋がりそうだな・・・)と思い、私は先述した変な行動をするのをやめたのであった。そのこともあった上に、私にはやるべき重要な課題があったし、SNSよりも1人で娯楽に興じた方が楽しいと思うようになり、ここ暫くはSNSを控えめにしていたのであった。

経緯のまとめ

ここまでの話を読んで「意☆味☆不☆明」と思っている読者、全くもってその通りである。ではここまでの大まかな流れを下に纏めたので、これを読んでほしい。

  1. 私がリア友であるタラヲとはTwitter上では互いに不可侵とすることを決意し、ブロックしてタラヲの情報を遮断する。

  2. そのあと暫くしてからタラヲ原産のクッソ恥ずかしい文章(=不快発言)がTLで何故か蔓延ることになる。

  3. 私が様々な策を施すもいずれも失敗に終わり、それ以来SNSは控えるようになっていく。

ここまで当SNS活用方針の経緯を述べてきたが、ここでは悪者は特におらず、別にタラヲもTLの民も悪いことはしていないということに留意しておきたい。ではここからは、何故あのようなSNS活用方針が誕生したのかについて、先述の経緯を踏まえて説明していく。

シン・SNS活用方針爆誕

先程の経緯だけであればSNSを控えめにすれば良いだけなのである。しかしながら、以下の私の記事にあるとおり、SNSは単なる可処分時間を無駄遣いする娯楽ではなく、現代社会で生き抜くための重要なツールとなりつつあるのだ。

確かにSNSを使わなければストレス量が減るという事実はあるし、SNSは勉学・就活・仕事・家事・育児よりも優先すべき事柄ではない。しかしながら、現代社会における各企業はSNSを重要視しているというのもまた事実であり、自分の好きなコンテンツを存続させるために贔屓にしている作者や有名人、スタッフ一同、会社などに積極的にSNSでアピールすることの重要性が以前よりも大分増してきている。それだけでなく、乗っ取り被害に遭ったときに復帰しやすくするために、自分がどういう人間なのかをフォロワーに知ってもらえるように常日頃から自我を出した発信をする重要性も高まっているのだ。よって私は、楽しくSNSをしつつ先述の不快発言に対抗するために、あのSNSの活用方針を編み出したのである。その活用方針をここにも記述しよう。

  1. 不快発言5個毎に自己顕示発言を1回する。

  2. 当SNS活用方針ないし自己顕示発言をするという行為に対して、不快発言の投稿主からの否定行為があった場合、私がその人に対して、不快発言をやめてくれればこちらも自己顕示発言を今後しないということを伝える。

  3. 当SNS活用方針ないし自己顕示発言をするという行為に対して、不快発言の投稿者以外からの否定行為があった場合、私がその人に対して、自己顕示発言は楽しくていいゾ~と自己顕示発言をオススメする。

ここで補足するが、不快発言というのはあの経緯にある例の文章を指すだけではなく、ただ主観的におもんないツイート全般を指しているものである。ではどうして、この方針があの不快発言に対抗しうるというのかを説明していくが、その説明をする前に以下に示す私のSNS活用におけるスタンスを理解する必要がある。少し長くなるぞ。

SNS活用における自分のスタンス

  1. 報復より幸福を優先する。

  2. 自分の自由度の拡幅を最優先事項とする。

  3. 客観的に法律や公序良俗に反していると判断できる場合や自分の正義や美学に反していると認識している場合を除いて、自分の言動や行動は正当的であると主張し続ける。

上記のスタンスを踏まえた上で私がSNSの活用で大事にしている考えを簡潔に説明すると、悪しき存在・文明を淘汰することよりも自分が楽しくSNSを利用することを重視するというものである。(3はともかく1,2はこの考えに基づいている。)何故このような考えを重んじているのかを説明すると、SNSの利用者の中には自分の思想の主張や正義の執行を優先しまくっている人をよく見かけるが、そういった人になると楽しくSNSを利用することがなおざりとなってしまい、その結果自分で自分を苦しめてしまうことになりかねないからである。私はそういった事態を避けるために、SNSでは自分の思想・正義よりも楽しさを大事にしていくことを心掛けている。では、このSNS活用におけるスタンス(以降SNS活用スタンス)を踏まえた上で、あのシン・SNS活用方針がどのように機能するかを見てみよう。

シン・SNS活用方針の具体的なメカニズム

まず、私がTLを眺めている際に不快発言(=私が主観的におもんないと思っているツイート)が5個流れるとしよう。このときに、シン・SNS活用方針1に則り、私が自己顕示発言(=自己顕示欲・承認欲求マシマシの自分語り・自慢話または思想強めの発言)をするのである。因みに私がする自己顕示発言というのは

  • 自分の思い出話・自慢話

  • 自分が以前に行ったショッピングモールや映画館に関するエピソード

  • 自分と交流のあるTLの民には通じないような内輪ネタ(ゲーム実況者、ずんだもん動画、アニメ版ダイナミックコード、BBEMYBABYなど)の話

  • 自分が思い浮かべる架空路線図の話

  • 社会的貢献が1mmたりともない数学関連の話

  • 甲虫王者ムシキングのゲーム探求(とくしゅわざ・タッグ相性など)に関する話

  • 自分の推しキャラの傾向・解析に関する話(推しの魅力を語るのではなく、自分の推しをふざけ半分で分類したり無理矢理共通項を見出したりするといった話)

  • 自分の造語や脳内設定を介して行われる数々の議論

  • 自分の脳内で生成される妄想100%の物語

  • 賛否が世間と対立する対象に纏わる話(大宮~武蔵浦和で各駅停車する埼京線快速など)

  • 物申す系・政治系・思想系・秋月彗の話

  • 滑ることを承知の上で行う自分の中では最高傑作のギャグ

  • この記事

などといったものである。ネット上においては自己顕示欲や承認欲求丸出しの発言というのは非難されがちなものであるが、そういった発言をするのは誰だって楽しいものであり、自分もそれで快楽を感じる生き物である。では何故そういった発言に非難が集中するのかというと、聞く(見る)に堪えないからである。よって、ここまでの話から、私があのSNS活用方針をもってして何がやりたいのかを一言で表すとすると、

お前らがクソおもんないこと話してキャッキャッするってんなら、俺がウッキウキで自分語りして場を凍らせても文句言えねえよなぁ!?

ということである。つまり、つまらない内輪ノリに対して自分語りで対抗しようとしているのである。要はカウンターである。このようなカウンター行為というのは報復攻撃を目的にしている節が全くないというと嘘にはなるものの、この行為にはちゃんと自分がSNSを楽しむことも加味されており、SNS活用スタンスに則っている実に完璧な作戦と言える。自分語りをするのは誰だって楽しいのである。また、自分語りをする習慣を付けることにより、恒常的にSNS上で自我を出した発信をするようになるため、その結果、乗っ取り被害の対策までもできるようになるのだ。では、ここからはこういった自己顕示発言をするといった行為に対して否定行為(=指摘・反論・苦言・非難・嘲笑・罵倒・お気持ち表明など)がなされたときの話になるが、もしも不快発言をしている当人が否定行為をしてきた場合は「お前があのツイート(=不快発言)やめれば俺もあのツイート(=自己顕示発言)やめるよ。」と条件を提示すればいいのである。その条件をのまずに否定行為を続けようものなら、その人はワガママであるという認識になり、今後はその人とは敵対関係となる、ただそれだけのことである。もしも否定行為をしてきたのが不快発言している人でない場合は「自分語りはいいゾ~これ」とか言ってその人に自分語りの楽しさを伝えるだけに終始する。もっと良い手段としては、自分のTL内で「自分語りには自分語りで対抗する。」という文化を普及させるというのも考えられる。実際、そのような文化になっているアイマス一人合作という界隈が存在している。どんな界隈になっているのかは「アイマス一人合作シリーズ」で検索してみると良い。最初はクソつまらないと感じるかもしれないが、やがて中毒になること間違いないであろう。

一応補足しておくが、上記のような反論の仕方をするのはあくまでも自己顕示発言をするという行為それ自体に対して否定行為が行われたときだけである。自己顕示発言の内容の中身を見て「自分はこの意見には反対だなあ」「いやこの発言は倫理的にまずくないか?」「埼京線快速は北与野・南与野・中浦和は飛ばすべきだろ」などと言うのは別に問題としないし寧ろ大歓迎である。まあ埼京線快速は北与野・南与野に止めた方が良いんですけどね。

最後に

ここまで長いこと当記事を読んで下さり、本当にありがとうございます。後もう少しで終わりますのでもう暫くお付き合いいただけると幸いです。

さて、当記事では今後の自分がSNSを活用するにあたって打ち出した方針について長々と話していった。ここまでの話を簡潔に纏めると、

つまらない内輪ノリには自分語りで対抗する

といったものであった。当記事で打ち出したSNS活用方針は積極的に利用したり改善したりしても咎めることはしないし、寧ろそうしていただけると幸いである。最後に、ここまで記事を読んで「いやTLに時々流れる内輪ノリぐらい見逃せば良くね?わざわざ荒らすような真似なんてみっともないぞ?」と思った人がいるならこう言いたい。

そうですか。じゃあもう良いから黙れ。
私は社会の利用者であって社会の従事者ではない。
私が正しいとすることは私が決める。
他人がどう言おうとも数学は1番分かり易い教科だし、
タランドゥスツヤクワガタが強さ200なのは適正だし、
同志が掲げていた幸せの時計画は人類の平和を考えれば別におかしな計画ではないし、
枢木スザクとシャディク・ゼネリは彼ら自身が主人公として描かれていれば嫌われるどころか寧ろ好かれていただろうし、
NTRなんかより純愛の方が断然良いし、
十六夜咲夜は別に胸パッドを付けていないし、
勇パルよりヤマパルと雛パルの方が神カプだし、
絢瀬絵里は賢い可愛いエリーチカだし、
如月千早とサイレンススズカはキモオタに嘲笑われるべきでない美しいスタイルの持ち主だし、
リゼロで1番可愛い女の子はフェルトだし、
ハイスクール・フリートの最終回は神回だし、
グランベルムと戦翼のシグルドリーヴァは名作だし、
シスター・アイリスは炎炎ノ消防隊で1番可愛いキャラだし、
陽夏木ミカンはまちカドまぞくで1番可愛いキャラだし、
恋する小惑星はもっと評価されるべき神アニメだし、
宮下愛はめちゃくちゃ可愛くて魅力的なキャラだし、
喜多郁代は水虫薬常備しているだけで水虫ではないし、
鬼滅の刃 刀鍛冶の里編のOPは凄く格好いいし、
ウマ娘3期は面白いアニメだし、
雷門瞬はきらら系作品で屈指の萌えキャラで可愛いし、
埼京線快速を北与野と南与野に停車させるのは間違いではなかった。
それらこそが私にとって事実。

まあ、そういうわけなので、今後ともこんな感じの自己顕示欲・承認欲求の洪水とも捉えかねないような記事を量産しまくるのだが、これからもどうぞよろしくってことで。こんな私だけど笑って許してね。ずっと大切にしてね。

天上天下唯我独尊のこの俺だから。


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