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米半導体“NVIDIA”時価総額1兆ドル(140億円)”突破で待ち受ける未来「AIに精通しなければ時代から取り残される!」

本日の動画はこちら https://youtu.be/rHjepvcpG74
米国の債務上限を一時的に停止する法案が、5月31日の午後8時半過ぎに下院で採決されましたが、予想以上に多くの共和党の強硬派議員が反対票を投じました。

国の借金の天井を「取っ払う」法案ですので、そう簡単に議会で通すわけには行かないとばかりに、下院の共和党保守強硬派ら20人以上の議員が反対しており、ケビン・マッカーシー下院議長の求心力のなさが浮き彫りとなりました。

大統領はいかなる採決の結果になろうとも、最終的には拒否権を発動するという「伝家の宝刀」があるので、この先2025年1月まで(次の大統領が就任するまで)、米国の債務は膨らむ一方となります。
果たしてどこの国がその国債を買わされるのでしょうか。

議会は、「必死に審議したふり」を国民に見せる必要があるため、X DAYである
6月5日ギリギリまで、茶番を繰り広げることになるかもしれませんが、時間と税金の無駄使いとしか思えません。
世界中がこの劇場に釘付けになっている間にも、恐ろしいことが起きています。
ロシアのプーチン大統領の自宅付近に、ドローン攻撃があり、その報復として
ロシア側からどんな反撃があるかわかりません。

米国株は、今日31日も、ダウ工業平均株価が134ドル下がり、全体的に低迷したままです。しかし、そうしたなかで、「一人勝ち」している分野があります。
それが「AI」関連株だそうで、特に、米国の半導体メーカー“NVIDIA“の時価総額
は、半導体メーカーとして世界で初めて1兆ドル(約140兆円)を突破しました。

時価総額が1兆ドルを突破した企業は、アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベットといった、ごく一握りの限られた企業した達成していませんが、
NVIDIAがその仲間入りを果たしたということで注目を集めています。

この背景には、NVIDIAのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が29日、人工知能(AI)に関連する新たな製品・サービスを発表したことにあります。

新製品は「DGX GH200」と呼ばれる“AIスーパーコンピューター“が含まれ、
フアンCEOは、台湾で開催されていた台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX)で、その中身について詳しく説明し、顧客らを魅了しました。

NVIDIAは、「新世代のAI製品」を動かす、特殊な半導体のメーカーとしては最大手で、その後ろには、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)や、
インテルといった企業が続いています。

ROBOグローバルのシニア・リサーチアナリスト、ゼノ・マーサ-氏は、
NVIDIAについて、
「現在、同社はポール・ポジション(トップランナーのこと)につけている」
と述べ、
「この革新と活用の波を押していくのに必要な技術を実際に提供している」語っているとのことです。

エヌビディアCEOは、台湾系のアメリカ人で、半導体AIの寵児とも呼ばれていますが、その彼は
「これからの時代、AIに精通しなければ、完全に時代に取り残される!」と語っています。

ジェンスン・フアン(CEO)氏は、「企業と個人は人工知能(AI)に精通する必要があり、さもなければ、負け組になるリスクがある」
との考えを示しています。

AIサービス提供企業の旺盛な需要が追い風となり、NVIDIAの株価は5月26日に、上場以来高値を更新しています。
台湾を訪問中のフアンCEOは、5月27日に行われた国立台湾大学の卒業式のスピーチで、
「AIは企業の状況を一変させ、ありとあらゆる仕事を変えていくだろう」と
卒業生らに語りました。

「機敏な企業はAIを活用して地位を向上させるが、機敏さに欠ける企業は、今後消滅していくだろう」とも述べ、
AIに仕事を奪われると心配する人もいるが、AIに精通した人に仕事を奪われることになるのではないか」とも語ったそうです。
  
AIは、これまで存在しなかった新たな仕事を創出する一方で、一部の仕事を廃れさせるだろうともフアン氏は述べています。

同氏は国立台湾大学の学生に対し、AI時代に迅速に新しい何かを作り出さなければ、時代に取り残される恐れがあると指摘。「われわれは40年の間にPC、インターネット、モバイル、クラウドを作り出し、そして現在AI時代を迎えています。
あなた方は、これから何を生み出すかが重要です。それが何であれ、われわれがそうであったように、新たに生み出す何かを追いかけて行くべきです。
「歩くのではなく、走りなさい!」と、学生たちにハッパをかけました。

ファンCEOは、記者会見などの場では、いつも黒い革ジャンを着ていることから、かつてのアップル創業者であったスティーブ・ジョブスを意識しているようにも見えます。

それにしても、半導体やロボットの分野は、かつては日本のお家芸と言われた時代がありましたが、日本からこういったタイプの起業家が出現しないことが
ちょっと残念な気がします。

しかし、ここをつつくと、トロンの悲劇が再び掘り返されてしまいますので、この辺にしておきますが、
絵文字」だって、元々は日本のガラケー時代に日本人が作ったものですよね。あの当時の日本のガラケーは、世界でも最高レベルだったにも関わらず、ある日
突然、長方形のガラス画面のタッチパネル操作で動くスマホが登場して、操作に慣れるまでずいぶん苦労しました。その上、絵文字までパクられて…。

少し悔しい気もしますが、それでも、なんとか、新しい時代を率いて行けるような「起業家」が、日本から誕生することを願ってやみません。
そのためには、教育、受験制度などを変える必要があるかと思います。
暗記だけが得意な人が、一流大学に入り一流企業に就職できるという時代は、もう終わりました。

これからの時代、無から有を生み出す発想力を、日本の子供たちが育める
教育環境が整うといいのでは、と個人的には思います。

私は、今の子供たちを、絶対に戦場に送りたくありません。しかし、先日の広島G7サミットで、招かざる客を招いて主役級に扱ったため、この先、
日清・日露の戦争が再現されるかもしれない、と巷で囁かれ始めています。もはや台湾有事などではなく、日本有事(日本が当事国)となるのです。

最近、アメリカで、日本のスーパーマリオや、進撃の巨人といったアニメが
大変な人気ですが、こうしたアニメやゲーム、映画までAIが作ってしまえる

ようになったら、未来はどうなるのでしょうか。

月々8万円程度の、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)を貰って、
中央体制には逆らわず、大人しく暮らしなさいと、自分の子や孫の世代に教えたくはありません。

皆さんは、AI時代を生きる次世代の子供たちに、何を身につけて欲しいと思われますか?よろしければコメントで教えて下さい。

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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