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腎疾患と食事療法

今回、退院後の食事について入院中に思ったことの備忘録としてこの記事を書きました。なかなかバランスよく食事摂りながら1日6gの塩分制限を守るのは難しいと思いますが、適度にメリハリをつけて頑張っていければと思います。

1.疾病と食事療法

腎疾患に限らず、高血圧や高脂血症、糖尿病といった疾患を有している場合、食事療法は非常に有効な手段だと思います。いかんせんヒトは食事を通して、生きるのに必要なエネルギーや栄養素を摂取しているため、病気を気にして『食事を摂らない』ということはないからです。
しかしながら、食事をコントロールするのってすごく大変ですよね。まず、外食は基本的に塩分過多、脂質過剰になりやすいです。また、冷凍食品は無機リンが多く含まれので保存期、透析期の慢性腎臓病患者にはあまり好ましくはありません。ちなみに動物タンパク質の過剰摂取についても、動物性タンパク質は有機リンを多く含むので、摂り過ぎはリン過多の原因になります。
要は便利なものに頼ろうとすればするほど、食事療法を適切に行うのは難しいということが容易に想像できます。
食事療法に関しては以下のURLで詳しくまとまっているので興味ある方は見て下さい。

2.退院後の食事をどうするか

私が患っている腎疾患の場合、今後食事で気をつける要素としてタンパク質(腎機能との関連)、塩分(血圧、浮腫との関連)、エネルギー(体重との関連)になります。つまりは腎臓に過度な負担をかけず、健康的に生活できる体格の維持がポイントになる訳です。病院では適切に管理された食事が出るため、何も考えず出されたもの食べてれば1日に必要な塩分、エネルギー、タンパク質を摂取できます。当然、退院後はこの管理を自分でやらなければいけないので入院中の現在、いろんな方法を模索中です。

現在考えている基本方針は以下の通りです。
①自炊の回数を増やす(今まではなんだかんだ週の半分くらいは外食、テイクアウトが多かったので)
②調理法やレパートリーの変更(調理の簡便さ等から比較的濃いめの味付けをしていたり、市販の素を使用して作る料理が多かったので)
③スパイスを極める(これは個人的な趣味です)

管理栄養士の方とも話しましたが、守り続けるのもストレスになるから上手く収支を合わせて無理のない食生活を送ることが非常に大切なことだそうなので、上手く手を抜きながら退院後も食事コントロールができればと思います。退院後の食事に関しては、私のやる気が続けばブログで書いていこうと思います。

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