萩市の観光・歴史探訪はここからスタート。「萩・明倫学舎」本館。
<【萩・明倫学舎】レポート2>
萩・明倫学舎の本館から4号館は、平成26年3月まで明倫小学校として使用されていた建物です。建築されたのは昭和10年で国登録有形文化財です。木造校舎としては日本最大級の大きさで、その迫力は壮観です。観光インフォメーションセンターなどがあるこの本館が、萩市、萩・明倫学舎を巡る旅のスタート地点となります。
■萩・明倫学舎 本館 全体図
■観光インフォメーションセンター〔本館1階〕
観光インフォメーションセンターは萩の観光の起点です。各種観光パンフレットが完備されているほかインターネットも利用可能と、市内観光に出発するための情報を手に入れることができます。萩の歴史や文化の情報を集めてわかりやすく紹介したこのスペースに入ると「どこから訪問しようか」と興味がわいてきます。また、無料で手荷物を預かってくれるほか、コインロッカーも利用できるため、遠方から観光に来た人にとって重宝するでしょう。手荷物を預かり、ホテルにお届けする「手ぶら観光サービス」もあります。ちょっとした休憩所としても活用できます。
ここで萩の歴史・観光、あるいは萩・明倫学舎の全体を眺めて、観光計画をたてるとよいかもしれません。
■喫茶コーナー Mado〔本館・1階)
観光インフォメーションセンター内にある喫茶コーナー「Mado」。さまざまなメニューを取り揃えており、通年取り扱いメニューに加え、期間限定メニューも楽しめます。
[営業時間]9:00~16:30
■お土産ショップ〔本館・1階)
どこか昔懐かしい教室の雰囲気を残したお土産ショップでは、お菓子や地酒、萩焼や萩ガラスなど約800種類の多彩なお土産が揃っています。ここでしか手に入れることができない萩・明倫学舎オリジナルの商品も多く、旅行のお土産を買うのに最適です。
「手荷物を増やしたくない」という方、お土産は発送できます。
■レストラン・カフェ 萩暦〔本館・1階〕
萩明倫学舎内にあるレストラン・カフェ「萩暦」では、萩の食を堪能できます。萩を代表とする食材を用いたおすすめの御前である「萩御膳(2,640円)」をはじめ、彩り豊かな篭盛七種の小鉢とお刺身が目を惹く女性に人気のランチセット「萩暦ランチセット(1,980円)」も用意しています。
席は事前にお店に電話すれば予約ができます。
[営業時間]11:00~15:00/18:00~21:00
(※夜は前日までに要予約 TEL:0838-25-8543)
■萩藩校明倫館展示室 〔本館・2階〕
幕末から維新にかけて、多くの優秀な人材を生み出したことでも知られる萩(長洲)藩。いったいそこではどのような教育がなされていたのか、人材育成の背景について「萩藩校明倫館」を中心に紹介しています。
■明倫小学校展示室 〔本館・2階〕
明倫小学校は明治18年(1885年)に藩校明倫跡地に開校した小学校です。現在は「萩・明倫学舎」の名称で観光施設となっていますが、校舎は昭和10年(1935年)に建設されてから平成26年(2014年)まで実際に小学校として使われていました。
明倫小学校展示室では小学校の歴史を紹介しているほか、明倫小学校ならではの「松陰先生のことば」の朗唱を映像と共に知ることができます。
■ジオパークビジターセンター 〔本館・2階〕
ジオパークとは「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」を組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味します。ここでは萩の大地の成り立ちをプロジェクションマッピングで学べるほか、萩のジオストーリーを紹介するパネルを見ることができます。五感を使って楽しむ「ハンズオン展示」が特徴で、ジオツアーなどの企画も行っています。
(本館を見学して)
本館の玄関を入ると、スタッフの方が温かく出迎えてくれました。
観光インフォメーションセンターには萩市全体を観光・探訪するための情報が集約されています。萩・明倫学舎のことも、萩全体のことも、ここで情報を確認してから旅に出るのがよいと思います。館内の案内はガイドさんにお願いすることもできるので(事前に予約が必要)訪問が初めての方はお願いするとよいでしょう。
萩・明倫学舎 公式サイト
「萩・明倫学舎」 山口県萩市江向602番地(萩市役所前)
■萩市へのアクセスはこちら(萩市観光協会公式サイト)をご覧ください
→2号館のレポートはこちら
→4号館・3号館のレポートはこちら
(資料・画像提供 萩・明倫学舎)