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コワーキングスペース完備、サテライトオフィスとしても活用されている4号館。『萩の新しい働き方』が、ここから始まっています。

<【萩・明倫学舎】レポート1>
山口県萩市。田代コンサルティングの代表・田代が学生の時に修学旅行で訪れたゆかりがある地です。そんな萩市の活性化の役に立てればと、田代コンサルティングは企業版ふるさと納税で萩市に寄附をしました。その受納式が6月に萩市役所で行われました。せっかく萩まで来たので、萩で注目されているスポット「萩・明倫学舎」を見学することになりました。

萩・明倫学舎は、平成26年3月まで小学校として使われていた日本最大級の木造校舎(昭和10年建築)を改修した建物で、「本館」「2号館」「3号館」「4号館」から構成されています。建物それぞれにコンセプトがあり、特徴的な施設となっています。

私たちがまず注目したのは「4号館」です。ここにはコワーキングスペースや企業のサテライトオフィスがあり、新しい働き方ができる場所になっているということです。
この4号館から、レポートします。


■「萩・明倫学舎」とは

まずは、「萩・明倫学舎」の概要と、この施設がつくられた経緯を、萩市の資料から紹介しましょう。

全国屈指の規模を誇った萩藩校明倫館跡地に建つ日本最大級の木造校舎(昭和10年建築)を保存改修し、「萩・明倫学舎」として本館・2号館が平成29年3月4日に開館。(平成26年3月まで明倫小学校として使用)
本館・2号館は萩観光の起点として、また、松下村塾とともに明治維新の原動力となった萩藩の人材育成を担った萩藩明倫館の流れをくみ、萩教育の原点となった学びの場として整備。
4号館は令和4年3月に「産業振興・人材育成・交流」の拠点として整備。
3号館は令和4年9月に観光の拠点及び文化振興の場として整備し、本館から4号館まで全館開館した。
  
<跡地活用に至った経緯>
校舎は、改築から既に78年を経過し、老朽化が進んでいることや安心・安全な教育環境を図るべく耐震性の観点から、山口県から無償譲渡された隣接の旧萩商業高校跡地に平成26年4月に移転することになりました。
その後の敷地については、市街地の中心に位置し、市役所や商店街、近年整備された中央公園や図書館にも隣接した交通の中心エリアでもあり、敷地の主要部分は水練池や有備館、明倫館碑などの遺構が残る国指定史跡「旧萩藩校明倫館」であり、さらには明倫館遺構南門や聖賢堂などが市の有形文化財に指定されるなど、多くの観光客が立ち寄るスポットでもありました。
以上のことから、明倫小学校移転後の広大な敷地及び文化的価値の高い木造校舎の活用は本市における重要な課題となり、その有効活用図るため基本方針を平成26年1月に定め有効活用を検討することとなりました。
折しも、平成30年は明治維新から150年の節目にあたり、本市において様々な関連事業が展開され、その目玉の一つとして萩・明倫学舎(本館・2号館)を整備することとなったわけです。

出典:萩市 商工観光部 萩・明倫学舎推進課作成「萩・明倫学舎の概要」

■萩・明倫学舎 4号館とは

萩市への移住を促進し、若い人たちが萩市に定住するには、働く場所の確保が必要であり、また、市内外の人たちと交流する場所や機会が必要と考え、4号館は整備されました。
コワーキングスペースやワークショップ、シェアキャンパス、移住の相談所などがあります。
その他、教室の一部は企業の事務所(サテライトオフィス)としても活用されています。

■萩・明倫学舎 4号館 全体図

■コワーキングスペース MeiLink 〔4号館 1階・2階〕

高速Wi-Fiを完備したコワーキングスペース。ワーケーションやテレワーク、出張中のワークスペースとして利用できます。
萩・明倫学舎という歴史的建造物の中で仕事ができるという貴重なスペースです。

■利用時間
 午前9時~午後9時まで
 (年末年始、2月第1火曜及びその翌日は休館)

■利用料金(お一人)
 <1時間につき> 一般:200円、学生:100円
 <月額会員> 一般:3,000円、学生:1,500円
 ※月額会員の方は月に何度でも利用可能。
 ※学生の方は学生証を確認します。

■その他の設備など
 ・WEB会議用の防音ブース有(一人用)
 ・プリンター、プロジェクターなど、有料で利用可能

→利用方法など詳しくはこちらをご覧ください。

■サテライトオフィス〔4号館 2階〕

萩市では、2015年から「萩市サテライトオフィスプロジェクト」をスタートし、情報通信環境とICTを活用することで企業と人材の流入を促し、雇用の場の創出による地域の活性化に取り組んでいます。萩・明倫学舎4号館の一部の教室は、萩市に進出した企業のサテライトオフィスとして活用されています。
<入居事業者>
・綜合警備保障株式会社 山口支社 萩営業所
プラントメイクRISE株式会社
株式会社Phone Appli
ハイテクインター株式会社
株式会社バリューアップジャパン
山口せわやきネットワーク

→萩のサテライトオフィスに関する情報は下記もご覧ください。
 「HAGi_(ハギアンダーバー)」

■萩への移住の相談なら porto〔4号館 1階〕

萩市へ移住を希望する方が相談できる場所です。
■開館時間 午前9時~午後6時
■定休日 日曜日・月曜日・祝日(年末年始は休み)

→詳しくは下記をご覧ください。
 「萩暮らし応援サイト」

■萩・明倫学舎 3号館

3号館には「萩市観光関連団体事務所」「交流室」「市民ギャラリー<ふれ愛ギャラリー萩ぶらっと)>」があります。
市民ギャラリーでは、市民の方が創作した絵画、工芸品、写真などを展示することができます。その他、3号館にはイベントや会議、セミナーなどに利用できる部屋があります。
萩・明倫学舎は、施設を見学できるだけでなく、さまざまな用途に利用できる点も魅力です。

【利用可能施設】
■多目的復元教室(定員40名) 
■復元教室(定員40名)  
■展示映像室(定員約40名)
■特別応接室(定員約20名)
■多目的実習室(定員10名)
■天井裏見学室(定員約60名)
■交流室・小(定員約30名)
■交流室・大(定員約60名)
■市民ギャラリー・小
■市民ギャラリー・大

→利用料金など詳しくはこちらをご覧ください。

(4号館・3号館を見学して)
人口減少という地方の課題を考えた時に、その課題を細分化すると必ず出てくるのが「そこに仕事があるのか」ということです。そこで、萩市が考えたのが「新しい働き方に対応する働く場所をつくること」でした。コワーキングスペースは、コロナ禍でリモートワークが多くなり、会社でもなく、家でもなく、「第3の働く場所」として都市部を中心に浸透しましたが、萩市はそのコワーキングスペースを「萩・明倫学舎」につくりました。
木造の、もと小学校の教室を改修してつくられたスペースは古さと新しさが融合したような雰囲気で「ここなら仕事がはかどるだろう」と思いました。
また4号館の教室の一部は企業のサテライトオフィスとしても利用されており、ここから萩市に新しいビジネスが生まれています。
4号館、3号館には借りることができる教室がいくつかあり、会議や研修などもできるとのことです。
ワーケーションや出張の際の仕事場として利用するのにとても便利な施設です。


萩・明倫学舎 公式サイト
「萩・明倫学舎」 山口県萩市江向602番地(萩市役所前)


萩市観光協会公式サイト


■萩市へのアクセスはこちら(萩市観光協会公式サイト)をご覧ください

→本館のレポートはこちら
→2号館のレポートはこちら

(資料・画像提供 萩・明倫学舎)