洋食好きとしては無視できない。洋食屋 ふじ家の「エビフライとハンバーグ」
所用があり、朝から谷町四丁目へ。
9時過ぎに到着し、本来なら30分程度で終わるはずが、諸々のアクシデントが重なり気が付けば11時を過ぎていました。
この日は待ちに待った『HUNTER×HUNTER』最新刊(38巻)の発売日でしたから、一刻も早く書店へ駆け込みたい衝動にかられましたが、お昼時になってしまったことで空腹を満たしたいという欲求がその想いを凌駕し始めましたので、急遽お店を探すことに。
谷町四丁目といえば、以前に伺ったデミグラスソース好きとしては無視できない「とんかつ・洋食専門店 味の店一番」があります。
絶品デミグラスソースの魅力に心は大きく揺れましたが、せっかく来たのあれば、やはり新規開拓したいところ。
「味の店一番」を思い出してしまったため完全に口の中は洋食モードとなり、どこぞにこの欲求を満たしてくれるお店はあるまいかと彷徨い歩いていると、何やら人が並んでいるお店があるじゃありませんか。
しかも、洋食と書いてあります。
それがこちらの「洋食屋 ふじ家」さん。
11時半オープン前ですでに5名ほど並んでいましたから、人気ぶりがうかがえます。
本日のランチは「エビフライとハンバーグ」。
こんな洋食好きとしては無視できない日替わりメニューが用意されているのであれば、入店せざるをえません。
店内は、入ってすぐがカウンター席(5席)で、奥はテーブル席となっています。外観から想像するより、意外に奥行きが感じられます。
カウンターの目の前はオープンキッチンですから臨場感たっぷり。ハンバーグを焼く音、フライを揚げる音なども楽しめます。
1人で入店したので当然カウンター席に案内されたんですが、こちらの椅子、今まで座ったカウンター椅子史上一番大きいかもしれません。
PCが入ったリュックを背もたれ側に置いても余裕がありましたからね。荷物を床に直置きしたくない勢としては、とてもありがたいですよ。
オープン後も続々とお客さんが来店されていまして、スタッフさんが「おはようございます」とやり取りされてる方が多い。常連さんが多いお店のようです。
常連さんが多いお店=だいたい美味いという説を唱えているので、これは期待できそうです。
注文して数分後に、「本日のランチ」が到着。
エビフライ、ハンバーグ、サラダ、ライス、漬物、赤出しというラインナップ。
これぞ「洋食ランチ」という出で立ちです。
写真をご覧いただければおわかりかと思うんですが、このエビフライ、それはもう身がプリップリでしてね。
サイズは小ぶりではあるんですが、食べ応え十分です。
ハンバーグについては、肉肉しい味わい。
肉の味を楽しめつつ、ソースは優しめでベストマッチ。
少しピリっとした後味が追いかけてくるので、なにかスパイスが入っているんでしょうか。
これまで食べたハンバーグとは明らかに一線を画していますね。
美味い。
全体的なボリュームとしては、やや少なめな印象はありましたが、ゆっくり味わう洋食ランチという感じで、一口一口を噛み締めるようにいただきました。
汁物が、味噌汁やスープではなく赤出しというのがまた渋いですよ。
しっかり美味いし。
隣の常連さんは夏季限定の「ビーフカレー」にハンバーグをトッピングしたメニューを注文されていましたが、あれも美味そうでした。
優雅なランチタイムを過ごしたあとは、おっとり刀でジュンク堂へ駆けつけ、待望の『HUNTER×HUNTER』最新刊(38巻)をGET。
幻影旅団の結成秘話エピソードもあり、あいかわらず小説かよと言いたくなるレベルの文字量に圧倒されつつも、食い入るように集中して読了。
次巻以降も無事に発売されることを、ただただ願うばかりです。
洋食 ふじ家
大阪府大阪市中央区鎗屋町2丁目2-1
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