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Snapmaker用のエンクロージャーを作る

エンクロージャー、まぁ箱ですね。囲い。
元来のめんどくさがりなので手の込んだものではありません。
箱の中の温度が少し高めで、均一かつ安定していた方が樹脂の収縮が抑えられて印刷品質が高まります。失敗も減るでしょう。
それに箱があると幾分静かになりますね。

いや、そもそも専用品があるけど.....二万円か.....
レーザーとかCNCを使うならこういう箱のほうがいいですけどね。

作り方

今回は思い付きでササっと作ったので段ボール製です。
手じかにある段ボール箱から選んだのは完全食COMPの段ボール箱でした。
縦に倒したらこの通りピッタリ
移設したタッチパネルとフィラメントフックの位置を含めて最高です。
段ボールは適度に強度があり加工が簡単で、断熱性もあり、多少の遮音性もありますので、最高の素材ですね。

Amazonの段ボールの切れ端をぐっと曲げてガムテープで上だけ貼ったら完成です。
扉を閉めるときには切れ端をギュッと押し込んだら写真のように大体密閉できます。
あまり密閉すると中で樹脂が制御基板が茹で上がってトラブルになる場合もあるので、これぐらいが良いでしょう。
配線の穴とか開けたかったら後ろ側にでも開けましょう。

結果

材質はPLA、ベッド温度40℃で足元約80mm角のFDMtestベンチマークをやってみましたが、一切浮きなく出力できました。
スティックのりでの補助などもなしです。
普通は60℃ぐらいまで上げるので、素晴らしい結果です。
庫内は30℃ぐらいはある感じでしょうか。庫外よりは明らかに暖かいです。

遮音性については「一応ある」ぐらいですね。
モーターからのキューキューという駆動音はそれなりにカットされました。

手近にちょうどよい段ボールがあれば15分で完成すると思います。
デメリットはないのでぜひやってみてください。
コツは完璧過ぎるものを作らないことでしょうか。

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