豚汁好きとしては無視できない。汁物ではなく、立派なおかず。「ごちとん ホワイティうめだ店」の豚汁
帰省した際、母親に作って欲しい料理のツートップは「春巻き」と「豚汁」というくらいに豚汁が好きなんですが、大阪で暮らしていても当然ながら豚汁を食べたくなるタイミングが訪れるじゃないですか。
今回もそのタイミングが押し寄せまして、次の帰省タイミングは早くてゴールデンウィークですから、さすがにこの「豚汁欲(豚汁を食べたいという欲求)」を5月まで抑えられない、ということで行ってきました。
それが、数年前からお世話になっている「ごちとん ホワイティうめだ店」さん。
「豚汁欲」が訪れるたびに、利用させていただいています。
数年前に、梅田に豚汁専門店がオープンするという情報を得た時の喜びといったらそりゃもう格別なものでして、豚汁好きとしては無視できないと喜び勇んで駆けつけたことを今でも覚えています。
今ではすっかり梅田の地下街が誇る人気店となっており、ピークタイムともなれば写真の通り行列に。
しかし、あらかじめ並ぶことが分かっているなら、早めに行けば問題なしってなもんで、11時半ごろにお店に到着しました。
この時間なら余裕だろと思っていましたが、すでに満席に近い。
「平日の午前中なのに、この人たちは仕事しとらんのか」という疑問がよぎりましたが、そっくりそのままブーメランが返ってきそうなので考えることをやめました。
あいかわらず豊富なメニューで目移りしてしまいます。季節モノから、スタンダード、サイドメニューもたくさんある。
割と久しぶりの訪問だったので、迷った時は王道を選ぶというマイルールに沿って、「ごろごろ野菜のごちそう豚汁定食」をチョイス。「アジフライ」はマストなので、セットでオーダーしました。
味噌の種類を選ぶタイプの豚汁なのですが、「迷ったら左」の精神で「麦」をチョイス。
待ってる間にも続々と来店しては、人が入れ替わります。女性客も多いですが割と回転は早いですね。
店の前には並ぶ人も出てきたので、早めに来て正解でした。ナイス判断と自分を褒めていたところに、やってきました。
ご飯は大中小と選べますが、ダイエット中でもあるので「中」。
右奥にアジフライ。
左奥にお漬物。
そして、手前にデカ豚汁。
全体的に茶色いですが、食べ物は茶色ければ茶色いほど美味いので、もう美味いですよね。
いかがですか、この豚汁。
名に恥じぬ、具材のごろごろっぷりですよ。
まずは、汁からいただきます。
・・・美味い。
じんわりくる美味さ。味噌が優しい甘味を醸し出しています。食欲をさらにそそりますね。
ごろごろとした野菜はそれぞれ味が濃く、食べ応えも抜群。
ここの豚汁をただの汁物と侮ってはいけません。もはや、これ単体で立派なおかずです。
ご飯が進むぜ。
そして、途中で「アジフライ」を楽しめるのがセットを選びし者の特権。
揚げたてのサクっとした食感と、ソースの無骨な味わい。サイドメニューとしての立場をわきまえつつも、確かな存在感を放つところが心憎いですよ。
ご飯と豚汁とアジフライ。考えうる最高の組み合わせといえますよね。
箸が進むにつれて、ご飯を豚汁に「inするか否か」の葛藤が自分のなかで繰り広げられるわけですが、マナー的にはよろしくないじゃないですか。
すっかりいい大人になってきましたし、そんな「ねこまんま」みたいな食べ方を人前でやるのは恥ずかしいですよ。
だから、大人らしく最後までスマートに食べ終えようと。
もうめっちゃ美味い。
立派なおかずとして独立していて、ご飯に合う豚汁なんですから、inして合わないわけないんですよね。
お茶漬け感覚でサラサラと平らげました。
久しぶりの訪問でしたが、やはりぼくの「豚汁欲」をしっかり満たしてくれるお店でした。
次は「辛味噌チゲ豚汁」を食べようと思います。
ごちとん ホワイティうめだ店
大阪府大阪市北区小松原町 梅田地下街3-4(イーストモール扇町エリア)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?