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フィラメントにザオリクを FilaDryer S1: The Most Cost-effective 3D Filament Dryer Box

PolymakerやeSunもフィラメントドライヤーや乾燥状態でストックするストレージをリリースしているが、今回Sunluからもフィラメントドライボックスがリリースされた。
まずはKickstarterでのキャンペーンが開催されているので、一台賭けてみた。

競合製品

現時点でeSunのeBOXやPolymakerのPolyBoxとどの程度違いがあるのかはよくわからない。
加熱乾燥機能はついているようだ。
あとは500gのフィラメントなら2本格納可能とのアナウンスがある。

eSun eBOX
過熱乾燥機能と重量計測機能付き。
カバーと本体の間に隙間があるように見える、シール材はなく、密閉性は期待できない。

Polymaker PolyBOX
密閉度は透明カバーとベース部分に間に折り返しがある分多少マシ?
1kgリールが2本入れられる。

乾燥させておけばトラブルにならない

以前記事の中でこんなことを書いていた。
「プリンタ本体の性能・整備状況、3Dデータとスライス設定、そして樹脂材料の3本柱が品質を決めます。」
良いフィラメントも良い保存状態でなければ性能を引き出せない。

湿気を避けて樹脂の高分子のチェーンが分解されるのを防ぎ、印刷時のトラブルにならないように樹脂から水分を排除する必要がある。
使いかけのフィラメントをジップロックに入れたりするのもいつまでも大丈夫というわけでもない。
こういった製品で印刷品質を復活させる手段を持っておくのは必要かもしれない。
吸湿のせいでフィラメントを無駄にした金額や、印刷に失敗に費やした時間は結構痛い。

もちろんすでに出ている製品を購入してもいいし、
Sunluのフィラメントドライヤーを安く手に入れるチャンスに賭けてみてもいいだろう。
7月の半ばまでチャンスはある。

あなたの生活によい3Dプリントがありますように。

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