見出し画像

一人ってこういうことなんだ

犬が家に来てもうすぐ20日になります。
先住犬のコロンとの二人暮らしから、大きく状況は変わり
1日がさらにあっという間に過ぎるようになっています。

ずっと悩んだ後輩犬
コロンが匂って離れなかった後輩犬ですが、やはり家に突然犬がいるということに
コロンは戸惑い
もちろん私も戸惑い
これまでの平穏な日々が全くなくなってしまいました。

そうなることを予想していなかったのか
そう、全く簡単に考えていました。
プラスに考えるクセがついている私は、
【後輩犬が来たらこうなる!】と想像していました。
①コロンの刺激になり、コロンが若返るだろう
②優しいコロンならすぐに受け入れてくれるだろう
③コロンも先住犬と暮らした経験があるから大丈夫だろう
④コロンがいなくなった時の喪失感を少しは癒してくれる存在になるだろう
⑤家族が増えることで私が仕事に力を入れて頑張るだろう

夫が闘病中から、後輩犬を飼おうと思っていましたし
夫は「新しい犬が来たら元気になる!」と目線で言ってくれていましたから。
ずっと前から考えていた犬ですが、
いざ我が家の一員になってみると
私、気づきました!!!

そう、私は一人
手は2本
そう、一人で2匹は大変です!
おまけにコロンをケアするあまり、さらに気を使い、ヘトヘトになってしまいます。

動けない重度障がい者の夫だったけれども、彼がいたら絶対に違った。
安心感が全く違うのです。
夜も私一人だし、私の手は2本。
夫と一緒に寝ていたコロンは亡くなってからずっと私と寝ています。

リビングに後輩犬ポッキーを
寝室にコロンと私
という、苦肉の策に落ち着きました。

適度な距離を保ちながら、コロンにポッキーを馴染ませていく作戦です。
てか、それしか思いつきません。
エアコンの電気代も2倍!!!
うーむ、これは大変!!!

コロンもすごく頑張っています。
そして、ポッキーも。
夜も泣かずに、ゲージで朝まで寝ています。

やはり!!!
この家に来る犬は「私とコロンを助けにやってくる」そう思って出会いを待っていたので
やはりそうなのね、だから、こんな賢い犬がやってきたのね。うるうる。

プロのアドバイスもいただきながら
徐々に距離を近づけています。
もちろん、コロンの様子をじっと観て、無理はさせません。
そこだけは死守しています。
って、大変ですけどね。

全ては自分が蒔いた種
自分でやっていくしかないのです。
これがソロ活なんだ、一人ってこんなことなんだ
改めて痛感しています。

まっ、やってやれないことはない、やらずにできるわけがない!
で、のんびりとやっていきます。

後輩犬を子育てしている中で
大きなことに気づくことができまています。
それは
コロンができて当たり前のことを全く褒めていなかったってこと。
そう、おとなしくても座れができていても、当然だと感じていて
褒めることを忘れていました。
ごめんね、コロン。
ポッキーのおかげで、そこを気づけてよかった。
ダメ母でごめんね。

あと手が2本欲しいです。
どこかに落ちていませんか。

新堂きりこ

よろしければサポートをお願いします。 いただいたサポートは社会復帰への新しいチャレンジの活動費とさせていただきます。