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Prusa Reserchより、PrusaSlicer 2.4.0 α1/α2/α3がリリース
2021/9/1にPrusa Reserchから次のバージョンのPrusaSlilcerのプレビュー版 2.4.0 α1がGitHub上に公開されました。
🎉同日はPrusaSlicerのフォーク元であるSlic3rの最初のコミットから10周年の記念すべき日だったとのことです。🎉
10 years ago today I pushed the first commit of #Slic3r. It was the beginning of a long journey for me, for an entire community of wonderful creative people and for #3Dprinting in general. Happy birthday Slic3r and long live #Opensource! pic.twitter.com/sw6xA026Wc
— Alessandro Ranellucci (@alranel) September 1, 2021
続いてα2とα3もリリースされています。
では主要な機能改善を見てみましょう。
FDM supports improvements
今までは四角のタイル状にサポート部位が設定されるようになっていましたが、サポートのスタイルにSnugと呼ばれるサポート部位に沿う形状が追加されました。
今回の改善でUltimakerのCuraと同様に必要な場所にだけサポートが取りつくように変わりました。
的確に必要な部分をサポートをしつつ、印刷時間が短くなります。
さらにそれに伴いいくつかの制御パラメーターも追加になっています。
ボトム側のサポートインターフェイスの有無を選るようになり、印刷時間の短縮とサポートの除去の容易さ両面で使い勝手向上しそうです。
Bottom layers bridges
Slic3rの時からサポートされる部位のボトム層に関してはブリッジを使用するようなスライスが成され、「サポートはブリッジを支える物」という思想で、ブリッジをさせるために多めに樹脂を出しながらゆっくりと動いていました。
そのためボトム層が太いラインで押し出され粗くなりがちでしたが、2.4からはほかのレイヤーと同様になります。
もちろんPrusaSlicer2.3までのClassicな状態も選択可能です。
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