オンラインでキャンプをどれだけ楽しめるかを実験したら面白い結果になった
コロナの影響による緊急事態宣言によって、なかなか思うようにキャンプができなくなってるよね。
庭キャンとか部屋キャンとかで外出の自粛をしながらもキャンプを楽しむ人が増えているけど、それ以外にキャンプを楽しむ方法ってないのかな? って思ったのよ。
でね、オンラインでキャンプを楽しめるのか? って疑問がわいてきたんだ。
家にいながらオンラインでキャンプをどれだけ楽しめるのかを考えてみたんだ。
そこで思いついたのが、オンライン焚き火。
オンラインで焚き火を囲んで雑談を楽しむことができるのか?
っていうのを実験したくて、『Zoomで焚き火座談会』ってのを企画。
で、昨晩、実際に開催してみたんだ。
当初の企画の段階での課題は、焚き火だったんだ。
オンラインだからさ、実際に焚き火をするわけではない。
だけど、その雰囲気を出したかったから、焚き火の写真を背景にしたり、焚き火の動画を流したりしようかなって考えてたんだ。
でも、参加者の一人が庭先で焚き火をするってことで、焚き火をライブ配信してもらうことに。
そのライブ配信によって、いろいろと面白いことになったんだ。
このライブ配信、焚き火の音声も伝えてくれたので、焚き火がパチパチいう音とか、バチッって爆ぜる音もよく聞こえる。
そして、焚き火とカメラの距離が程よく離れているので、焚き火を囲っているような雰囲気になってきたんだよね。
僕は焚き火の様子をパソコンの画面いっぱいに表示していたのだけど、想像以上に焚き火が近くにある感覚があったのよね。
だから、火を眺めているだけでも面白いし、気持ちも落ち着いてくるので、初めてお会いした参加者さんとも和やかに会話が進んでいったんだ。
この感覚がすごく面白かったんだけど、本当に焚火しているときと同じようにすごく自然と人と仲良くなり、穏やかにコミュニケーションがされているのよ。
誰かに気兼ねすることなく、自由に、自然に話したいことを話し、どんどんと展開されていく。
焚き火に合う料理の話から、食糧不足問題といった真面目な話まで、ごくごく自然に話が展開されていったんだよね。
そこに説教臭さとか、押しつけとか、嫌な感じがない自然な流れでトークが弾んでいく。
これが凄い楽しかったんだよね。
こうした場がオンラインでできるというのがかなり驚きだったんだ。
そして、もう1つ特筆して驚いたことがあったんだ。
それは、焚き火のライブ配信を見てたら、身体が熱くなってきたこと。
焚き火座談会を始める前、僕のいる部屋はちょっと肌寒かったんだ。
だけど、焚き火のライブ配信をずっと見ていたら、だんだん熱くなってきて、着ていたパーカーを脱いじゃったんだよね。
身体が熱くなってきたのは僕だけかなって思ったんだけど、他の参加者さんも身体が熱くなってきたらしいんだ。
参加者の女性の一人なんかさ、普段は末端冷え性らしいのだけど、焚き火を見ていたら指先が温かくなってきたらしい。
オンラインで焚き火を見てたら、身体が熱くなって末端冷え性がよくなるなんて本当に驚きだよね。
だってさ、実際に目の前には熱源なんてないのよ。
あるのは、焚き火の様子が流れている画面だけ。
なのに、身体が熱くなってくる。
さすがにこの効果は、想像のナナメ上をいったね。
なんで身体が熱くなったんだ?
ってのをみんなで考えてみたんだけど、焚き火のライブ配信が音声付きでリアルだったので、過去の記憶から身体が反応したんじゃないかなってことになった。
ライブだから色々な火の変化を見ていたのも、リアルさを感じたのかもしれない。
途中、友達の「あちっ!」っていう声もリアリティを強化したのかもね。
実際にはどうなのか分からないんだけど、身体が熱くなってきたのは本当に興味深いね。
今回、オンラインでキャンプをどれだけ楽しめるか? っていう実験としてオンライン焚き火座談会を企画したのだけど、すごく満足のいく結果になった。
あたかも焚き火を囲んでいるようなコミュニケーションがとれたし、身体も熱くなってきた。
オンラインでも焚き火を楽しむ場が創れるってことが分かったのは、すごく嬉しいよね。
これで世界中のみんなと焚き火を楽しめるからさ。
もちろん実際に焚き火があるわけではないから、薪割りや火付けの楽しさは体験できないけど、焚き火を囲むって楽しさは体験できるかなって。
参加者の方もすごく満足してくれて、次回も参加したいって言ってくれたのでまた開催しようとおもう。
次はまた別の気づきがありそうで、焚き火の可能性が広がることが楽しみだね。
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