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目の前にあるのに見えなくなるのが「陰謀論」

先日、UNの前にこんな銅像が設置された。UNのツイートはこんな風に紹介している。「国連本部の外にあるビジターズプラザには、国際的な平和と安全のための守護者が鎮座しています。この守護者は、ジャガーとワシを融合させたもので、メキシコのオアハカ州政府@MexOnuから寄贈されました。アーティストのハコボとマリア・アンヘレスが制作したものです。UN Photo/Manuel Elías.」

この像が聖書(黙示録とダニエル書)に出てくる「獣」と似ているとするSMSが無数に上がっているのだが、その聖句とはこれ↓↓

私の見たその獣は、豹に似ており、足は熊の足のようで、口は獅子の口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地は驚いて、その獣に従い、そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう」と言った。ヨハネの黙示録 13章2~4節

竜(悪魔)が獣に権威を与えたために、力を持っていたことがわかる。

第一のものは獅子のようで、鷲の翼をつけていた。見ていると、その翼は抜き取られ、地から起こされ、人間のように二本の足で立たされて、人間の心が与えられた。ダニエル書 7章4節

これも獣なのだが、人間として振る舞っているのがわかる。

なんでこんなの国連本部の前に建てたんだ??

続いてこの記事。

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2週間前ほどに、WHOが招集して各国の要人達が集まり特別総会が開かれた。そこで、パンデミックへの予防、備え、対応を強化するための政府間交渉会議(INB: Intergovernmental Negotiating Body)を設立することが決まった

最近の世界のテーマといえば、パンデミックや環境問題がメインだ。これらは国境を超えて取り組まなければいけない問題のため、各国で連携して取り組む必要がある。そうすると国連が牽引して進めていきましょう、って話になる。

しかし、国はそれぞれ主権を持っており、国の事情が違うのだから、国の決断は本来優先されるべきだ。パンデミック一つ取ったって、気候も同じウイルスに対する元々持っている免疫も違うし、同じワクチンに対しての効き方も同じではない。経済事情、地理的要素、全部が違う。

県でも事情が違う。それぞれの地域が主体性を持って決断できるシステムを維持することは大切で、国連を過大評価して、無防備に信頼して、簡単に決断と権限を譲渡してはならないと思う。

「陰謀論」とさえ呼んでおけば、何やってもバレない??

ここで「この国連の「獣」は世界政府への警鐘を鳴らしている」と締めくくったなら、「陰謀論」と言われて一蹴されてしまうかもしれない。

「陰謀論」をを考え出したのはCIA

実は「陰謀論」という言葉は、1960年代にCIAがJFK暗殺に関する政府バージョンの説明に異議を唱える声を抑えるために作られた。CIAは400人のアメリカ国内外の著名なジャーナリスト達に金を渡して、同じストーリーラインを執筆してもらい、異なる意見や疑問を「陰謀論」と嘲笑して、この言葉が広く使われるようになった("Mocking Bird 作戦”)。詳しくは動画にしたので興味ある方は観てください↓


目の前にあるのに、ずっと目の前にあったのに、見えなくなる。当たり前のことがわからなくなって混乱してしまう。でも、静まって自分の頭で考えるだけで、常識を使うだけで、見えてくることはたくさんあるのかも。

そう考えると「覚醒」は案外近いところにあるのかもしれない。

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